KSC CZ75改ジェリコ941F⑫


完成したジェリコを屋外で撮影しました。




自然光の下で見る鉄色倶楽部 黒組はとてもシブい色合いです。青色成分が一切含まれない、漆黒の鋼鉄の質感がバッチリ再現できました!












刻印部分は研磨スポンジが届かないので、光沢クリアーの塗膜が未研磨のまま残っています。そのため刻印が黒々と輝く仕上がりになりました。




シカゴさんで無可動実銃を見せてもらうと、刻印部分に油脂が入り込んで黒く光っている銃があります。そういう銃は軍手で触っても手がヌルヌルするほど油でギトギトなのですが(シカゴさんは軍手で銃を触るルールです)、刻印の見え方は今回のジェリコとよく似ています。
















セレーションの凹部分の光沢クリアーも意図的に残しています。そうする事で凹部分が黒々と輝き、凸部分が引き立つ効果が得られます。凹部分の造形のアラ隠しもできるので一石二鳥です!
















セレーション部分とスライド先端部分は特に下地のシルバーを多く露出させています。




イスラエル軍方式では、ホルスターから銃を抜く度にセレーション部分を指でガッチリ掴み、スリングショットでスライドを「ジャキン!」と引きます。ホルスターに抜き差しする回数とスライドを引く回数が非常に多いので、サイドセレーションはもちろんトップセレーションとスライド先端部分も色落ちが激しいだろうと想像しながらダメージ加工を施しました。
















逆にスライド後端部分はそれほどシルバーを露出させていません。




F/Rサイトは表面の光沢クリアーだけをダメージ加工っぽく研磨しています。光が研磨キズに当たると色落ちしている様に見えますが、サイトの黒染め被膜そのものは一切削っていません。








他の部分も控え目な露出具合に留めています。ダメージ加工はやり過ぎると途端に安っぽくなるので、サジ加減が非常に難しいです…




















フレームのダストカバーがスライド先端部分まで覆う形状なので、リコイルSPガイドロッドが突出しなくても目立ちません。




本当は実銃同様にリコイルSPガイドロッドを突出させたかったのですが…もし大加工の末に突出させていたとしても、これだけ目立たなければ苦労が報われなかった可能性が高いです。








シルバーに輝くCZトリガーと大日本技研レプリカグリップがカスタム銃っぽさを醸し出しています。実銃ジェリコはカスタムパーツが多数流通しているので、トリガー交換やグリップ交換は珍しくありません。




CZトリガーはシルバーのカスタムトリガーという事で…








大日本技研レプリカグリップはグリップが一回り太くなるので握り難くなりますが、グリップ部分がドッシリして実銃デザートイーグルの様な見た目になるのでオススメです!












但し、CZハンマーだけはご愛嬌です…








実銃ジェリコはド派手なカスタムからシックなプチカスタムまで様々ですが、デザートイーグルと同系統の目がチカチカする様なド派手なカスタムが多いです。こういうトコロにもデザートイーグルとの共通性を感じます。




















斜めから撮影すると黒組の美しさが際立ちます!




黒組そのものの金属感と黒組の塗膜に施したヘアラインとの相乗効果で、金属的な素晴らしい表面仕上げになりました!












刻印部分と同様に研磨スポンジでまだらな光沢を残した部分も「黒い色」として塗膜表面に残っています。それが黒染めされた金属表面の微細な荒れに見えます!




















今までの塗りっぱなし仕上げより、今回の研磨を加えた仕上がりの方が数倍美しいです!




カスタムは経験がモノを言う世界ですが、その中でも塗装は知識や経験の差が如実に表れる部分だと改めて認識しました。もう研磨なしの塗りっぱなし仕上げには戻れません…








ホールドオープン状態で何となくショートストローク?に見えるのは、アウターバレルを2mm短縮したのが原因です。スライドストップノッチはCZ純正スライドと寸分違わぬ位置に設置しています。




ハドソンジェリコと違ってKSC CZ75はキチンとショートリコイルするので、アウターバレルが後退した分だけスライドの後退量が視覚的に少なく見えるとも言えます。








塗装後も作動調整を行った結果、フルオート現象ははぼ完全に発生しなくなりました。突然ガスをブチ撒ける不具合を除けば、正常にBB弾を発射してブローバックと次弾装填を行うまで調整できています。それでも快調作動とは言い難く、何回かトリガーを引かなければ次弾が発射されない事が多々あります…




今回のカスタムの目的は「現代スペックで快調作動するジェリコを製作する」です。その点ではまだまだ不完全な状態ですが、外装加工と塗装が上手くできたので良しとします。








時間の経つのは早いもので、5月に始めたこのカスタムが完成したのは今月10月です。マッドさんからスライド/フレームその他が帰ってこなくて何もできなかった2ヵ月を差し引くと、今回のカスタムに費やした期間は実質3ヵ月です。




気が付けば5月25日(土)26日(日)に開催されたBUCK-TICK初の幕張メッセ公演『ロクス・ソルスの獣たち』のライブBlu-ray&DVDトレーラーが公開されていました! もちろん予約済みです!




奇しくも今回のカスタムと同じ5月に行われたライブなので、なんとなく感慨深いです…








幕張メッセまでクルマで行くのは無理なので、電車を乗り継ぐ事になります。しかしwebで「乗り継ぎ検索」をすると、どうやっても当日日帰りで香川県まで帰れません。東京で一泊せざるを得ませんが、それでは交通費約7万円+宿泊費約1万円=約8万円…




こういう特別イベントは今まで何回もありましたが、日本武道館とか日比谷野外音楽堂とか関東ばかりなので参加できません。




たまには西日本でも開催して欲しいです…








という訳で、CZ75改ジェリコ941Fはこれで終了です!




機会があればロケに行きたいです。作動がイマイチとはいえ、正常にBB弾を発射してブローバックするまでには調整ができています。上手く行けばジェリコ初の標的射撃ができるかも知れません!




ハドソンジェリコ(外装だけですが)の性能は如何に!?




期待せずにお待ち下さい。




次回から新しいカスタムが始まります。今までアイデアはあったものの、自分の技量を考えて封印していたカスタムです。本当は次のカスタムは「塗ってグリップを交換するだけのお手軽1911カスタム」にする予定でしたが、なんだかヤル気が出てきたので予定を変更しました!




お楽しみに!

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