MGC H&K P7M13

昨日、大阪府北部を震源とする最大震度6弱の地震が発生しました。
慌ててマッドさんに電話しましたが、大阪でも南部は落ち着いているとの事。
安心しました。



こういう自然災害が発生すると必ず「煽り記事」がweb上に多数UPされます。今回の地震を南海トラフ巨大地震と関連付けて危機感を煽る記事です。
例えばコチラ
私はこの手の記事は単なる結果論だと思っています。
執筆者が「前日に地震を予知する『彩雲』が発生していた」や「カラスやイルカの様子がおかしかった」を地震の前兆現象だと確信しているのなら、事後ではなく事前に「明日、近畿地方で地震が発生するよ!」という警告記事をUPすべきでしょう?
しかしそういう方は誰もいませんよね?



彩雲についてはウィキでさえ地震との関連については距離を置いています。
単に雲中の水滴で回折した太陽光線のスペクトルが可視化されているだけなので、古代の自然崇拝はともかく、現代科学では地震と関連付けるのはナンセンスです。



コチラのサイトで彩雲の美しい写真が紹介されています。

私がこういう煽り記事にイラッとくるのは、私が南海トラフ巨大地震で静岡県に次いでヤバい四国に住んでいるからに他なりません。



…話が脱線しました。

最近はマッドさんに電話すると奥様が電話に出られるので又聞き情報ですが、私の刻印依頼の直前に厄介な依頼が二件も入ったので、店長はそちらの作業に忙殺されている模様です。
「溶接作業が大変なので…」と仰っていましたので、電動ガンのスチール外装か何かをワンオフ加工しているのでしょう。完全合法主義のマッドさんがハンドガンで溶接作業を行う筈がありません。
不可抗力とはいえ、グロックは完全に納期未定状態です…

という訳で今回は、WAシグマのちょっと前にオクで購入したMGC H&K P7M13を紹介します。
この銃に関しては既に多くの人達が詳細なレビューを書かれていますので、いまさら私がアレコレ語る必要はないと思います。



「H&Kの純正ガンケースか?」と錯覚しそうな刻印の施された豪華なABS製ガンケースに収められています。今のエアガンメーカーがここまで凝った製品造りを行うでしょうか? 箱を見ただけで当時のMGCの凄さを感じてしまいます。





内部も純正ガンケースを模した形状になっています。
もちろん付属品はすべて揃っています。取説も完備です。





キズひとつない極上品です。オクとはいえLAさんが出品されていた商品なので、状態に問題がある筈がありません。
ガス漏れもありません。スクイズコッカーも完璧に作動します。
スライドを引いてホールドオープン。でスクイズコッカーを握り締めると「ジャキン!」と勢い良くスライド閉鎖。この独特の操作が新鮮で楽しいです!

ただこの銃、かなり重いです。
本体だけでなくグリップもHW製で重い上にグリップ内にオモリが仕込まれているので、持つと「え!?」と驚く重さになっています。
銃の重厚な雰囲気とズッシリした重さがとてもマッチしているので、軽い銃が好きな私でも「コレはイイ!」と思ってしまいます。



そもそも私がこの銃を欲しいと思ったのは、映画『キラー・エリート』の中盤でクライヴ・オーウェンが使っているのを見て「何この銃!? 見た事ない! シュッとしてカッコイイ!」と、いつもながらのミーハー魂に火が点いたからです。
登場シーンは僅か数分でしたが。



なぜか『ダイ・ハード』では火が点きませんでした。いかにも悪役なシルバーモデルに「またかよ」と思ってしまったのかも知れません。コチラの方が遥かに登場シーンが長く、使われ方も圧倒的に印象的なのですが…

『キラー・エリート』の劇中で使用されたのはシングルスタックのP7ですが、グリップを握ってしまうと見た目が全く同じになります。



P7の方がグリップが薄くて持ちやすそうです。しかしエアガンとして製品化されているのはMGCもマルイもマルゼンもすべてP7M13です。エアガン的にはマガジンの大きいP7M13の方が効率が良いのでしょう。ましてMGCのP7M13はガスブローバックガン黎明期のアフターシュート方式なので、ガス容量が少ないとブローバック後にBB弾が発射できません。そんな理由でP7ではなくP7M13になったのだと思います。





質感が非常に高いです。細い字体の刻印もASGK刻印以外はすべてリアル刻印です。
この銃に関してはASGK刻印も気になりません。
とにかく銃全体の質感が素晴らしいです。





