TK1911T cal. 44TK⑪

ようやく休日です。
しかし明日は休日返上で仕事が入ってます。
今月も忙しいです…



実はオクでこんなグリップを入手していました。
これなら現状でインパクトに欠けるTK1911Tにピッタリです!
届いた時点で表面にニスが塗られていましたが、ニスだけでは心許ないので二液ウレタンつや消しクリアーで強力に表面保護しました。

しかし…

このグリップは米国製です。
使用されているヘビ革は "ヒガシダイヤガラガラヘビ(Eastern Diamondback rattlesnake)" という米国の固有種です。ロシアには生息していないヘビです。
コチラです



ロシア製の銃にロシアに生息していないヘビ革グリップを装着するのはどうなの?と思いましたが、このヘビはワシントン条約で輸出入が禁止されていません。
それに妙なトコロに拘っていると「拘るポイントがおかしくない!?」とツッコまれそうなので、有り難く装着する事にしました。
ワシントン条約はコチラです
とはいえこのヘビは「世界最大のガラガラヘビ」として米国で保護活動が行われているのも事実です。貴重なヘビ革の割には安かったですが。
コチラです

ヘビの話はこの位にして…

昼まで爆睡して起きると今日は晴天です!
今年一番の冷え込みを除けば絶好のロケ日和です!

という訳でやってきました府中湖!
北風がピュウピュウ吹いていますが極寒という程ではありません。
冬らしい巻積雲が波状に浮かんでいます。



いつもの湖岸は本格的に工事が始まった様で完全閉鎖されています。
そこで別の場所から湖岸に降りられないか探索してみました。
すると竹藪の中に湖岸へ降りる鉄の階段を発見!



喜んで降りて行きます。
階段自体がユサユサ揺れるので不安でしたが、無事に降りました。
しかし…



降りたトコロは行き止まりでした。
今は冬なので水位が下がっています。3m位下側に湖の底が露出していました。飛び降りれば降りられますが、登る方法は皆無です。ロープすらありません。
諦めて別の場所を探索します。



湖をグルッと一周して反対側に来ました。
ちょうどクルマを停められる広い路肩と湖岸に降りるコンクリートの階段を見つけたので降りてみました。

恐らく冬以外は水没していると思われる水位0m地点に降りてきました!
大自然(大袈裟)を独り占め状態です!
しかし…



さすがは湖の底です。油断していると急にズボッ!と足首まで沈みました!
「ヤバいトコロに侵入したかも」と思いながら必死で歩いて木々が生えている固い斜面に辿り着きました。
釣り人に見られたら腹を抱えて笑われそうです…



このポイントからの府中湖は絶景です!
嘘偽りなく『逆さ富士』も目じゃない美しさです! さしずめ『逆さ城山』といった趣のある風景です。

右側の斜面沿いに進んで行きます。



斜面は固い地盤なので安心です。
標的のモンスターエナジー白缶を吊り下げるのに丁度良い木々が沢山生えています。
「足ズボ地帯」を踏破するのが大変でメチャクチャ疲れました。



後方を確認しても民家は全く見えません! ココなら本当に誰にも邪魔されずにロケに集中できる完璧なロケーションです! 良いポイントを見つけました!
水位の下がった「冬限定」の可能性はありますが…





ヘビ革グリップを装着したTK1911Tです!
普通のガンブルー仕上げの1911系に装着するとグリップだけが悪目立ちしそうなアクの強いグリップですが、アースカラーのTK1911Tには抜群に似合ってます! 実銃TK1911Tを忠実に再現したオリーブドラブのM1911A1グリップとは「ハマり具合」が比較になりません!



銃全体が冬枯れの風景に完全に溶け込んでいます。迷彩効果の高さに驚きます!
「究極の迷彩は野生動物の外観」と何かで見たか読んだ記憶がありますが、このヘビ革グリップはそれを完璧に証明しています。
そういえばカマキリも夏は緑色、冬は枯葉色になりますよね。



今日の府中湖周辺の最高気温は9度ですが、湖岸を吹く北風のおかげで体感気温は7度がいいトコです。
事前にコンビニでホッカイロを購入しておきました。

今回のロケは来年のカスタムガンコンテスト用の動画撮影も兼ねているので、いつも以上に気合いが入っています。
いつもの初速計測と10m&20mの標的射撃に加えて、3Dプリントフルスクラッチで製作したPA12製スライドが普通のABS樹脂スライドと何ら変わりなく使用できる事を証明する動画を合わせて撮影します。

撮影した動画がコチラです。


…あまりの寒さに全く作動してくれませんでした。
ドライヤーならともかくホッカイロ程度ではどうにもなりません。これだけ寒いとガスブローバックは厳しいです。
朝起きた時から判ってはいたのですが、どうしても撮影に行きたかったので…

という訳で、ちゃんとしたロケは来年の春以降に延期です。
次回こそビシッ!と完璧な動画を撮影します!



