KSC H&K Mk23②

記事の前に皆様にお詫びしなければなりません。

前回の記事で「UMAREX/KWA製USP」と紹介した銃は、正しくはKSC USP.45にDETONATOR製メタルスライド&バレルを組み込んで製作したモノでした。



記事をアップした後の誤字脱字や表現チェックの際に間違いに気付きましたが、さすがに記事をアっプした後に写真を入れ替えてまで修正するのは気が引けます。
仕方なく間違えたまま手を付けませんでした。

USPは映画『コラテラル』の影響で何丁も購入しました。
UMAREX/KWA製USPはコチラです。



真っ黒一色のアルマイト仕上げです。DETONATORの美しいアルマイト&ブルー仕上げとは全く比較にならない安っぽさです。
ただ皮膜が弱いのでペーパーで簡単にウェザリング仕上げが可能です。



写真マジックで美しく見えますが、実際はウェザリングのやり過ぎで「タダの汚い銃」になってしまった失敗作です。
この銃を製作したのは2013年の秋ですが、この時はKSC USP.45が在庫切れ再販待ち状態でした。



恐るべし写真マジック。インナーバレルがなければ「実銃写真です」と言われても納得してしまいそうな迫力です。
しかもインナーバレルはツイストバレル、リコイルSPガイドロッドも社外品です。
なんだかんだ言いながらも、結構あれこれ弄って楽しんだ銃です。

そして一年後の2014年の秋にKSC USP.45が再販されたので、DETONATOR製スライドセットと同時購入して先のメタルカスタム銃を製作したのでした。
この時はエキストラクターが固定式の旧バージョンでした。
コチラです



今回の記事に戻ります。

先週の後半にMk23が届きました。
外箱はいかにも20年前な90年代っぽいデザインです。
時代を感じます。



中身はこんな感じです。
同時に落札したアクセサリー類を入れて撮影しました。
ちゃんとアクセサリー用のスペースが用意されているのは好感が持てます。



同時に落札したアクセサリーは二点あります。
純正サプレッサーとフラッシュハイダーです。



ご覧の通り、サプレッサーはまさかの未使用新品です!
取説も完備されています!
オクで見つけた時は驚きました!



ピカピカのド新品です! 使用感は一切ありません!
つや消しのマットな質感がなんとも渋いです。
マルイのサイレンサーはテカテカ仕上げですが、実銃写真を見るとサプレッサーはつや消し仕上げが正解の様です。



フラッシュハイダーはスチール製で美しいブルー仕上げが施されています。
形状は五又で全体にツールマークが入っています。
高品質なパーツです。



このフラッシュハイダーはKSCのオリジナル商品だと思っていましたが、ちゃんと実物が存在します。四又フラッシュハイダーです。
今回初めて知りました。
コチラです


オクでの説明は「メーカー不明品」でしたが、多分KSC純正品だと思います。
外箱や取説に記載されている純正アクセサリーのフラッシュハイダーは四又ですが、確か五又のフラッシュハイダーも同時販売されていた様な記憶があります。

間違っていたらまた「皆様にお詫び」になりますが…

本体を取り出します。
さすがオールHW。1,200gは伊達ではありません。
デザートイーグルより横幅がスリムなので余計に重く感じます。
HW独特の冷たい触感が堪りません。



スライドは目立つヒケもなくエッジがビシッ!と立った素晴らしい造形です。
そこに細くシャープな字体で米軍正式採用モデル(Mk23 mod 0)の刻印が彫られています。

フレームはHW特有の艶のないザラついた灰色の地肌にシボ加工が施されています。
本物のフレームを手にした事はありませんが、見た目といい手触りといい「まるで本物のフレームみたい!」と錯覚させられる質感の高さです。



この時代のKSC製品は外観の完成度が非常に高いです。

特に金属パーツ類の美しさは亜鉛合金/スチールを問わず特筆に値します。
各所に配置された金属パーツ類が間延びしそうな大柄ボディを視覚的に引き締めて、銃全体に緊張感を与えています。

その中で一際異彩を放つのがスライド右側の可動式エキストラクターです。
このパーツが1mm動いたトコロでなにがどうなる訳でもありませんが、本来動くモノが動くのと動かないのとでは天と地ほどの差があります。
ココが「さすがKSC! 解ってるな~!」な部分です!



マルイも先月(2018年1月)発売のUSP 9mmでようやく別パーツの金属製エキストラクターを初採用しましたが、残念ながら固定式です。
KSCは可動式を20年前に採用しています。
この辺りは「何に重きを置くか」に関する価値観の違いなのでしょう。

ま、理由がどうあれ、相手がこの時代のKSC製品では勝負になりませんが…



Mk23で気になるのが「大きさ」です。

H&Kが米軍正式採用モデルを納品した1996年には既に多弾装9mmオートの時代に変化しており、射撃訓練も9mm弾のダブルタップ等が主に行われていたため、.45口径でサイズがデカ過ぎるMk23は受け入れられませんでした。
そのためアフガニスタンやイラクでUSP.45やグロック21と共に特殊部隊に使用されたものの、攻撃用拳銃プロジェクト(OHWS)は事実上失敗に終わりました。



確かに大きいですが…

そんなに大きいか!?