なのでブローバックメカがコンニチハしても全く気になりません。
むしろリアルなエキストラクターの造形など積極的に評価すべきポイントです。他の銃でここまで「動きそう」と思わせるほど造り込まれたエキストラクターは見た事がありません。
エジェクションポートの形状も凝ってます。



サイトピクチャーはこんな感じです。
コッキングインジケーターは機能しませんが雰囲気は十分です。スチール製だと最高でしたが、そこまで贅沢は言えません。



マズル部分を覗くとツイストバレルのご先祖様こと「サイクロンバレル」のライフリングがかすかに見えます。

撃ってみたいのは山々ですが、この銃は当時の直径が小さめのBB弾に合わせて造られています。今のBB弾を使うと高確率で詰まるらしいので、購入したものの一発も撃っていません。撃たなければせっかくのサイクロンバレルの効果も判りません。





この銃の最大の特徴! スクイズコッカーです!
ギラリとブルーに光る側面も漆黒の正面もどちらもドスの効いた凄みをビシビシと放っています。正面の黒染めの状態は極めて良好です。
握り込むと「カチン!」と心地良い金属音とクリック感を感じます。

しかしスクイズコッカーを握り込むにはそれなりのチカラが必要です。しかも撃つ時にはずっと握り込んでいないといけないので、普通の銃では使わない握力が必要です。何となく筋トレ用のハンドグリップを想像してしまいました。

このスクイズコッカーの内部パーツが破損し易いのとスライド前方が割れやすいのとに遠慮して、ほとんど作動させていません。なので現状では完全に観賞用ですが全く不満はありません。これほど「持つだけで所有欲が満たされる」銃は初めてです。
私はモデルガン派ではありませんが、例えばエランの1911系などの完成度の高いモデルガンもこういう感覚になるのでしょうか?

時々オクで強化スクイズコックパーツとメタルスライドのセットが出品されています。コレを組み込めばスクイズコッカーが破損する不安がなくなるのかも知れませんが、この小さなパーツのために20,000円も出すのは割高です。付属のインナーバレルが現在のBB弾に対応した内径のモノなら買う価値があると思いますが、そんな情報は一切記されていません。
そもそも出品場所が香港なので、おいそれと入札する気になりません。

スクイズコッカー破損と弾詰まりが解消されても、スライド前方が破損する問題が残されています。コレは素材と構造の両方が原因なので、ゴム系の素材でバッファーを製作して装着する位しか対処方法がありません。メタルスライド化は論外です。

やはりこの銃は手に取って眺めて楽しむ銃ですね。



銃を見て楽しむ際に欠かせないのがウッドグリップです。
P7M13はグリップの面積が大きいので、見た目の印象が大きく変わります。
MGC P7M13用のウッドグリップは…ありました。
amazonで7,250円で販売されています。
コチラです

しかしこのグリップ、またしても香港発送です。しかもデキが良くないらしいです。
コチラの方が実際にこのグリップを購入して装着されています。

かなり修正と仕上げ直しが必要な様ですが、チャレンジする価値はありそうです。
「パンドラの箱」と呼ばれるグリップを外すのはちょっと怖いですが…





とはいえ純正グリップでも何の不満もありません。武骨で質実剛健なP7M13には漆黒の樹脂グリップが一番似合うと思います。
しかしウッドグリップのカジュアルな外観も捨て難いです…





マガジンは外観のリアルさを極限まで追及した超絶な造りです。凄過ぎて言葉が出ません。モデルガン顔負けのマガジンです!
このマガジンを見ると、KSCがMGCの血統を継いでいる事を実感します…





今回は古き良きMGC製品の凄さをお腹一杯味わえる、P7M13を紹介しました。
今のエアガンメーカーの製品とは次元が違う、モデルガンの様な質感の高さです! さすがはモデルガンメーカーです!
しかも現在のエアガンと同等以上の超高速ブローバック性能も備えています。 M92Fミリタリー等のマルイ初期製品より確実に速く重いブローバックです!
現在のエアガンに負けているのはBB弾の発射性能だけです!

全盛期のMGC製品は本当に素晴らしいです!
P7M13は本当に良い銃です!





実は『キラー・エリート』繋がりでブローニング・ハイパワーMkⅢも欲しいのですが、タナカのハイパワーは良い噂を聞かないので躊躇しています。
P220に続いてハイパワーも全面改良されれば真っ先に購入するのですが…

次回に続きます。




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