という訳で泥んこの靴で運転して帰宅しました。
そして泥に足を取られながら必死で歩いて汗だくの服を着替えて、日が暮れないうちに家の前で改めてブツ撮りしました。

マルイMEUピストル改TK1911Tの完成です!
実銃TK1911Tを忠実に再現すると予想以上に面白味がなかったので急遽グリップを交換しましたが、なかなかどうして魅力的な銃になりました!





アースカラーの1911系というだけでも新鮮味がありますが、無刻印のスライド左側やキリル文字刻印のスライド右側など見どころ満載です!
各種レバー類が黒色で統一されているトコロにもセンスの良さを感じます。





スライド上の反射防止リブが特徴的です。
思えば「マカロフみたいな波状のセレーションの入ったゴールドカップナショナルマッチ風のリブを再現したい」という私の問い合わせにマッドさんが「1911系のリブ加工は見た目以上に加工が大変で工賃が高くなりますよ…」というハナシの流れで「スライド全体を3Dプリントで製作する」事になったのがコトのキッカケでした。





「清水の舞台から飛び降りる」とはよく言ったモノで、何事も積極的に新しいコトに挑戦すべきですね。
ま、今回は「清水の舞台から転落死」にならなくて良かったです…

アスファルトの上だとヘビ革グリップが松の木か何かのエキゾチック系木製グリップに見えなくもありません。元々が少々下品なテカテカのニス仕上げだったのをつや消し仕上げに変更したために余計そう見えます。それもこれも銃全体がつや消し仕上げなのでグリップだけが悪目立ちしないようにつや消し仕上げに変更した結果です。
それでも触れば凸凹したウロコの感触がハッキリ判ります…







そして.44TK仕様のアウターバレルです。
正直この弾薬については未だによく判りません。使用する薬莢は7.62×39mm弾を.45ACPの長さに短縮したモノですが、実際に使用するのはボトルネック部分より後方の太い部分です。そして装填されるのは球形の11.5mm非致死性ゴム弾。
「ゴム弾といえども相当強引に押し込まないと装填できないのでは?」「銃口の口径は何ミリなのか?」など、この弾薬とバレルに関する疑問は尽きません。

現状は純正インナーバレルの外径とはぼ同じ直径なので「口径8.55mm≒9mm」となります。実銃TK1911Tの写真はもう少し口径が小さい様に見えますが、大体9mm口径や.38super口径と同程度と思って良さそうです。









スラリと伸びた段付きアウターバレルが美しいです。
同時に露出するロングリコイルSPガイドロッドがチルトアップしないシンプルブローバック方式を際立たせています。

アウターバレルの表面仕上げは本当に苦労しました。
その甲斐あってピッカピカに輝いています! 頑張って研磨して良かったです!
それだけの研磨に耐えるPA12素材も凄いです!











良好なサイトピクチャーについては前回も書きました。
非常に狙い易い優れたF/Rサイトです。特にRサイトが素晴らしい!
1911カスタムではノバックサイトとか10-8サイトとか色々なRサイトが存在しますが、それらの有名なRサイトに決してヒケをとらない優秀なRサイトです。
トリチウムが埋め込まれれば完璧です!





アスファルトの上だとちょっと当たっただけで「ガリッ!」といきかねないので気を遣います。二液ウレタン塗料といえどもアスファルトには勝てません。
ま、一番剥がれ易いのはロングスライドストップに塗ったブラックブラッセンというのは公然の秘密です…



一見タクティカルなアースカラーながらヘビ革グリップやシルバーのアウターバレル等の絶妙なハズしワザを駆使した無国籍風味の漂う1911クローンになりました!

「思惑通りに完成しました」

この一言に尽きます!
来年のカスタムガンコンテストが今年と同じ二作品応募方式なら一作品はこの銃を応募します! そのために今日ロケに出向いたのですが…
撮影は来年に持ち越しです。



これでTK1911T編はひとまず終了です。
とはいえアクセサリー用のMGC製.38super仕様マガジンの記事があるので、もう一回だけ続きます!
来年ロケを行えばその記事もUPします!

お楽しみに!




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