という訳で計ってみました。
KSC Mk23、KSC USP.45、マルイハイキャパの三機種です。
計測するのは握り心地に直結するグリップサイズです。
ハイキャパはInfinityのグリップを純正グリップに戻して計測しました。

縦幅
 ・ Mk23 59mm
 ・ USP.45 56mm
 ・ ハイキャパ 52 (55) mm
上の二機種はグリップの中心が一番太いですが、ハイキャパは下へ行くほど太くなる形状です。なので「中心(下端)」と表記しています。

横幅
 ・ Mk23 32mm
 ・ USP.45 30.5mm
 ・ ハイキャパ 30.5mm

トリガーまでの距離(ダブルアクション/シングルアクション)
 ・ Mk23 75mm/68mm
 ・ USP.45 72mm/65mm
 ・ ハイキャパ - /72mm

意外と差がありません。

ハイキャパシティとはいえ1911系のハイキャパが一番グリップサイズが小さいのは当然ですが、Mk23とUSP.45の差はどれも数ミリ程度しかありません。
加えてMk23のグリップはUSP.45より四隅が丸く成型されているので、数値ほどの差を感じません。
むしろ「USP.45より握りやすい!」と感じてしまいます。

全長や口径などを総合的に比較すれば「大きい!」となりますが、少なくともグリップサイズに関してはハイキャパシティ1911系と比較しても数ミリ程度の差に留まっています。
ま、MEUピストルなどのシングルスタック1911系とは全く比較になりませんが…

折角なのでサプレッサーを装着してみます。
Mk23で一番お馴染みの姿です。



デカいです。というか長いです。長過ぎです。
この長さはもはや「拳銃」の範疇を超えています。
特殊部隊以外には軒並み敬遠されたのも納得の長さです。



実銃とほぼ同じ1,200g+サプレッサー。
KSCの軽量サプレッサーでも格段に取り回し難くなります。
これが.45ACP弾12発フルロード+ナイツ製サプレッサーだと使うのが嫌になること請け合いです。
性能はピカイチでも「常識の範囲」を飛び出すとキワモノ扱いされますよね。

ま、攻撃用拳銃プロジェクト(OHWS)がクレイジーだっただけで、完成した銃には何の罪もないのですが。

続いてフラッシュハイダーを試してみます。
ちょっと中二病入ってるアクセサリーではありますが、はたして結果は…



コレは良い! 素直にカッコイイ!
サプレッサーより100倍カッコイイです!
アウターバレルの雄ネジがABS樹脂なので気を遣いますが、緩みやガタツキは一切ありません。ジャストサイズです!
やはりこの五又フラッシュハイダーは純正品だと思います。



弾が切れたらスパイク以上に強力な打突武器になりそうです。
映画『96時間 レクイエム』で弾切れホールドオープンした銃のマズルで相手をドつく格闘シーンが何回もあったので印象に残っています。
多分、メチャクチャ痛いと思います。
SCAR Lのフラッシュハイダーで手の甲をドつかれた日には中指骨がボキボキに折れますよ…



コイツがこのSCAR Lでリーアム・ニーソンをドつき倒します。
最新アサルトライフルとベトナムスタイルなマガジンの組み合わせが面白いです。

で、肝心のエンジンですが…

前回紹介しました「ハイパー道楽」様のパーツ情報と取説のパーツリストを照らし合わせて確認します。
コチラです

その結果…



残念! 旧型ハードキックでした!
やはり05ハードキックなのが絶対確実なフェイズ2プロトにすべきだったか…

という訳で、皆様!
「100%絶対確実」とは言えないかも知れませんが、情報です!
外箱にこの「ハードキックタイプ エクセレント」のシールが貼ってあるモデルは旧型ハードキックです!
05ハードキックではありませんでした!



その日のうちに「05ハードキックピストンユニット」をweb注文しました。
こういう旧製品に関するアフターケアを怠らない姿勢は素晴らしいと思います。
コチラです
しかし05マガジン&05リコイルSPユニットと組み合わせなければ、完全な05ハードキックの性能にはならないらしいのですが…
コチラです

ま、結果はいずれ判明します。

現時点では寒過ぎて性能を語る状況ではありません。
旧型ハードキックもマガジンを十分に温めれば最初の三発までは「ガツン!」と驚くほど強力なリコイルショックを発揮しますが、四発目で生ガスを吹いてしまいます…



まだまだ記事は続きますが、「画像の掲載枚数は50枚です」とエラーが表示されて記事全文をアップできませんでした。

とりあえずここで一区切りします。




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