MGC MKⅣ オフィサーズACP

今回は過去作品です。
ブログを始める一年以上前なのであまり写真を撮ってません。

MGC MKⅣ オフィサーズACPです。
ABS樹脂モデルです

MGC解散後に新日本模型がWAのマグナブローバックを搭載して無数のコンパクト1911を ”コンパクトグループ” というシリーズ名で販売しました。
その時に発売されたモデルです。
今さら私がアレコレ語る必要もありませんね。

買ってすぐに加工したので、加工前の写真を撮ってませんでした。
下の二枚の写真はヤフオク終了分から拝借しました。



こやつです。
スライド左側に ”MGC MKⅣ” の萎え刻印がドーンと入れられたモデルです。
「さすがにコレは…」と思ったのか、後期モデルは ”M1991A1” に刻印が変更されました。
フェイクパールグリップが美しいです。



スライド右側の刻印は ”OFFICER'S ACP” です。
フレーム先端にまたまた ”UNDER CONTRACT by W.A. MAGNA BLOWBACK” の萎え刻印が入ってます。これは使用許諾に関わる表示なので後期モデルにも継続して刻印されました。

トリガーとハンマーは黒染めの側面ポリッシュ仕上げ。
アウターバレルはアルミ製ですが、いかにも軽合金な感じで高級感はありません。
更にチャンバーカバーはいまにも剥がれそうな安っぽいメッキ仕上げです。

コレを購入した理由はもちろん映画『ヒート』でアルパチーノが使用したM1991A1 オフィサーズACPの再現するためです。



引きの場面でもアイボリーグリップが存在感を主張しています。
マイケル・マン監督のコダワリを感じます。



漆黒のスライドが凄みを放ってます。
マット仕上げに見えますが、実際に使用されたプロップガンはブルー仕上げです。
バレルは先端からチャンバーカバーまで全て黒色です。
参照webサイト

存在感がハンパないです。
アイボリーグリップの風合いが堪りません。



「古いMGC製品を買わなくてもWAの現行品を買えば済むじゃないか?」と思われるでしょうが、WA製品は非常に高価なので…

大金を払って完成品を買うよりも、自分で作り上げる楽しさを選びました。
だからこそ「ABS樹脂の」MGCオフィサーズACPをオクで安く購入した訳です。

加工に入ります。

分解してすべての刻印を消去します。
同時に平面出しも行います。



ハンマーとトリガーは黒染めです。
ピンが固かったので分解せずにドブ漬けです。手抜きにも程があります。



あと写真は撮ってませんがチャンバーカバーのメッキをリューターとペーパーで全て削り落としました。

ここまで加工して一度組み立てます。
写真が暗いですがこんな感じです。



萎え刻印が消えてフツーのコンパクト1911になりました。
グリップ以外は真っ黒です。
厳密に言えばグリップスクリューも黒色なのですが、ステンレスのスクリューを染められるブルー液を持ってなかったのでスルーしました。



アルミのアウターバレル用にアルミニウムブルーを用意しました。
しかし…
うまく染まりません。



テカテカ光ってるし表面はスラッジでザラザラだし…
ブルーイングは苦手です。
何度やっても上手く行かないので剥離しました。
ブルーイング仕上げは諦めて、本体と同じ塗装仕上げを選びました。

それでは塗装に入ります。

まずサフを拭いてから、イサム塗料のウレタンつや消しシルバーで塗装します。
アウターバレルも同様です。
次にウレタンクリアーを吹くのが正しい手順なのですが、見えないクリアーを薄く均一な塗膜に仕上げる自信がなかったので、この工程は省きました。

そしてG Smith SのFeロイヤルで塗装します。
この塗料は初めてでしたが、ちょっと難しいというか慣れが必要ですね。
ちょっと塗膜が厚くなってしまいました。

十分に乾燥させたら、台所用スポンジでエッジを落としていきます。
お手軽ウェザリングです。
Feロイヤルは鉄粉が含まれてるので塗膜が固いです。擦れて少しずつ薄くなるのではなく、一気にバリッと剥がれ落ちます。柔軟性が全くありません。
やり過ぎに注意しながら、慎重かつ大胆に作業します。

ウェザリングが終わったら表面保護のウレタンつや消しクリアーを上塗りします。
これもイサム塗料です。
透明かつつや消しなのでこれでもかと厚い塗膜を吹き重ねていきます。
塗装はこれで終了です。

