SV Infinity ”Fast8 Pistol”⑩

昨日から今年最強の超強力寒波が到来中です。
先の記事に書きました通りウチの職場は瀬戸内の海風で温暖なのですが、さすがに日中は粉雪が舞いました。

で帰宅すると雪が降っていてビックリ!



私はフツーのサラリーマンなので出勤時間は午前5時です。その時は雪の気配すらなかったので安心して家を出ましたが、帰宅すると日中に降った雪があちこちに残ってました。日中は一面銀世界だったそうです。

私の自宅は香川県の真ん中の「中讃(ちゅうさん)地域」にあります。紙を香川県のカタチに切り抜いて下からバランスを取るとピッタリ決まる位置が中讃地域です。
写真の真ん中に写っている小山は「さぬき富士」と呼ばれる7つの山のひとつ「堤山(つつまやま)」です。こういう小山と無数の溜め池が香川県の風景です。
さぬき富士に関してはコチラをご覧下さい



そんな極寒の夕方に帰宅するとマッドさんからInfinityが届いていました!
着替えもそこそこに開封すると、思わず「うぉぉ…」と唸ってしまうInfinityがガンケースの中に鎮座していました。



部屋を真っ暗にして電気ヒーターの光でティザー広告っぽく撮った写真です。
「詳細は明日!お楽しみに!」みたいな記事を書くつもりで撮りましたが、寒過ぎてアタマが痛くなってきたのでサクッと寝ました。
温暖な地域に住んでいると寒さが堪えます…

今日は晴れの休日。良い写真がバッチリ撮れました!
”Fast8 Pistol” 完成形のご紹介です!



家の前ですが、いつもの青い布ではなくガンケースを使っての撮影です。
晴れとはいえ凄い強風なので布は無理です。ガンケースさえ風でフタが勝手に締まりそうな冷たい強風がガンガン吹いています。



素晴らしい…

私がグダグダにしたスライド側面が完璧に修正されています!
しかも実銃同様にスライド左側の刻印は中央より上寄りに、そして右側はチャンバーの下側に彫られています。
私はここまで細かい注文はお願いしていません。しかしマッドさんは正確なリサーチで実銃の刻印を完璧に再現されました!

完璧過ぎます…



塗装仕上げながら周囲のメッキパーツと比較しても遜色ない金属感。写真マジックもありますが、マット仕上げのマグウェルと区別がつかない渋いマットシルバーです。
亜鉛塗料で有名なローバルを使用されたそうです。



これら若干引きの写真だとまるでメタルスライドに見えます!
もちろんローバルそのままではなく調色して使用されているのだと思いますが、スッキリして嫌みのない美しいシルバーです!



Infinityマークと後部セレーションも完璧です!
セレーションを彫る深さと目指す逆Rの幅を綿密に計算し、ピッタリのエンドミルの刃をチョイスして四本のセレーションを間隔ゼロで刻んでいます。
私は工程をお聞きしただけですが、それだけで気が遠くなりそうです。



コチラ側のInfinityマークは大き過ぎて上端がハミ出して見えます。

実際は左右のマークは同じ大きさで、スライド側面の上下幅が異なるために幅が狭いコチラ側でマーク上端のハミ出しが発生しています。
スライドは私の加工そのままです。上下幅の違いも私が何回も修正を繰り返し過ぎたのが原因です。今回の加工依頼は「現状の加工状態を生かして作業を行う」でしたので、こういう部分で苦肉のリカバリーが必要になります。

プロであればある程、中途半端なモノを造りたくないのは当然です。マッドさんが素人加工の銃の追加工をほとんど断ってらしゃるのはそういう理由です。
そのマッドさんに毎回無理言って加工して頂いている私は本当に幸せ者です。



これぞプロの真骨頂! 驚異の平面出しです!
あのグダグダな側面がよくもここまで修正されたものだと感服してしまいます。
修正はABS板の張り付けを行ったとのお話しでしたが、境目など一切判りません。
「最初からこうでした」な状態です。

「平面出しなんて誰でもできるよ? ナニ言ってんの?」と思われるかも知れません。
その疑問に関してはマッドさんにメールでご質問下さい。間違いなく目から鯛一匹分のウロコが落ちるお返事が頂けます。



まるで実銃写真です。
スライドの色が絶妙過ぎます。
ビシッ!と平面出しされたスライドを見る度にタメ息が出てしまいます。



マズル正面からの写真です。
スライド上部の左右非対称さは私のヘタな加工が原因ですが、それをマッドさんが最大限リカバリーされたのが左右の平面部分です。



寒過ぎるので玄関内に避難しました。
私が加工したスライド前方のセレーション部分です。
幅が上下で違っているなどの歪みをマッドさんが苦労して目立たなくして頂いているのが判ります。

それにしても綺麗なシルバーです。
私もホームセンターでローバルとローバルシルバーを買って挑戦したくなりました。
調色せずにただ塗っただけではこんなに美しくはならないのでしょうが…



実銃はマットブラックに仕上げたスライドの左右を後加工でポリッシュしてシルバーにしていますが、この銃は逆です。
最初にローバルでシルバーに塗装したスライドをマスキングしてマットブラックを塗装しています。



スライド後部も同様ですが、Infinityマークの部分は手塗りです。
気が遠くなります…



スライド上部もマットブラックです。
この角度だとシルバーの部分が見えないのでマットブラック単色の銃に見えます。
この部分はハイキャパの純正形状そのままですが、事前に実銃も同じ反射防止セレーション仕様なのを確認しています。



スライド後部も同じマットブラックです。
上から見るとハイキャパなのに横から見ると全く別の銃なのが面白いです。
キングスタイプのサムセフティがハイキャパっぽさを強調していますが、Infinityタイプが入手できないので仕方ありません。
ま、今回の大改造から見れば些末な点なので気にしなくて良いと思います。



極寒を我慢していると強風が止まったので、急いで青い布を敷いて撮影しました。
いつものお約束の構図での撮影です。



シャイニーなスライドの輝きと色味が堪りません!
「エアブラシ買おうかな?」と真剣に考えてしまいます。というかこの趣味でブログやってて「エアブラシ持ってません」なんてあり得ないよな…と最近よく考えます。



刻印完璧! 塗装完璧!
これ以上なにも望むべくもない完璧な銃が出来ました!



存在感ありまくりです。
コレでシューティングマッチに参加したら目立つだろうな~と思います。
「コレですか? ハイキャパですよ」とかスカして言ってみたいです。



シャーシの平面出しをしておいて本当に良かったと思う写真です。
亜鉛合金の純正シャーシが結構ウネウネしていたのは驚きでしたが、こうして平面出しとスライドストップ軸の座グリ穴の除去を行うとハイキャパ純正とは別物のカスタムシャーシに見えます。



ホールドオープンです。
ゴールドのコーンバレルが激しく自己主張しています。
実はハイキャパゴールドマッチで追加されたインナーバレル固定パーツ数点を書留注文したのですが、「在庫がありません」と全額書留で返金されました。
ま、バンバン撃つ銃じゃないので構わないのですが…この書留注文システムは何とかして欲しいと切に願います。



もうカッコ良すぎて言葉が出ません!
最高の銃が出来ました!!

1マガジン撃ちましたが、問題なく撃ち尽くしてホールドオープンしました。実射性能はハイキャパそのままなので当然です。
ただ調子に乗ってバンバン撃ってるとスライドが割れる可能性が高いです。
その意味では「コレクション用」の銃になりました。
表面塗装のデリケートさを考えても、その方が良いと思います。

長く続きました ”Fast8 Pistol” カスタム。
堂々の完結です!!




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