KSC H&K Mk23③

今回も塗装カスタムです。
デザートイーグルに続いて二回連続の塗装カスタムになります。

05ハードキックピストンユニットが届けばスライドを分解して組み込みます。その際にフレームも分解して塗装する訳です。
デザートイーグルと全く同じパターンです。

高品質なHW樹脂を塗装するのは勿体ないと思いますが、艶のない灰色の地肌は実銃のKTL処理されたテカテカ仕上げとは質感が全く異なります。
コレを再現するには塗装以外に方法がありません。



という訳でMk23を塗装します!

今回はタンカラーフレームモデルを再現します。
『アイアムレジェンド』でウィル・スミスが使っていたモデルです。



やはり黒フレームモデルより遥かに垢抜けた今風のモデルに見えます。
不遇な生い立ちの銃ですので、せめて色だけでも現代仕様にアップデートさせようと思います。



分解に際してはこの方のブログを参考にさせて頂きました。
コチラです
ありがとうございました!

それではスライドを分解します。

特に難しい箇所はありませんが、最初にエキストラクターを外さないとピストンを取り出せません。
0.9mmの六角レンチでイモネジを抜くとエキストラクターとスプリングがポロポロと外れます。



アウターバレルからインナーバレル一式を取り出す際にも六角レンチが必要です。
写真左側の穴からバレルノック関係のパーツをすべて外した後、1.3mmの六角レンチでイモネジを抜きます。
そうするとインナーバレル一式とバレルクリップが取り出せます。



フロントサイトは裏側からプラスネジで固定されているので取り外します。
普通の精密ドライバーでOKです。



そして塗装するのでアウターバレル先端のOリングを取り外…そうと引っ張ると切れました。
アウターバレル先端に装着されているOリングです。余程マメな人でない限り定期的にシリコンオイルを塗布してメンテナンスする場所ではありません。
経年劣化でカチカチになって当然です。



エアガンでさえこの有り様です。
実銃のOリングは「燃えないのか?」と不思議で仕方ありません…



これでスライドが完全分解できました!
Oリング以外は簡単に分解できます。Oリング以外は…

続いてフレームを分解します。

まずはトリガーピンを抜きます。
フレーム右側の小さい穴に1.3mmの六角レンチを差し込んでハンマーでコンコンすると、トリガーピンが左側に抜けてきます。



強い圧力がかかっている訳ではありません。
軽く引っ張ると簡単に抜けます。



トリガーピンを抜くとトリガーバーがフリーになります。
この状態でトリガーバーからトリガーバースプリングを外します。
狭い場所なのでピンセットが必要ですが、難しい作業ではありません。
そうするとトリガーがポロンと外れます。



トリガーピンの横のスライドリリーススプリングは刺さっているだけなので、ピンセットでつまんで引き抜きます。



次に右側セフティを外します。
0.9mmの六角レンチで長~いイモネジを抜きます。



右側セフティが外れるとセフティ軸と一体成型の左側セフティが外れます。
何の抵抗もなくポロリと抜け落ちます。



同時に左側セフティの裏側に組み込まれているセフティスプリングとセフティボールがポロポロと落ちてくるので要注意です。
この辺りはセフティレバー分解の「お約束」です。



セフティレバーを取り外すとハンマーピンが露出します。
ピンポンチで叩いて抜き取ります。



続いてデコッキングレバーを取り外します。
精密ドライバーを差し込んで持ち上げると簡単に取り外せます。



後はシャーシ前方のプラスネジを外すとシャーシがフリーになります。
メインスプリングのチカラでシャーシが浮いてきます。



シャーシを上に引き抜きます。何の抵抗もなくスルリと抜けます。
そうするとハンマーストラットとメインスプリングがポロポロと外れます。
フレーム側のインサートとロッキングボルトも簡単に取り外せます。



今回は塗装カスタムなので、シャーシ内のパーツがバラバラにならない様にセロテープでグルグル巻きにして固定します。
一番簡単で確実な固定方法です。



最後にマガジンキャッチを取り外します。
イモネジの様な銀色の筒が差し込まれていますが、コレは割りピンです。
2.5mmの六角レンチで打ち抜きます。



ワニの様なゴツい割りピンです。
このくらい抜けたらペンチで引き抜きます。



割りピンを抜くとマガジンキャッチとスプリングがポロリと取れます。
ピン抜きが必要なパーツはこれで終わりです。



最後に残るのがシリアルナンバープレートですが…
これが厄介です。



ご覧の通り、内側からABS板で接着固定されています。
取説にもシリアルナンバープレートのパーツナンバーは記載されていません。完全にフレームと一体構造の扱いです。
ユーザー側での分解は想定されていません。



仕方なくマスキングテープを貼ろうと下からテープをグリグリ押し付けていると、ABS板の片方の端が浮きました!
やはりABS樹脂とHW樹脂を接着するのは難しい様です。
浮いた方の反対側をグッと押し込むと「パキッ!」という音と共に外れました!



これでフレームの完全分解ができました!
シリアルナンバープレートの復旧方法はこれから考えます…

今回の分解作業で活躍した工具はこの二点です!
マイクロ六角レンチ7本セットとホーザンのピンセットです!



マイクロ六角レンチ7本セットはOEM製品が多過ぎて、一体どれがオリジナルなのか全く分かりません。
私はホームセンターで無印製品を購入しましたが、amazonでも色々なロゴの製品が販売されています。
amazon価格610円のコスパ最強製品です!
コチラです

ホーザンのピンセットについては今更語る必要もないと思います。
コレを使うと他のピンセットは使えなくなります。
ピンセットとは思えない高い剛性と先端部分の精密加工が素晴らしい逸品です!
私が使っている先端部1.2mmの製品はamazon価格1,031円です。
コチラです

さて、塗装といえば塗料です。

スライドとアウターバレルはブラックパーカー+ウレタンつや消しクリアーで実銃のKTL処理特有のテカテカ仕上げを再現します。
フレームにはインディのコヨーテタンを使用します。もちろんウレタンつや消しクリアーの上塗りも行います。



塗装は月曜の夕方に行いました。
風がなかったのでホコリが付かかず綺麗に仕上がりました。

しかしフレームのタンカラーが少しタレたのでペーパーで修正しましたが、想像以上に塗膜が硬く完全には修正できませんでした。
一部分だけツルツルにならない様に上手に荒れた凸凹を削り落とすのは難しいです。

毎回の事ですが、トリガーガード内側を綺麗に塗ろうとすると周囲が厚塗りになってしまいます。今回は仕上げ吹きで拭き過ぎてタレてしまいました。
缶スプレーは細かい調整ができないので仕方ありません。
エアブラシが欲しいです…



月曜から三日間=72時間経ちました。下塗りの乾燥時間は十分です。
今日の昼間にウレタンつや消しクリアーを塗装しました。

日中は強めの風が吹いていたのでホコリがあちこちに付きました。本来ならウレタン塗料独特の自己修復作用が働いて、ホコリを取り除いた跡が自然に消えてくれます。
しかし今日の寒さでは跡が全く消えません。仕方なく上から重ね吹きして誤魔化しますが、これにも限度があります。
デザートイーグルと同様に今回もホコリは無視します。

明日から四日間=96時間じっくり放置して完全乾燥させます。
その間に05ハードキックピストンユニットが届くと思います。
ま、のんびり待ちましょう。

次回に続きます。




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