マルゼンVz61スコーピオン⑤

マスキング塗装した鉄色倶楽部 青組が完全硬化しました。
いよいよ組み立て…の前に、先の記事の内容に誤りがありました。
ストックです。



先の記事で「純正ストックは亜鉛合金制なので曲げ伸ばし加工は不可能」と書きましたが、分解するとそれなりに弾性があります。亜鉛合金には弾性はありません。
ストック本体はスチール製です。



よく見ると亜鉛合金のストック取付部分とスチールのストック本体がピンと接着剤で接合されていました。ストック全体をスチール製にすると取付部分の複雑な形状を整形する手間とコストが発生しますが、分割式ならコストを抑えられます。
非常に合理的な構造です。

以上の事から「ストック本体はスチール製なので曲げ伸ばし加工は可能」でした。
謹んでお詫び申し上げます。


それでは組み立てです!
まずはアッパーレシーバーを組み立てます。



アウターバレルをフロントシャーシに組み込みます。
ネジ込むだけの簡単装着です。



アッパーレシーバーに20mmレールを取り付けます。
取付はネジとジーナスを併用します。
まず20mmレール下部に位置決め用のペイントマーカーを塗ります。



この状態で20mmレールをアッパーレシーバーにネジ留めします。
ネジを一杯まで締め込んで密着させて、さらに上から手でグリグリ押し付けます。
ペイントマーカーが付着してくれないと意味がないので念入りに作業します。



20mmレールを取り外すとペイントマーカーが付着しています。
少ししか付着しませんでしたが、前後左右の位置は確認できます。
コレでOKです。



ペイントマーカーを目安に切削ビットで塗膜を削り落とします。
ウレタン塗料の二層塗りなので塗膜が硬いです! 切削ビットで削るとパリパリッ!と音を立てて塗膜が剥がれていきます。



塗膜に接合しても意味がありません。本体のABS樹脂に接合するために表面の塗膜を剥がす必要があります。そのための加工です。

20mmレールもペイントマーカーを削り落として亜鉛合金の地肌を出しておきます。
ピカピカに剥がす必要はありません。うっすら地肌が見えればOKです。



20mmレールにジーナスを盛ります。
その状態でネジを挿し込み、アッパーレシーバーに正確に密着させます。
そしてネジを締め込んで固定します。



ハミ出したジーナスを棒で綺麗に整えます。
20mmレールの側面にハミ出したジーナスが付着しましたが、ヘラで落とすのも限界があります。完全硬化後にすべて削り落としてブラックブラッセンで塗り直すと綺麗になるのでしょうが、目立たない部分なのでそこまで徹底した作業は行いません。

今回はノギスで水平/垂直を正確に合わせました。
この状態で24時間放置してジーナスを完全硬化させます。





完全硬化するとガチガチです! ビクともしません!
ネジとジーナスの併用なので強度は完璧です!

ここで大事な加工をし忘れているのに気が付きました。

実銃Vz61のアッパーレシーバー先端左側には穴がふたつあります。
この穴はブルーイング仕上げの初期型Vz61にもCZ社が生産している現行型Vz61にも存在しません。チェコグレーの中期~後期型Vz61にだけ存在します。



この穴には赤いペイントが施されていますが、何のための穴なのかは不明です。しかしチェコグレーのVz61だけに見られる大きな特徴なので再現します。

本来なら塗装前に行う加工ですが、すっかり忘れていたので塗装後に行うハメになりました。ドリルビットで穴を開けて、切削ビットで下側の穴と同じ大きさに加工します。



裏側にABS板を貼って仕上げようと思いましたが、フロントシャーシを組み込むと裏側のクリアランスが厳しいので止めました。塗装前なら裏側にプラリペアを盛って穴の底上げ加工を行うトコロですが、塗装後なので塗装面が荒れると困ります。
フロントシャーシが穴の底面に見えなくもないので良しとします。
赤いペイントは最後に行います。



改めてアッパーレシーバーを見てみると、フロントサイト一式を定位置に取り付けできそうな気がします。フロントサイトベースが20mmレールと干渉するかも知れませんが、その場合にも僅かな削り加工で済みそうです。



フロントサイトベースを乗せてみると…まさかの無干渉で取り付けできました!
両者の位置関係を事前に計測していた訳ではありません。20mmレールの取付位置はメンテナンス性と収まり具合を考えて消去法で決めたので、フロントサイト一式との位置関係は全く考慮していませんでした。



両者の間隔は僅か1mmです!
まるで図ったかの様なピッタリ具合ですが、ウソ偽りなく完全な偶然です!



ドットサイトのマウントベースを乗せてみます。
搭載位置は一番前のスロットです。
見事にピッタリ収まりました!

これまた計ったかの様な収まり具合になりましたが、本当に偶然の産物です!
マウントベースを取り付けると20mmレールの中途半端な取付位置があたかも計算され尽くしたベストポジションであるかの様に見えます!





確認が終わったのでドットサイトとマウントベースを合体させます。
ネジ二本を締め込むだけの簡単作業です。



リアサイト一式を取り付けます。
クリックピン穴が左側になる様にリアサイトポストを取り付けます。



そしてリアサイトを組み込みます。
リアサイトはジュラコン製なので加工も塗装も不可能です。KSC Vz61のリアサイト一式が移植できればリアルさが増すのでしょうが…



そしてコッキングノブを装着します。
ハメ込むだけの簡単装着です。



これでアッパーレシーバーの組み立てが完了しました!
20mmレールの接合に24時間費やした以外は30分程の作業です。マルゼンVz61は本当にユーザーに優しい合理的な設計が行われています。メンテナンス性も完璧です!