ここまでの工程は一枚も写真を撮ってませんでした。
文字だけだと面白味がありませんね。

つや消しクリアーが乾燥した状態です。
まずまずの仕上がりだと思います。



徐々にアルパチーノに近づいてきました。
屋外だとグリップスクリューが黒色じゃないのが目立ちますね。



無刻印だと悪人の銃っぽい感じがします。
フェイクパールグリップがワルな雰囲気を放ってます。



皆様お気付きでしょうが、トリガーがロングになってます。
これはMGC GM5のロングトリガーをトリガーバーごと移植したものです。

実は ”コンパクトグループ” の銃はエンジンこそマグナブローバックですが、外装の設計はMGCです。なのでWAのオフィサーズACPとは細部の寸法が微妙に異なります。
WAの部品流用は要加工ですが、GM5の部品ならほぼポン付けOKです。
運良くGM5のロングトリガーが入手できたので換装しました。
ポン付けで正常に作動しています。

スライド先端はこんな感じです。
塗装仕上げのアウターバレルはツルツルです。



ハンマー周辺はガッツリ塗装を落としました。
やり過ぎ寸前で止めましたが、こういうのはサジ加減が難しいです。
リアサイトのホワイトドットが薄かったので上塗りしてます。



斜め後ろからの写真です。
悪くないと思います。



ここまで仕上げた段階で専門店に送ります。
刻印加工です。
予算の都合でスライド両側のみの刻印です。フレームは無刻印でも構いません。

本体が不在の間にグリップを塗装します。
アルタモントのオフィサーズ用フェイクアイボリーグリップが販売されてますが、高いので塗装で済ませる作戦です。
銃によって気合いの入れ方が違い過ぎる感がありますが…気のせいでしょう。
グリップ販売webサイト

イサム塗料にはウレタンアイボリーがないので、アサヒペンのウレタンアイボリーを使用します。缶スプレー派にとって塗料メーカーのラインナップは死活問題です。

これまたグリップ単体の塗装写真は撮ってません。
まぁ普通にエアガンを弄るのにいちいち写真なんて撮りませんよね。

加工から帰ってきた本体にグリップを取り付けます。
これで完成ですが…こんな感じです。



「刻印部分が微妙!」と感じた方が多いと思います。
塗装済みの部品に後加工で刻印を入れると、往々にしてこんな感じになる事が多いです。
特に今回は柔軟性の全くないFeロイヤルの塗膜を彫刻機で掘りますので、どうしても剥がれて下地のウレタンシルバーが出てしまいます。
また「9」の部分は表面のつや消しクリアーが剥がれてます。



右側は更に剥がれてます。
ちょっと文字が読めない剥がれ方です。「COM」の所がパリッといっちゃってます。

これを「失敗」と取るか「味」と取るか、受け取り方は人それぞれだと思います。
私は「味があっていいんじゃない?」な肯定派です。
銃の刻印は基本的に打刻なので角が立ってます。打刻の角が擦れてブルーが落ちればそこだけまだらな銀色になるのはむしろ自然じゃないか? と考えます。
もちろん拒否反応を生じる人の方が多いと思いますが。

グリップの仕上がりはバッチリです!
白系なので絶対に埃を落とさない様に慎重に慎重に塗った甲斐がありました!
アサヒペンは初めてでしたが色味が綺麗で良い感じです。写真だと真っ白に見えますが、実際は「白に近いアイボリー」な色合いです。
もちろん本物のアイボリーグリップには敵いませんが、代用としては十分です。

おかげでグリップスクリューの銀色が更に目立ってしまいました。
今はスーパーブルーが手元にありますので、そのうち染めたいと思います。

作動は問題ありません。元気にガツンガツン!とブローバックします!
とはいえこの銃はお座敷用と割り切ってるので、初速や弾道は気にしません。
古いモデルなので、弾が前に飛べばOKです。

ミーハーなお気軽カスタムでした。
こういう力の抜けたテッポー弄りも楽しいです。

次回もお楽しみに!




2 Replies to “MGC MKⅣ オフィサーズACP”

  1. うんこさん、コメントありがとうございます。

    実はこの銃、記事を書いた数か月後に放出バルブ付近からガス漏れし始めたので、現行のRマガジンを購入したトコロ、箱出しでマガジン底部からガスがダダ漏れ状態でした。
    「放出バルブからはカス漏れしない」Rマガジンも底部からは漏れます…

    MGCオリジナルのマガジンはそれ以上に酷かったんですね。50%ってふたつにひとつですよ…
    製造したマガジンの半分が不良品って凄いですね!

    貴重な?情報、ありがとうございます!

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