Randall 1911 Model B111⑦


スライドストップとサムセフティを土台から剥がします。土台をセロテープで養生しておけばジーナスは食い付かないので、簡単に剥がせます。




スライドストップはこんな感じです。








ハミ出したジーナスを取り除き、表面に盛り付けたジーナスを棒ヤスリで削って整形します。












フレームに仮組みします。




この段階ではスライドストップは全く固定されていないので、銃を傾けるとポロリと抜け落ちてしまいます。








裏側の突起が長過ぎるのでリューターで削っていると、ポロリと取れてしまいました。それでも土台部分にジーナスをガッチリ盛り付けて延長しているので、土台部分が上手くマガジンフォロアーに接触するかも? と淡い期待を抱いていましたが…








惜しい! 長さが約2mm足りません!








しかし手動でスライドストップノッチに引っ掛ければ、ちゃんとスライドを受け止めて後退位置で保持できます。




全体の形状そのものは上手く出来ています。








ブランジャーを組み込んで、ブランジャーピンと接触する部分を加工します。








ブランジャーピンが収まる溝を切削ビットで整形します。スライドストップが抜け落ちない様に、溝の両側はブランジャーピンを保持する形状にしています。








再び仮組みします。




今度はブランジャーピンに固定されているので、銃を傾けても落ちません。ただスライドストップの脱着がし難いので、ブランジャーピンの接触部分の形状をもう少し改良する必要があります。








手動でスライドストップノッチに引っ掛けると、問題なくスライドを後退位置で保持します。








スライドストップの大まかな加工は、これでOKです。




サムセフティはこんな感じです。








あくまでもザックリとした輪郭ができたかな? という状態です。




軽く整形してフレームに仮組み…と思いましたが、サムセフティ軸に対して本体がナナメに傾いて硬化してしまっているので、最後まで挿し込む事ができません。












フレーム右側には内部パーツがギッシリ詰まっています。そのため裏側の突起の長さをフレームの厚さ以下に短縮しなければ、サムセフティそのものを組み込む事ができません。








突起をフレームの厚さ以下に切断します。








こんな感じで、内部パーツに干渉しない長さの突起がフレームに挿し込まれます。








現状では本体がナナメになっているので、どう頑張っても正しい形状に修正する事はできません。とりあえずブランジャーとの位置関係を確認するために、指かけ部分を取り外した状態で仮組みします。








位置関係は悪くありません。本体はナナメになっていますが、それでもちゃんとブランジャーピンで固定されます。




凹部分とブランジャーの位置関係を把握したあとに、サムセフティをバラバラに分解します。そしてセロテープでグルグル巻きに養生したシリーズ’70のフレームに、バラバラにしたサムセフティを並べます。








この状態でジーナスを盛ります。これなら本体がナナメになる事はありません。








スライドストップも上辺を削り過ぎていたので、ジーナスで補修します。そして再び突起を接着します。








硬化後に棒ヤスリで整形します。








再び接着した突起ですが…マガジンを組み込んで長さを微調整していると、どうしても外れてしまいます。そこでセメダイン メタルロックを盛り付けてガチガチに接着します。








突起がスムーズに上下する様に、BBリップの側面に凹断面の溝を彫ります。








ここまで深く削りました。これ以上削ると穴が開く状態です。








BB弾を保持する上端部分の厚さが、ほとんどなくなっているのが判ります。








整形が終わったスライドストップです。ランドール製1911のスライドストップは指かけ部分の形状に特徴がありますが、それを上手く再現出来ていると思います。
















裏側の突起はこういう形状になりました。












フレームに組み込むと、こういう感じになります。












突起がマガジンフォロアーを確実に掴みます。












空のマガジンを装着すると、スライドストップがマガジンフォロアーに押し上げられます。この状態でスライドストップを押し込むと、マガジンフォロアーが下に押し下げられます。




強度面で不安はありますが、機能はバッチリです!








スライドストップの左右反転が完了しました!




スライドストップは今回のカスタムの最重要ポイントなので、上手く出来てホッとしました。あとはサムセフティが上手く出来ればバッチリです!




サムセフティはこんな感じで硬化しています。








スライドストップはマガジンフォロアーと連動させる必要がありましたが、サムセフティは内部パーツと一切連動していません。なので形状さえ上手く整形できればOKです。




盛っては削り、また盛っては削り…の地味な加工が続きます。




お楽しみに!

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