20mmレールを搭載しただけで印象がガラリと変わりました!
古風なVz61にはミスマッチかと思いきや、そんな事は微塵も感じません。バリバリの現用装備に変身しました!



ドットサイトの搭載と赤いペイントはロアレシーバーを組み込んで作動調整が終わった後に行います。
どんな姿になるのか楽しみです!

次はロアレシーバーの組み立てですが、長くなりそうなので一旦記事を終えます。

次回に続きます!

(さらに…)

祝! 4000訪問!

さて、7月に3,000訪問を達成してから二ヶ月経ちました…

やりました! 4,000訪問を達成しました!
なんと前回の3,000訪問から僅か二ヵ月でのスピード達成です!
凄い! 素晴らしい! パチパチパチ!



7月から今月までに製作した銃はKSCマカロフPMとマルゼンVz61スコーピオンの二挺だけです。しかもマカロフはダラダラと9回も記事を続けた挙句に作動不良で心が折れて一時中断、そしてマルゼンVz61は昨日(一昨日)完成したばかりでまだ記事が書けていません。
そんな状況にも関わらず訪問して頂いた皆様、ありがとうございました!

次は5,000訪問を目指します!!



米海兵隊特殊作戦コマンド(US MARSOC)が2012年にMEUピストルの後継として制式採用したのがM45A1CQBピストルです。
コチラです
現役バリバリの軍用銃なので一般人とは縁がない…訳ではなく、刻印とシリアルナンバーを変更した民間仕様が販売されています。

 ・ 官給品  COLT USMC
 ・ 民間仕様 COLT M45A1


銃は火薬を爆発させて弾丸を発射します。発砲の度に火薬が爆発するので次第に銃が火薬のススで黒く汚れてきます。スス汚れはスライド先端だけでなく銃全体に及びます。黒い銃だと目立ちませんが、タンカラーのM45A1は汚れが際立ちます。
M45A1の数少ないマイナス面です。



「銃ってこんなに汚れるんだ」と認識を改めさせられます。
そしてこのドスが効いた姿が物凄くカッコイイ! 貫録を感じます!

この訓練や実戦で酷使された現用装備ならではの迫力や臨場感を再現しようと、多くの方々がウェザリングを施したマルイM45A1CQBピストルをブログで紹介してらっしゃいます。


コチラは実銃です

エアガンでの定番のウェザリングが「硬いシルバーの上に塗った柔らかいガンブルーを研磨して摩耗したエッジ等を再現する」引き算の手法なのに対して、このM45A1のウェザリングは「黒い塗料を上塗りしてスス汚れを再現する」足し算の手法です。
エアガン的には目新しいウェザリング手法だと思います。

そんなM45A1の究極ウェザリングカスタムを入手しました!

つい先日、オクでウェザリング加工済みのM45A1を購入しました。なんとマッドさんが製作/出品してらっしゃったカスタムM45A1です!





18時過ぎに撮影した写真なので全体の色調が薄暗いですが、ウェザリングの凄まじさは十分に伝わると思います!
スライド先端どころか銃全体が真っ黒です!







全体的に汚した上で、頻繁に手で触る部分やホルスターで擦れる部分のスス汚れを上手く拭き取っています。
計算された絶妙な汚し加減と拭き取り加減です!







もちろん左右の汚し加減と拭き取り加減は異なります。
銃を両手でグリップする際に右手が握る部分と左手が握る部分は違います。レバーを頻繁に操作すれば周囲のスス汚れは自然に拭き取られます。そんな細かいトコロまで完璧に再現されています! コレは凄い!

スライド後端の「2」はモトネタのM45A1に施されていたマーキングです。
コチラのM45A1です。



相当な汚れっぷりです。
スライド前方とバレルにグリスがペッタリ塗られています。焼き付いて取れなくなったスス汚れをグリスで落とそうとしているのでしょうか?
軍隊ではお上品な手入れなど無縁の様です…







スライド先端とアウターバレルは本当に真っ黒です。何の塗料を使ってどういう方法で拭き取りを行ったのか全く判りません。判りませんが硬い塗料です。
なぜ「硬い塗料」と言えるのかといえば…



マッドさんは基本的にインナーバレルは染めません。今まで何回もカスタムをお願いしましたが「インナーバレルを黒染めしますか?」と聞かれた事は一度もありません。
なのでこのM45A1も購入後に通常分解してインナーバレルの先端をブラックブラッセンで黒く塗装しました。

1911系なのでバレルブッシングを回す必要がありましたが…スライド先端の黒い塗料は全く剥がれませんでした。そのくらい硬くて強い塗料です。









今回の撮影で気付いたのが「タンカラーの迷彩効果の高さ」です。

写真をご覧頂いてお気付きだと思いますが、この様な薄暗い状況だとタンカラーとアスファルトがほぼ同じ色に見えます。そして黒く汚れている事で銃の輪郭が曖昧になってアスファルトに溶け込んでいます。
タンカラー塗装された拳銃の迷彩効果の高さを改めて認識しました…





という訳で今回はマッドさんがカスタムしたマルイM45A1CQBピストルをご紹介しました。 自分では到底できないカスタム銃が入手できたので嬉しいです!

