KSC CZ75改ジェリコ941F③


今回のカスタムはスライドの難易度が高いので、先にフレームを完成させてから時間をかけてスライドを完成させます。








まずジェリコフレームにCZスライドを借り組み…でいきなり問題発生!




写真の黄色い丸で囲った部分が干渉して組み込めません。CZスライド先端下部の凸部分の外径がジェリコフレームのダストカバー先端の内径より大きいので、この凸部分を切り落とす必要があります。












凸部分以外に干渉箇所はありません。この部分を切り落とすと問題なくスライドが組み込めます。








それではフレームを加工します!




CZフレームの内側前方に長方形の凹部分があります。この凹部分後方にシャーシ前方下部の凸部分が挿し込まれる構造です。




この部分はトリガーガードの根元部分なので、シャーシとの噛み合わせ部分を残して慎重に切断すれば、上手くトリガーガードを移植できそうです!












凸部分の中央でCZフレームを切断します。そしてグリップ側のトリガーガード根元部分を切断してトリガーガードを取り除きます。








続いてジェリコフレームを切断します。事前に計測した寸法が狂わない様に切断したCZフレームを重ねて位置決めを行い、慎重に切断します。そしてグリップ側のトリガーガード根元部分を切断してフレームを切り放します。








切断したジェリコフレームをCZフレームに移植します。




CZスライドとフレームを組み立てて、そこに切断したジェリコフレームを組み込みます。慎重に位置決めを行って切断したおかげで寸法はバッチリです! グリップ側のトリガーガード根元部分も全くズレていません! 完璧です!








各部品をセロテープで固定して、プラリペアでジェリコフレームを接合します。今回は作動性能最優先なので、スライドレールの嵌合を維持しながら接合作業を行います。








この方法だと外側のラインが微妙にズレますが、外観重視で接合した後にスライドレール内側のズレを修正する労力を考えれば、スライドレールの嵌合重視で接合して外側のアラを修正する方が遥かに合理的です。












この段階ではこんな感じです。細部は全く手つかずでアラだらけですが、パッと見はそれなりにジェリコっぽく見えます!








ジェリコスライドを組み込むとジェリコそのものです!








しかしこの段階ではトリガーガード根元部分に大穴が開いています。またジェリコフレームとCZフレームの下側への張り出し量が異なるので大幅な修正が必要です。








そこでジェリコフレームの同じ個所を切り出します。








コレをCZフレームに移植します…といきたいトコロですが、逆R面が90度回転する後方部分は非常に肉厚なので、土台のCZフレームを相当削らないと移植できません。




仕方なく前方部分だけを移植する事にしました。












移植部分を削ります。写真では少ししか削っていない様に見えますが、実はこの状態でギリギリ限界まで削っています。指で押すと「ペコッ!」と凹むくらい薄い状態です。




この部分はチカラが加わる事がないので無理な削り加工ができますが、後方部分はトリガーを引く度に指で押されるので削り過ぎると強度が心配です。これが後方部分のフレーム移植を断念した理由です。












残りの部分はプラリペアで整形します。




私の経験では、プラリペアは初期硬化する時と完全硬化する時の二回ヒケます。最初のヒケは容易に対応できますが、二回目のヒケは数ヶ月から一年かけてゆっくりヒケて行くので厄介です。カスタムが完了した数ヶ月後に「あれ?」と気付いても対処しようがありません。




とはいえ他に方法がないのでガンガン盛ります!








硬化後に棒ヤスリで形状を整えますが、まだ仕上げ作業を行う段階ではありません。あくまでもザックリ形状を整えるだけです。




トリガーガード根元部分を整形します。








スライド側面のプラリペアは簡単に削り落とせます。しかし逆R面のプラリペアを棒ヤスリで削り落とすのは大変なのでリューターで削りましたが…上端のラインがガタガタになってしまいました。要修正です…








とりあえずジェリコフレームの移植と荒削りが終わりました。CZフレームとジェリコフレームの合体した姿が確認できる程度には仕上がりました、が…








まだまだアラだらけです。そこら中がガタガタで見られたモノではありません。この後、ひたすらプラリペアを盛っては削り、また盛っては削りの繰り返しで表面を綺麗に仕上げなければいけません。ちょっと気が遠くなりそうです…




次回に続きます!

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