TK1911T cal. 44TK②

さてTK1911Tです。
基本的には1911系ですが細かい部分が色々違っています。
試作モデルの写真で各部分の形状を見てみましょう。
コチラです





MEUピストルとの共通点は次の五点です。

 ・ エジェクションポート形状
 ・ アンビサムセフティ(Kings Gun Works風)
 ・ グリップセフティ(Springfield Armory風)
 ・ ストレートメインスプリングハウジング
 ・ 黒色バレルブッシング

コレがMEUピストルをベースガンに選んだ理由です。これらのパーツを社外品で揃えると凄い金額になります。純正状態でカスタムパーツ満載のMEUピストルはベースガンに最適です。









コチラは市販モデル一歩手前の最終試作モデルです。
"Arms & Hunting" ショーに出品された市販モデルでは形状が見直された独自形状のパーツが何点か使用されています。



MEUピストルとの相違点は次の通りです。

 ・ F/Rサイト(独自形状)
 ・ バレルブッシングのテーパー加工(独自形状)
 ・ 段付き小口径ストレートブローバック仕様バレル(独自形状)
 ・ ロングワイドスライドストップ(John Masen風)
 ・ ロングリコイルSPガイドロッド&プラグ
 ・ 黒色3ホールトリガー
 ・ エッグホールハンマー(独自形状)
 ・ スライド上部の波状セレーション入り反射防止リブ(独自形状)
 ・ スライド前後セレーション(独自形状)
 ・ グリップパネル(M1911A1風)
 ・ .44TK仕様マガジン(独自形状)

独自形状のパーツがスライド側に集中的に使用されています。
フレーム側は厚ぼったいロングワイドスライドストップとアンビサムセフティ以外は普通の1911系に見えます。

市販モデルではこの厚ぼったいロングワイドスライドストップとアンビサムセフティとヒョウタンみたいなエッグホールハンマーの三点が形状変更されています。
前回紹介した動画で確認できます。


ロングワイドスライドストップの下側が逆R状に形状変更されています。アンビサムセフティも少し薄くなっている様に見えます。そしてエッグホールハンマーも一般的な形状に変更されています。

実はこの銃はストレートブローバック方式です。
動画の次段装填シーンや発砲シーンでバレルがティルトしていないのが確認できます。発砲中もホールオープン時もバレルとロングリコイルSPガイドロッドが平行な状態を維持しています。
前回紹介したもうひとつの動画でも確認できます。後半の発砲シーンです。


ここまで様々な相違点を見てきましたが…

やはりエアガン的に最も重要な違いはズバリ「刻印」です!
スライド右側にドーン!と施された刻印は絶大なインパクトがあります!
しかもキリル文字です!
1911にキリル文字の刻印が施される時代が到来するなど、ジョン・ブローニング氏は夢にも思わなかった事でしょう。



という訳でマルイMEUピストルを購入しました。
今回も新品を使用します。マルイの銃は実売価格とオクの程度良好な個体の価格がほぼ同じです。それならば手間をかけてオクで中古を購入するよりもamazon等で新品を購入する方が色々な意味でお得です。



実は新品のMEUピストルを見るのは今回が初めてです。今まで手にしたMEUピストルは表面がツルツルになった中古ばかりだったので、新品のブラスト処理された表面仕上げの美しさに驚きました!
あまりの綺麗さにカスタムしてしまうのが惜しい気がします…

今回使用するカスタムパーツです。



内容は次の通りです。

 ・ タニオコバ 黒色3ホールトリガー
 ・ タニオコバ ブラックバルブ
 ・ KM企画 ロケットバルブ
 ・ KM企画 黒色エッグホールハンマー
 ・ Anvil 黒色ロングリコイルSPガイドロッド&プラグ

これだけでマルイの銃がもう一挺買えてしまう金額です。アタマがクラクラしてきますが、実はもうひとつ購入したパーツがあります。
サンコーさんがAnvilのシルバーロングスライドストップをブラスト処理してオリジナルブランド "KSK" 名義で販売しているモノです。私が購入したので売り切れになりました。
コチラです