明日(今日)は晴れらしいのでマルゼンVz61のロケに行きたいトコロですが、昨夜(一昨夜)は徹夜だったので眠くて仕方ありません。明日(今日)は昼まで爆睡してからVz61の記事を書きたいと思います。

週末にまたまたまた台風が来るとか、本当にいい加減にして欲しいです。
現在の予報では土曜の夜にまた徹夜になりそうです…

次回に続きます!

(さらに…)

ショットショージャパン2018秋

今年もはや9月後半になりました。
まだまだ蒸し暑いのは例年通りですが、今年は一瞬だけ秋の空気が流れ込んだ直後に台風の波状攻撃を受けたので、気温が乱高下しました。
今は残暑の時期ですが例年の様な「夏かよ!?」な強烈な暑さはありません。
妙な季節の変わり方です。



今年はツクツクボウシが時機を逸したのか、アブラゼミから一気にコオロギに変わってしまいました。
こういう時はどうなるのでしょう? 今年地上に出てくる予定だったツクツクボウシがまた土の中に戻って仕切り直しになるのでしょうか? そうなると樹木の根元が今年のツクツクボウシと来年のツクツクボウシで溢れ返るコトになりますが…
来年は二倍のツクツクボウシの大合唱を聞かされそうです。



そんな15日にショットショージャパン2018秋に行ってきました!
秋のショットショーはスペシャル枠ですが、今回で実に第9回目のスペシャルです。そろそろ「スペシャル」の肩書を外しても良いのでは? と思います。

DSIクラブさんのwebサイトには「初日は開場前の行列が数百メートル程度になります」とか「初日の午前中は息ができないくらいになります」とか書かれています。
なので午後に到着する予定でのんびり出発しました。



ショットショーの後にシカゴ大阪店さんに行く予定でしたので、なおさら急ぐ必要はありません。法定速度で安全運転です。さすがに阪神高速は法定速度+20km/h位で流れていますが、法定速度が60km/h程なので大したスピードではありません。

そして到着しました!
地下に多目的ホール『サンホール』があるボーリング場『サンボール』です!
相変わらずニトリの看板の方が目立ってます! 知らないと迷います!



到着すると長蛇の列ができています! さすがショットショー初日は午後にもまだ行列が続いているのか!? と驚きながら列に並びました。

しかし…

行列の人達は全員お洒落な服装をした若い女性達です。男臭いミリタリーイベントの行列とは思えないので、前の女性に「皆さんは何の行列に並んでるんですか?」と尋ねると「イベントのチケット販売の列です」とのお返事。???



よくよく壁面の「インフォメーション」を見ると、ショットショー会場の地下一階より下の会場で行われる別のイベントのポスターが貼られていました。若い女性達はコチラのイベントのお客さん達でした。

ミリタリーな服装の男達は行列をスルーして階段を降りて行きます。なので私も行列をスルーして地下一階の受付に行きました。
受付の奥は喫煙ブースです。行列に並んでいる若い女性達の煙たそうな顔を完全無視して男達がタバコを吸いまくっています。ザ・ショットショーな眺めです!
会場案内図はコチラです

会場に入ると目の前に宮崎商店さんのブースがありました。シカゴ大阪店さんの商品を展示販売されているブースです。
そこで何と! ショットショーの後にシカゴ大阪店さんに見に行こうと思っていたチェコグレーのオリジナルVz61が展示されていました! 何という奇遇!



昨日の記事にも書きましたが、チェコグレーの色味は佐世保グレイとほぼ同じです。
コレが確認できただけでも大収穫です! シカゴ大阪店さんは敷居が高いので…

このVz61を持たせて頂きましたが、重さといい質感といい鋼鉄の手触りといい、やはり無可動実銃はイイです! テッポー好きの究極の幸せが凝縮されています!
ま、重さだけはKSC Vz61でも味わえますが…



コチラはAKMSのカットモデルです。とても珍しい商品です。
カットモデルは高額な事が多いのですが、このAKMSは80,000円(税抜)のお値打ち価格です! マガジンもカットを施しているのでマガジンスプリングが除去されていません! カット窓から見えるダミーカートが物々しくてカッコイイ!
このAKMSはコチラです

会場に入ってから気付きましたが、スペシャル枠のショットショーにはマルイ等の大手メーカーは出店しない様です。
タニオコバさんのブースもなかったので残念でした。折角カスタムガンコンテストで銅賞に選んで頂いたので、タニコバさんとお話がしたかったのですが仕方ありません。

しかし! 前回タニオコバさんのブースだった場所にバーストヘッドさんのブースがあり、なんとウピウピ隊のみさみささんがいらっしゃいました!
ビックリです!!
最新の動画はコチラです


実は初めはみさみささんだと気が付きませんでした。『アームズマガジン』や動画で見るみさみささんは20代中頃?なカワイイ感じですが、実際にお会いすると成熟した大人の雰囲気が漂う…というか端的に言えば「お肌の感じが○×△で気付かなかった」のが事実です…



リストバンド一個とパッチ二枚で5,500円は高い!と思いましたが買いました。サバゲはやらないしBUCK-TICKライブの時にはBUCK-TICKのリストバンドを着けるので「このリストバンドを着ける機会は一生ないだろうな」と思いながら買いました。
握手までしてもらって気分はハッピーです♪

隣のブースで "KLS AIRSOFT" という聞き慣れないメーカーの電動ガンが売られていました。私的にはスルーするブースなのですが、値札を見て立ち止まりました。

