KSC CZ75改ジェリコ941F⑥


前回の記事から時間が空いてしまいました。




先週、京都府と滋賀県に跨る霊峰・比叡山に行ってきました。香川県から日帰り往復12時間のドライブです。とても「日帰りドライブ圏内」とは言い難い距離ですが、夏大好き人間な私には、今年最後の快晴の真夏日にどこにも出かけずに家でまったり過ごすのは無理でした!








『比叡ドライブウェイ』五合目の展望台から見る琵琶湖と大津市です。絶景です! 素晴らしい青空と素晴らしい景色に息を呑みます! この絶景を見るだけでも来た甲斐があります!




延暦寺の「文殊楼」です。延暦寺は「延暦寺」というひとつのお寺があるのではなく、無数の御堂が密集して建立された総体が「延暦寺」と呼ばれます。これが他のお寺との最大の違いです。








延暦寺の中心が国宝「根本中堂」です。「根本」という言葉の語源になった御堂です。




現在は平成の大改修(10年間)の真っ最中なので、御堂の外観も内部も見られません。実は15年くらい前に職場の慰安旅行で延暦寺に来たことがあったのですが、その時はまさかの真冬の1月に極寒の根本中堂で御坊様の有り難い講話を一時間正座して聞くという罰ゲームの様なパックツアーでした…








延暦寺の特色は「険しい山の頂上にあるために下界と隔絶されている」点です。周囲に人工物が一切ない厳かな雰囲気は他のお寺では絶対に感じられない、延暦寺だけが持つ唯一無二の存在感です。さすがは現在も修験僧が修業している「修験道の聖地」です!








神社仏閣巡りが好きな私にとって延暦寺は、一度に沢山の御朱印を書いて頂ける「お得なお寺」でもあります。テッポー趣味とかけ離れた楽しみですが、人間というのは多様な側面があるからこそ面白いと思います。




ま、神社仏閣巡りもテッポー趣味も、どちらも周囲の人達には理解され難いのですが…








今回は時候の良い季節に改めて訪れたいと思い続けていた延暦寺への15年ぶりの再訪でした! 霊験あらたかなお寺で清められて、清々しい気持ちで一杯です!




しかし往復12時間のうち9時間クルマを運転しっぱなしという無茶な日帰りドライブのおかげで、今週は疲れが抜けないままダルさを我慢しながら仕事する一週間になりました。四十代になった時に体力の低下を感じ、45歳の昨年に再び体力の低下を感じたので、さすがに無理が効かなくなっているのを実感します…








それではカスタム記事を続けます。




スライド後方部分を組み込んだ状態で、バレル一式を組み込みます。アウターバレルとシャーシは特に干渉する事もなく普通に組み込めます。








ジェリコスライド前方部分を組み込みます。








スライド前後をフレーム前後に合わせると接合部分に数ミリの隙間が生じますが、スライド長とフレーム長を一致させる必要があるので、隙間は無視して位置決めを行います。




この状態でスライドとフレームをセロテープで固定して、両者をプラリペアで接合します。数回に分けて盛り付けて、隙間を完全に埋めてしまいます。












ナナメから見るとスライド形状の違いが一目瞭然です。ここまで形状の異なるスライドを本当に接合できるのか? と不安になりますが、プラリペアの接合能力を信じて盛り付けます。








プラリペアが硬化すればスライドを外します。そしてスライド組込状態ではプラリペアを盛り付けできなかったレール部分とスライド裏側にプラリペアを盛り付けます。
















硬化後にレール部分のプラリペアを削って整形します。








整形が終われば再度スライドを組み込みますが…スライドの動きがとても固いです。








ジェリコスライドは作動を良くするためにフレームと「点接触」する突起がレール部分に設けられています。しかしこの凝った構造はほとんど効果がなく、大半のジェリコユーザーはこの突起を削り落としています。まして今回はCZのスライドと組み合わせるので、この突起は邪魔でしかありません。








レール部分の突起をすべて削り落とします。








ジェリコスライドとCZアウターバレルが干渉するので、スライド内側と先端を削ってアウターバレルのショートリコイル動作を妨げない様にすると同時に、アウターバレルのロッキングラグを削り落としてスライド内側との干渉を避けます。
















CZリコイルスプリングがジェリコスライド先端下部のスライドウェイト内側に干渉してスムーズに伸縮しないので、スライドウェイト内側を丸棒ヤスリでガッツリ削ります。








CZとジェリコはスライドストップの位置と形状が異なります。それではスライドストップが正常に機能しないので、ジェリコスライドをCZスライドと同じ形状に加工して、CZスライドストップがジェリコスライドに噛み合う様にします。












ここまで加工してようやくスライドがリコイルスプリングのチカラで「シャコン」と閉鎖する様になりました。CZ純正の「シャキン!」という力強い閉鎖ではありませんが、とりあえずスライドがリコイルスプリングのチカラで正常に閉鎖します!




しかし…




マガジンを挿入するとローディングノズルが押し上げられてスライド内部で干渉してしまい、スライドがスムーズに動かなくなります。またしても「スライドレールを0.5mm低くした」弊害の発生です!








現状はスライドレールが0.5mm低くなったためにブリーチ全体が0.5mm下がり、マガジンとの接触位置が0.5mm低くなったために、ローディングノズルが通常より0.5mm上方に押し上げられてスライド内側に強く押し付けられ、正常な動きが阻害されている状態です。




これはもうローディングノズルがスライド内側とマガジンに接触する箇所をすべて削って、ローディングノズルの動きを調整するしか解決策がありません。




CZスライドの内側を特殊形状ヤスリで削ります。この部分は純正のまま使用するので無加工で問題なく正常作動する筈なのですが、僅か0.5mmの弊害でこんな加工を行うハメになりました…








ローディングノズル上部のレールをすべて削り落とします。








しかしレールをすべて削り落としても、ローディングノズル前方がマガジンに押し上げられてスライド内側に干渉するので、前方の板状部分を一段低く削ります。そしてBB弾を押し出す突起の左右と下部、ノズルの先端下部もマガジンリップと接触するので削ります。












ローディングノズルとマガジンパッキンの接触面を削ります。この部分を削り過ぎると気密が減ってブローバックが弱くなる反面、削る量が足りないとパッキンとの接触抵抗が強過ぎてローディングノズルがスムーズに動きません。慎重に慎重に削ります。








そしてマガジンリップ下側も削ります。








ここまで加工しても、まだローディングノズルがマガジンに押し上げられてナナメになっています。しかしこの状態でもローデングノズルがシリンダースプリングのチカラで何とか引っ込んでくれるので、とりあえずコレで良しとします。








徐々にカタチが見えてきました。




しかし現状ではガスを入れて作動させると作動が極めて不安定です。「バスン!」と強力にブローバックする時もあれば「ポスッ…」とスライドが途中半端な位置で止まってしまう事もあります。




それだけならまだしも、ローディングノズルがナナメになっているのが原因なのか判りませんが、給弾不良が多いです。最初の一発は発射されても二発目以降が発射されません。作動調整に手間がかかりそうです…




とりあえず外観を完成させて、それから時間をかけて作動調整を行う事にします。




次回に続きます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です