実はマルイ1911系(ハイキャパ系は別)のロングスライドストップはAnvilのこの商品しか市場に存在しないのですが、現在どのwebショップでも在庫切れです。
唯一この商品だけが「在庫アリ」だったので購入しました。ブラスト処理の分だけ割高でしたが仕方ありません。
購入後にブラックブラッセンで黒色に塗装しました。



TK1911TとMEUピストルのマガジンは底部の形状が異なります。TK1911Tのマガジン底部はM1911A1と同じ一枚板でマガジンバンパーは装着されていません。
仕方なくM1911A1の予備マガジンも購入しました。



開封するとこれだけの数になります。
Anvilのパーツ二点が飛び抜けて高額なので総額がグン!と上がってしまいます。値段の割に要調整なパーツも少なくないので良心的な価格設定を望みます…



それではMEUピストルを分解します。
まずはスライドです。
一発も撃っていないド新品なので部品の嵌合がガチガチです。ABS樹脂もまだカッチカチのキンキンです。おかげでブリーチを外すのに苦労しました。



グリスでベタベタのブリーチを分解してロケットバルブを組み込みます。サラサラのシリコンオイルはすぐに揮発してカサカサになってしまうので、今回はグリスを拭き取らずにベタベタのままにしています。
マガジンバルブもブラックバルブに交換しています。



純正インナーバレルの先端をブラックブラッセンで黒色に塗装します。
これまで色々なカスタムバレルを試しましたが、マルイ純正の内径6.08mmというのは計算され尽くした絶妙な数値だと思います!



私の中でカスタムバレルといえばタニオコバのツイストバレルが永久不滅の存在なのですが、如何せん絶版で入手不可能です。

ショットショージャパン2018春でG17改G17Gen5用に購入したラムダジャパンの内径6.05mmカスタムバレルは近距離での集弾性が抜群に良かったです。シャープな切削加工と美しいニッケル仕上げで2,384円(税込)はお買い得です!
コチラです

もっと内径の狭い6.03mmや6.01mmカスタムバレルも購入しましたが、芳しい結果は得られませんでした。それで最近は純正インナーバレルの先端を黒色に塗装して使用しています。

次にフレームを分解します。
コチラもカッチカチのキンキンですがスライドより分解しやすい構造なのであっという間にバラバラになりました。



黒色エッグホールハンマーと黒色3ホールトリガーを組み込みます。
どちらも無調整でポン付け可能なパーツなので10分ほどで作業終了です。やはりカスタムパーツは国産品に限ります!





TK1911TとマルイMEUピストルのフレームの違いはフロントストラップです。
前者のフロントストラップはM1911A1の様なフラット形状ですが、後者のフロントストラップにはチェッカリングが施されています。





チェカリングを削り落としてフラットにする予定でしたが、実物を手にすると想像以上に手間がかかる加工になりそうです。正直メンドクサイです。

TK1911Tはあくまでもスポーツ射撃用の空気銃なので必要以上にタクティカルな要素は取り入れられていません、しかしフロントストラップのチェッカリングは用途が何であれ銃のグリップ性能を大幅に向上させてくれます。
シリアスなシューターが特注でチェッカリングをオーダーする可能性もゼロではないと思います。

という訳でチェッカリングはこのまま残します!

チェッカリングはご都合主義な妄想で解決(手抜き)できますが、マルイ刻印はそういう訳にはいきません。



"ASGK…" の三行刻印と "cal .45" の刻印をプラリペアで埋めて消去します。
硬いプラリペアも240番のペーパーで研磨すればあっという間に削り落とせます。刻印消去はあまり得意ではありませんが、遠慮なくガシガシ研磨できる場合は荒目のペーパーを使用する方が綺麗に仕上がる事が多いです。



そしてフレーム側面全体を研磨して平面出しを行います。
ガシガシ削る必要はありません。軽く研磨して面を整えればOKです。



実は今回のカスタムで私が行う「加工」はこれだけです。

スライドとアウターバレルは既にマッドさんに依頼しています。今までやった事のない全く新しい方法でスライドの各種刻印と段付きアウターバレルを再現します!
遂に私にも最先端の技術を享受する機会が訪れました!

少し時間がかかるかも知れませんが、面白いモノができそうです!

次回に続きます!




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です