「AKS74Uクリンコフ 4,980円(税込)」



箱は邪魔なので中身だけビニール袋に入れてもらって購入しました。
電動ガンなのに物凄く軽いです! 体感的にはマルイのデザートイーグルの方が重い気がします。そのくらい軽いです! 質感もオモチャ並に軽いですが。
D-Boysのコピー銃との事なので、コピーのコピーのコピー(VFC→D-Boys→KLS)になります。まともに弾が出るのでしょうか…





いきなり大物を買ってしまいましたが、まだ会場に入ったばかりです。
これからブース巡りを開始します。

個人の方のブースで中国の時計と硬貨を購入しました。
前回ソビエト連邦のバッジを買ったブースです。今回は中国と北朝鮮のアイテムが並べられていました。品揃えがマニアック過ぎます。



時計は現用装備との事ですが、風防が真っ二つに割れ目が入っているのと電池ナシで動作未確認なのとで、1,000円のトコロを500円で売って頂きました。
中国人民解放軍の兵隊さんが可哀そうに思えるクオリティです…



硬貨は1933年から1934年の僅か二年間だけ存在した「中華共和国」で製造された貴重な品です。中国の近代史は知識がないのでよく判りませんが、中華共和国の成立直前まで敵対していた中華ソビエト共和国臨時政府のシンボルマークがしれっと描かれているのがマニア的には重要ポイントらしいです。
中華共和国はコチラ





ADVENさんのブースでS&WモデルⅠの文鎮モデルを購入しました。
坂本龍馬が寺田屋事件で使った銃として有名ですが、実際に使われたのがモデルⅠなのかモデルⅡなのか諸説あります。一般的には寺田屋事件で使用したのがモデルⅡで、その後に入手したのがモデルⅠとされます。
高知県立坂本龍馬記念館のwebサイトです
幕末の史実を調べてらっしゃる方のブログです



ご覧の通り、完全な鋳物の文鎮です。銃口は単なる凹です。
素材を問われれば「鉄です」と答えざるを得ませんが、メチャクチャな法解釈を行わない限り、この文鎮モデルⅠが「フルメタル」として取り締まりの対象になる事はないだろうと判断して購入しました。

モデルⅠ(とモデルⅠ1/2)はコチラです。



明日香縫製雑貨店さんのブースでイスラムなパッチを購入しました。
アウトレット品として500円均一販売されていた商品です。



OEMファクトリーさんのブースでネイティブなタバコケースを購入しました。
私はタバコは吸わないのですが色と柄が気に入ったので衝動買いです。
何に使うかはこれから考えます。



アイウェアのGATORZさんのブースでTシャツを購入しました。
サングラスは29,800円(税抜)もするので手が出ませんが、TシャツはLサイズがあったので買いました。USサイズのLなので日本サイズのLLか3Lです。私は日本サイズの服は3Lでないと合わないので服選びに難儀するのですが、ミリタリー系の服はUSサイズが多いので重宝しています。



コチラもTシャツです。サムズミリタリ屋さんのブースで購入しました。普段はSサイズの服はスルーするのですが、このTシャツは見つけた瞬間に購入しました。
なんとプリント柄がG26Gen5なのです! コレは買うしかありません!
Gen5なのにフィンガーチャンネルが描かれているのはご愛嬌…というかGen3の反転プリントの可能性が高いです…



エルフィンナイツさんのブースで各種ぐり子さんグリップを見ていると…なんと鈴木製作所のベレッタ92SBモデルガンが販売されていました!

「入荷から約30年間ずっと倉庫に眠っていたド新品」「まだ各部分のアタリすらついていないカチカチ状態」との事で、持たせて頂くと納得の状態の良さ!
動かしても構わないと仰って頂いたのでスライドを引いたりデコッキングしたりしましたが、確かにすべての可動部分が固くて「カキン!」「ガッキン!」とカン高い音を立てます。エアガンとは全く別の世界です!





これまでモデルガンには全く興味がなかったのですが、一発で魅了されてしまいました。という訳でお買い上げです。
新品価格(当時)14,800円が10,000円で販売されていましたが、私が「買います!」と言うと500円引きの9,500円で売って頂きました!





噂通りの造形の良さです! しかもマルイM92Fミリタリーより細いです! グリップが細いので物凄く持ち易いです! 持つと手にフィットします!
しかも意外と重さがあります。エアガンは軽い方が好きなのですが、この92SBは適度な重さが心地良いです。





理屈抜きにカッコイイです!
発火モデルなのでデトネーターが付いています。コレを取り外せばダミーカートを装填/排莢して遊べるので、説明書をよく読んで外してみたいと思います。
通路を挟んだ向かい側のブースで実物弾頭+実物薬莢の9mmダミーカートが売られていましたが、やはりグレーゾーンな印象が拭えないので止めました。



オリジナルの発火式カートリッジ15発が付属しますが、発火式カートリッジは先端に穴が開いているのとプライマーにスプリングが組み込まれていないのとで、ダミーカートとして遊ぶのには向いていないと教えて頂きました。
またamazonでマルゴーの9mmダミーカートを購入します。





いやいやどうして、どのブースにどんな宝物が眠っているか全く判りません!
ショットショーは本当に楽しいです!

そして舞装乙女さんのブースでクレさんにお会いしました。前回はタイフォン迷彩柄のチャイナ服でしたが、今回はメイド服を着てらっしゃいました。
写真集二冊とステッカー四枚を購入すると、何も頼んでいないのにサインして頂きました。聞けば私の事を覚えて頂いていたそうです! 嬉しいです!
舞装乙女さんはコチラです





「3,000円以上お買い上げの方には先着10名様限定で特別グッズを差し上げています」という事で、ヘタウマ過ぎるステッカーを頂きました。
もう16時過ぎなのに3,000円以上買った客がまだ10人未満ってどうなの? と思いましたが、有り難く頂きました。
モデルさんやアイドルの方々の苦労が垣間見えた気がしました…



そうこうしていると「まもなく終了しま~す!」とのアナウンスが。時計を見ると17時です。楽しい時間は本当にあっという間です!

で! 撤収のどさくさに紛れてみさみささんにサインを頂きました!
タニコバさんにお見せしようと持ってきていたG17改G17Gen5のガンケースにサインをお願いすると、快くサインして頂きました! 本当に良い方です!!





みさみささんもG17改G17Gen5に興味深々のご様子でしたが、撤収の邪魔をしてはいけないので早々に会場を出ました。もう少し早い時間にサインをお願いしていたら色々なお話ができていたかも知れないだけに、ちょっと心残りです。



週末の心斎橋は相変わらずの人混みです。
香川県民の私はこういう物凄い人混みはどうにも慣れません。これだけの人達が日常的に街に出て買い物をしたり食事をしたりすると、それだけで物凄い経済効果になります。大都市と地方都市の格差が広がるのも納得です…



今回も楽しい事しかなかったショットショージャパン2018秋でした!
土日勤務の平日休みな私は仕事の日程調整が大変ですが、頑張って次も参加したいと思います。
香川県から大阪市内まで神戸明石鳴門自動車道経由で約二時間半です。状況によっては三時間以上掛かる事もありますが、東京まで行くコトを考えれば近いモノです。

次は冬です! お楽しみに!

(さらに…)

マルゼンVz61スコーピオン④

下塗りのメタリックシルバーが完全硬化しました。
いよいよ上塗りです!
チェコグレーのオリジナルVz61を再現します!

その前に…

次の二枚の写真をご覧下さい。
一番最初の記事で「チェコグレーのオリジナルVz61」と紹介した写真です。






この二挺のVz61は見た目の印象が全く異なります。
前者はくたびれてキズもあるライトグレーの本体に黄色味の強い木製グリップの組み合わせですが、後者はキズひとつない新品の様なダークグレーの本体に赤味の強い木製グリップの組み合わせです。

チェコグレーが金属粒子を含有する塗料なら見た目の色合いが大きく変化するのも理解できます。またカメラ等の光学機器を通すと肉眼以上に色味が大きく変化します。
両者は見た目の色合いが違うだけだろうと思っていました、が…

こんな写真を見つけてしましました。



まるでブルーイング仕上げの様な金属光沢を放つブルーグレーのVz61です。発射機構を除去した「無可動実銃」として販売されているモノです。
さすがの米国/欧州でもフルオート銃器は厳しく規制されているので、こういう商品にも一定の需要があるのでしょう。
コチラです

この写真のおかげでチェコグレー本来の色味が判らなくなりました。
ここまで見た目の色合いが異なると、どれが本来の色味に一番近いのか判断できません。色味が判らないと塗料選びができません。

コレは困りました。

最初はとにかく実銃Vz61の写真を見まくって調べました。しかしいくら調べても「コレが本当のチェコグレーです」と書かれたwebサイトは存在しません。調査が完全に行き詰ってしまいました。

そこで…

「この三挺は本当に同じ年代に製作されたVz61なのか?」

三枚の写真の年代を検討する事にしました。
消去法で本来のチェコグレーのVz61を見つけ出す作戦です。

○ 最初の個体は全体的なヤレ具合や黄色味の強い木製グリップが特徴です。この写真にはモトネタの動画が存在します。コチラも一番最初の記事で紹介した動画です。
改めて動画を観てみます。


細かいキズや塗膜の剥離が随所に見られます。そしてオリジナルVz61の特徴であるロアレシーバーのツールマークがバッチリ確認できます!
黄色味の強いグリップはチェコ共和国に数多く存在する歴史的建築物で使用されているオーク材と見た目の色合いが酷似しています。



世界遺産に登録されている『レドニツェ城』の屋内写真です。
オーク材で造られた有名な螺旋階段ですが、なんとネジが一本も使われていません!
非常に高度な技術で造られた芸術性の高い構造物です。
コチラです

以上の事からこの個体は1973年から1976年に生産されたチェコグレーのオリジナルVz61に間違いありません。

○ 二番目の個体は本体にキズひとつない本体と赤味の強いグリップに違和感を感じます。40年以上前に生産された銃器がここまで綺麗な状態で現存しているとは思えません。恐らくこの個体はCZ社が現在販売しているSa vz61だと思われます。



○ 三番目の個体は本体にそれなりのキズが見られますが、グリップはピカピカでキズひとつありません。それにチェコグレーのオリジナルVz61は木製グリップです。
ライセンス生産品ではない本家本元のVz61に黒色樹脂グリップが装着されるのは、少数の試作モデルを除けばCZ社のSa vz61以降です。



こう考えると調査の方向の変わります。
そして見つけました!
二番目と三番目の個体がCZ社のSa vz61にチェコグレーに近い塗装を施してオリジナルVz61を再現したカスタム(レプリカ)である証拠です!

KGガンコート DARK VZ BLUE(左)LIGHT VZ BLUE(右)
コチラです



二番目の個体がDARK VZ BLUE、三番目の個体がLIGHT VZ BLUEと見た目の色合いが全く同じです! 遂に正体を見つけました!
両者が「KGガンコートが施されたSa vz61」なのは間違いありません!

まさか "VZ BLUE" というカラーがラインナップされていたとは驚きですが、恐らくチェコグレーのオリジナルVz61が欲しいマニアが一定数存在していて、その人達の需要を満たすために開発されたカラーなのでしょう。



何といってもチェコグレーのオリジナルVz61は40年以上前に生産された銃器なので、現在どのくらいの数が残っているのか全く判りません。運良く見つけたとしても高くて手が出ないでしょうし、フルオート状態のままでは所持すらままなりません。
お手軽にSa vz61をチェコグレーにカスタムするナイスな塗料です!



という訳で、一番最初の記事に「チェコグレーのオリジナルVz61」の写真のつもりで掲載したこの写真は、CZ社のSa vz61をKGガンコートのDARK VZ BLUEで塗装したカスタム(レプリカ)でした。

慎んでお詫び申し上げます。


チェコグレーの色味が判ればコチラのモノです!
塗装カスタムでこのVz61を再現します!



この写真のモトネタ動画は二本あります。
上で紹介した「メカニズム紹介編」の続編「実射編」です。
コチラです


タイトル画面と前半途中のスローモーション場面ではライトグレー、それ以外の場面ではダークグレーに見えます。

「色」というモノは様々な要因で異なる色合いに見えます。太陽光線と蛍光灯では対象の色合いがガラリと変化しますし、対象が光を受ける方向が変われば見た目の色合いも変化します。特に金属は色味の変化が顕著です。
コチラです
https://www.konicaminolta.jp/instruments/knowledge/color/section1/04.html



明るいライトグレーも暗く見えるダークグレーも両方とも正解という訳です。
こういうグレー色の焼付塗装は珍しいモノではありません。工業製品の表面保護に広く使用されています。

○ 電柱の変圧器(円筒形)



○ 電力メーターボックス(高圧用)



○ ヒートポンプ空調機ファンモーター



○ ヒートポンプ冷凍機冷媒配管



すべて職場で撮影しました。
フツーのサラリーマンの皆様が週に一度は目視点検する機器です。
寡黙で武骨な工業製品は逞しく美しいと思います…

という訳でいつものイサム塗料の二液ウレタンスプレーを二色購入しました。
カタログカラーの「AFベース色」と2017年限定カラーの「佐世保グレイ」です。



AFベース色は米国空軍のグレー色をイメージした色です。
ライトグレー用に購入しました。
コチラの方がレビューされています

佐世保グレイは文字通り旧日本海軍の佐世保海軍工廠で造船された軍艦に塗装されていたグレー色をイメージした色です。
ダークグレー用に購入しました。
コチラの方のレビューを見て購入しました



レビューを見るとAFベース色はかなりブルーの成分が強い様です。完成写真がまるで水色のサフみたいな色になっています。KGガンコートのLIGHT VZ BLUEを再現するにはピッタリの色ですが、チェコグレーとは似て非なる色です。

なので今回は佐世保グレイを使用します。
DARK VZ BLUEに見えなくもありませんが、エアブラシを持っていないので既製品の缶スプレーから最適な色をチョイスするしか方法がありません。タミヤスプレーの各種グレー色も考えましたが、ウレタン塗料の佐世保グレイの方が塗膜が強靭なのでコチラを使用します。



塗った直後はパーカライジングさながらの緑がかったグレーです。正直「え!?」と思いましたが、塗ってしまったモノは仕方がありません。
しかし硬化進むと緑の成分がなくなり、綺麗なダークグレーになりました。
正真正銘、軍艦の色です。ツヤが多めのイサム塗料にしては珍しく控え目な半ツヤに仕上がりました。



塗装したのが11日、完全硬化したのが14日の夜中です。
翌日の15日にショットショージャパンに行きました。

日中にショットショーを堪能した後、夕方からシカゴ大阪店さんでオリジナルVz61のチェコグレーを見に行く作戦です。
塗った後に確認というのもアレですが、せっかく大阪まで行くので実物を見ておこうという訳です、が…

ショットショージャパンの会場で宮崎商店さんがシカゴ大阪店さんの商品を展示販売してらっしゃいました。その中にチェコグレーのVz61がありました!



屋内撮影なので暗く見えますが、佐世保グレイと遜色ない濃いグレーです!
塗料のチョイスは間違っていませんでした!

しかし表面は梨地ではなくツルツルです。チェコグレーもテカテカに光っています。コレを再現するとなると塗膜を水砥ぎペーパーで研磨してツルツルにして、更にクリアーを重ね塗りしてクリアー層も水砥ぎする必要があります。

塗装のウデを上げるために挑戦してみようかな?と思う反面、メンドクサイと思うのも事実です。



今日の昼過ぎにロアレシーバーをマスキングして、一体成型のトリガーガードと左右の大型ピンとセフティを鉄色倶楽部 青組で塗装しました。
KSC Vz61ならすべて別パーツで再現されているのですが、マルゼンVz61はすべて一体成型です。ロアレシーバーとトリガーガードの接合部分が入り組んでいるのでマスキングが大変でしたが、それでもKSCの銃を分解するよりは遥かにマシです。

青組の完全硬化時間は48時間です。
その間にアッパーレシーバーを加工したいと思います。

次回に続きます。

(さらに…)

マルゼンVz61スコーピオン③

それではマルゼンVz61を分解します。
といってもKSCマカロフPMの様な難しさはありません。
恐らくKSC Vz61も分解/組立を拒むような複雑な構造をしているのでしょう。
コレもマルゼンVz61を選んだ理由です。

まずは通常分解です。
ピンを一本抜けば一瞬で分解できます。



まずはアッパーレシーバーを分解します。
コッキングノブを一杯まで引いてボルトを最後端まで後退させた状態でコッキングノブを引き抜きます。
取説に記されているので簡単です。



ここから先が取説に記されていない領域です。
とはいえ見えるネジやピンを外していくだけの簡単作業です。

まずはフロントサイト一式を取り外します。
フロントサイトそのものが長いネジになっていて、フロントシャーシを固定しています。そしてネジが一本ではグラついてしまうフロントサイト基部をもう一本のネジが固定しています。
この二本のネジを外します。



ネジを外すとフロントサイトが外れます。
大胆かつシンプルな構造です。



これでフロントシャーシが取り出せます。
亜鉛合金のシャーシにバレルとチャンバーが組み込まれています。



アウターバレルはただネジ込まれているだけです。
非常に簡単な構造です。



今回はインナーバレルを交換しないのでフロントシャーシは分解しません。
インナーバレル先端をブラックブラッセンで塗装しておきます。



次にリアサイト一式を取り外します。
リアサイトの下にネジが見えていますが、このままでは取り外せません。
側面のピンを抜いてリアサイトを取り外します。



リアサイトを取り外すともう一本ネジが出てくるので、この二本のネジを外します。
これでリアサイトベースが外れます。
リアサイトにはスプリングとクリックピンが組み込まれているので紛失注意です。



これでアッパーレシーバーの分解は完了です。
あっという間に分解できます。



続いてロアレシーバーを分解します。
まずストックを取り外します。
ストックはピン一本で固定されていて、このピンはEリングで固定されています。
Eリングを外すとピンが抜けます。



ピンを抜くとストックが外れます。
とてもシンプルな構造です。



ストック基部はネジ二本で固定されています。
このネジを外します。



ネジを外すとストック基部がフリーになります。
左側に突起があるので左側に抜いて取り外します。



次にストックを外すのですが…
純正グリップはM16グリップの様な空洞ですが、木製グリップ(純正?)はネジ穴が一本開けられているだけです。

この長い穴の中に大きなプラスネジがあります。



手元には短いドライバーしかありません。
そこで普段使っている安物ビットセットのフレキシブルシャフトを試してみます。
見た目は頼りないですが…



見事にブチ壊れました…
ビットの根元をペンチで掴んで回したのでビットも捻じれています。
安物工具はイザという時には全く役に立ちません…



仕方なく作業を中断してホームセンターに行きました。
そして光りモノを二本購入しました。
一番長いプラス/マイナスドライバーです。



コレで回すと楽勝でネジが外れました!
さすがは長○ス! 仕事が早い!
そろそろ安物工具は卒業しなければいけません…



純正グリップが空洞なのは、普通のドライバーで分解/組立ができる様にワザとアレンジした結果なのでしょう。
よくマルゼンVz61の残念な部分に「全くリアルではない空洞のグリップ」が挙げられますが、考え方によってはユーザーに優しい親切設計と言えます。
少なくとも私はそう思います。

ネジが外れればグリップを下に引っこ抜きます。
これでグリップが外れます。



よく見るとロアレシーバー先端のヒンジ部分にネジがあります。
コレも外します。



これで見える部分にあるネジはすべて外しました。

ここからどうやってリアシャーシを取り出すのか分からずにセフティレバーをグリグリ回していると…パーティングラインだと思っていたラインが割れてきました!
なんと左右分割式のモナカ構造でした!
ビックリです!



ロアレシーバー右側がパコン!と外れました。
マルイのエアコキ並の単純構造です。こんな簡単な構造であの強力ブローバックを実現しているマルゼンは凄いと思います!

あとはロアレシーバー左側からロアシャーシと各種パーツを取り出すだけです。
これでロアレシーバーの分解は完了です。



いつもの様にロアシャーシをセロテープでグルグル巻きにしておきます。
こうしておけば安心です。



ここまでの所要時間は30分程度です。
性能とメンテナンス性能が高レベルで両立された素晴らしい商品です!
リアル過ぎて作動不良が頻発するKSCも「エアガン」としての作動性能を優先したアレンジを少しは取り入れても良いのでは?と思います。

塗装する樹脂パーツはアッパーレシーバーと左右ロアレシーバー、アウターバレルの四点、金属パーツは左右コッキングノブとストック(一応)の三点です。



マルゼンVz61はABS樹脂製ですが、表面がブラスト処理されてHW樹脂の様なマットな質感になっています。パッと見ただけではHW樹脂と見分けがつかないでしょう。
無塗装で楽しむには最適な表面仕上げですが、塗装するとなると表面のザラザラをすべてペーパーで削り落さなければいけません。



800番のペーパーで表面を削ります。
ピンやプレートなどがモールドで再現されているので慎重に作業します。

削り終えるとこんな感じになります。



マルゼンVz61のピンはすべてモールドで表現されています。
コレをダミーリベットでリアル化します。
形状的に加工困難なピンはリアル化できません。今回は4mmのピン三箇所と5mmのピン一箇所の合計四箇所のピンをリアル化します。



使用するのはハイキューパーツのダミーリベットです。
コチラです

このダミーリベットには位置決め用の直径1mmの軸が付いているので便利です。
モールドの中心に1mmのドリルビットで穴を開けます。



下側の穴が中心からズレましたが、後から修正できるので加工を続けます。
切削ビットでモールドの内側を削って凹形状にします。



ちょっとイビツになりましたが、まぁ許容範囲内です。
ダミーリベットは4mm、5mm、6mmの三種類を購入しましたので、取付時にどうしてもイビツさが我慢できなければ、6mmまでなら修正が可能です。

そして今回はオリジナルVz61ならではの表面加工を行います。

オリジナルVz61の表面は現行モデルの様に綺麗ではありません。
ロアレシーバー全体にツールマークがガッツリ入っています。
特に目立つのは次の四箇所です。

 ・ ロアレシーバー上端
 ・ ロアレシーバー前方の台形の凹部分
 ・ ロアレシーバー側面全体
 ・ ロアレシーバー後端





シカゴさんのwebサイトに掲載されている写真にはもっと鮮明にツールマークが写っていますが、写真を拝借すると怒られそうなので止めました。
コチラの商品紹介ページでご確認下さい。

本来ツールマークは「筋目ヤスリ」を使って彫るのが正しい方法です。
しかし荒目で6,6900円(税別)、細目で10,900円(税別)と物凄く高額なので手が出ません(最安価格)。それに「筋を彫る」「チェカリングを彫る」以外には使わない特殊なヤスリなのでなおさら二の足を踏んでしまいます。
コチラです



コチラの方が筋目ヤスリのレビューをされています。
あじゃさんも記事を書いてらっしゃいます。

失敗覚悟で普通の鉄工ヤスリを使います。
横一列に並んだツールマークと台形部分のツールマークは切削ビットを使用します。
上手く行けば良いのですが…



やってみました!
コチラです!



えーっとぉ…

コレはゴミではありません。マルゼンVz61のロアレシーバーです。
現実を直視したくありませんが、やってしまったモノは仕方ありません。
各部分を見てみましょう。



横一列の部分はまあまあそれっぽくなりました。
しかしロアレシーバー全体を水平方向に走るツールマークは、深さも方向も全然デタラメなただの「キズ」でしかありません。
汚いなぁ…



ロアレシーバー後端です。
そもそも普通の鉄工ヤスリで「同心円状のツールマーク」が彫れる筈がありません。
案の定、ただの斜めのキズになりました。



台形部分はリューターで彫りました。
方向が揃っているだけマシと言えばマシですが、綺麗とは程遠い雑な加工です。
リューターが跳ねてレシーバー下面が削れてます…



ツールマークやチェッカリングはテッポー趣味には欠かせません。これからは筋目ヤスリも欠かせない道具になるという事です。
私はあじゃさんの様な達人ではありません。私レベルの加工なら荒目と細目の二種類あれば十分だと思います。二本買うと17,590円(税別)とこれまたマルイのエアガンが一丁買える金額ですが、この際なので買っておく事にします。


さて今回はドットサイトを搭載するので、そのための加工を行います。
amazonでノーブランドの20mmレールを購入しました。



コレをアッパーレシーバー先端に取り付けるのですが、マルゼンVz61はフロントサイトをネジ込んでフロントシャーシを固定する構造です。なのでフロントサイトを撤去して20mmレールを取り付けると分解/組立ができなくなります。

寸法を計測するとフロントサイトとエジェクションポートの間に今回購入した20mmレールをギリギリ収める事ができます。取付場所はココしかありません。

取付部分のリブを削り落とします。



20mmレール取付用のネジ穴を開けます。
細心の注意を払って位置決めした場所にドリルビットで穴を開け、切削ビットでネジがギリギリ入る程度に穴を広げます。
そしてタッピングの要領でネジ込みます。



アッパーレシーバーの肉厚が1.5mm程しかないので、このネジだけでは完全に固定できません。20mmレールの接合はジーナスとネジの両方で行います。
ジーナスだけだとヌルヌル動いて位置がズレてしまうので、ネジを併用して正確な位置に取り付ける作戦です。



ネジで仮止めした状態です。
「前なら前!」と行きたいトコロですが…なんとも中途半端な位置になりました。
しかし3スロットの20mmレールなのでドットサイトの取付位置が三通り選べます。先端のスロットに取り付ければ少しはバランスが良くなると思います。

実はネジが長過ぎてアッパーレシーバー内に貫通しています。
このままでは組み立てできないので、切り過ぎない様に慎重にネジを切断します。



約3mm切断しました。
これで20mmレールを取り付けて一杯までネジ込んだ時に、ちょうどツライチになる長さです。
珍しく一発で決まりました! バッチリです!



改めて取付位置を見てみます。
位置が中途半端なのは仕方ありませんが、何とか上手く収まっています。



古風なスコーピオンに現用装備の20mmレールが意外と似合ってます!
もう少し不釣り合いな感じになると思っていましたが、なかなかどうして垢抜けた感じが現代的でカッコイイです!

これで加工は終了です。



下塗りはいつものイサム塗料のウレタンメタリックシルバーです、が…
今回は上塗りも同じイサム塗料のウレタンスプレーを使用するので、下塗りシルバーの効果がどこまで期待できるかは分かりません。

マカロフの様に「硬いウレタン+脆いガンブルー」なら簡単にウェザリング作業が行えますが、今回は「硬いウレタン+硬いウレタン」です。この組み合わせでウェザリング作業を行うとなると、細心の注意を払いながら水砥ぎペーパーで上塗りのウレタン塗料だけを削り落とさなければ下塗りのシルバーが出てくれません。
逆に削り過ぎるとABS樹脂の黒色が出てしまいます。コレは難しい!

次回に続きます。

(さらに…)