KSC H&K Mk23④

不覚にも風邪を引いてしまいました。
アタマがボーっとしています。

土日の作業が結構長かったので、汗で塗れたTシャツが冷えてゾクッ!としたのが原因です。こまめに下着を替える様に心がけていますが、状況によっては作業が全部終わってからでないと着替えができない事が多々あります。
全国100万人のフツーのサラリーマンの皆様もご事情は同じだと思います…



さて、前回塗装したパーツを五日間=120時間じっくり乾燥させました。
完全乾燥時間78時間を大きく上回る乾燥時間です。
カチカチに硬化しています。



フレームのコヨーテタンは初めて使用しましたが期待通りの色合いでした。
この上にウレタンつや消しクリアーを塗装しましたが、インディのアースカラー系は上塗り塗装で不要なツヤが出てしまう事はありません。



この事は以前フレームをOD色に塗装したドルフィンで確認済みでしたので、今回は心置きなく上塗り塗装を行いました。
ドルフィンの記事はコチラです

まずはスライドとアウターバレルです。
コチラはブラックパーカー+ウレタンつや消しクリアーです。



スライドとアウターバレルですが、今回はデザートイーグルほどつや消しクリアーを厚塗りしていません。
Mk23はエッジのシャープさが損なわれると雰囲気が台無しになります。しかも上塗りの塗膜が厚くなると視覚的にエッジがタレて見えます。
今回はそれを避けるためにつや消しクリアーを控えめに塗装しています。
おかげで刻印が消えずにクッキリ読めます。



ご覧の通りの半つや梨地仕上げです。
本当はもっとツルッとしたテカテカ仕上げが良かったのですが、それを実現するには思い切り厚吹きして乾燥後に塗膜をコンパウンドで磨く必要があります。
私にはそんな高度な塗装テクニックはありません…



とはいえ黒基調の程良い半つや仕上げが良い雰囲気です。
いくらKTL処理された実銃スライドがテカテカしているとはいえ、エアガンのスライドをテカテカに塗ってしまうと安っぽさ全開になってしまいます。
それを避けるためにも半つや仕上げに留める必要があります。

続いてフレームです。
コチラは期待通り「最も一般的なタンカラー」に仕上がりました。



インディにはダークアースもありますが、コチラは事前に「かなり暗い色」という情報を得ていましたので使用しませんでした。

セフティの赤白ドットもタミヤカラーで塗装済みです。
ドットの赤白が入るとフレームがグッ!っと引き締まりますね。



デザートイーグルはグリップ部分がスカスカでしたが、Mk23はグリップの凸凹部分の奥の奥まで塗料を入れて色ムラなく綺麗に塗装する必要があります。実際、この凸凹部分の塗装でかなりタンカラーを消費しました。

それを踏まえて上塗りのつや消しクリアーもフレームを重点的に塗装しました。
この影響でスライドとアウターバレルの上塗りが控え目になった点は否めません。
ま、結果良ければすべて良しです。



スライドストップ軸の座グリ穴とその左右の平面部に仕上げ吹きのタレが発生しましたので、ペーパーで修正して重ね吹きで誤魔化しました、が…

ご覧の通り、全く分からなくなりました。

修正した時点では凸凹と妙なツルツルが目視できる状態でしたが、つや消しクリアーが梨地になってくれたおかげで周囲との違和感が消えてしまいました。
これまた結果良ければすべて良しです。



このトリガーガード先端の五本のセレーションが思いのほか深く、奥まで綺麗にタンカラーを入れるのに苦労しました。
その甲斐あってフレームも綺麗に仕上がりました。

乾燥待ちの間に05ハードキックピストンユニットが届きました。
パッケージはこんな感じです。



時代を感じるものの、まぁ普通のパッケージです、表側は…
問題は裏側です。



えーっと…
冷静に文章を読んでみましょう。

・ このユニットに交換するだけで、05タイプの80%くらいの性能は実現できます。

え、80%…?

・ どうしても05タイプの100%の性能を再現したい場合は、314.シンプルリコイルアッシー \2,205(本体2,100)と、G232.MK23ジンクマガジン \3,780(本体3,600)に交換してくだい(誤字は原文ママ)。

えぇーっとぉ………

こんな別売ユニットを買ってまで性能アップしようという人達は、間違いなく100%全員、05ハードキック100%の性能が欲しい人達だと思うのですが…
この文章を親切と取るか正確な情報と取るか、それとも後からクレームを付けられないための予防線と取るかは人それぞれですが…



こんな事を言われた日には社外リコイルスプリングを注文しないと収まりません。
速攻でGUARDER製150%リコイル/ハンマースプリングを購入しました。
こんな社外パーツが今でも販売されているという事は、今でも需要があるという事に他なりません。
05ハードキックピストンユニットに満足できない人達が購入されているのでしょう…
コチラです

気を取り直して05ハードキックピストンユニットを見てみます。

上が05ハードキックで下が旧型ハードキック。どちらも機械式エンジンです。
この方のブログで分かり易く紹介されています。
コチラです



シリンダーを覆っていたEXブリーチがザックリ切り取られて、シリンダーが露出した形状に変更されています。
同じ空間内でシリンダー径を拡大するにはこの方法しかなかったのだと思います。
図らずもマルイのシリンダー&ブリーチに良く似た形状になりました。
最終的にはシステム7でマルイと同じ負圧式エンジンに変化します。

エンジンの基本構造は同じです。
両者共にインナーピストン内径3mm、EXピストン外径4.5mmです。
全く同じEXピストンユニットです。



シリンダーを比較すると違いが一目瞭然です。
05ハードキックのシリンダーが一回り大きくなっています。
内径13mm→14mm、奥行き26mm→27mmと各1mmの寸法アップですが、外観からは数値以上の寸法差に見えます。



05ハードキックのシリンダー先端に凸部分が追加されています。
この部分に真鍮製のカラーが装着されていますが、シリアルナンバープレートと同様にパーツナンバーが存在しません。完全にシリンダーと一体構造の扱いです。
EXピストンとの摩擦を減らしてスムーズに作動させるための改良だと思います。



ファイアリングピンは「旧品を流用してください」との事。
この作業は非常に簡単です。



シリンダーの容積を比較してみましょう。
前方の凸部分を除いた純粋なガススペースの寸法を計測して容積を求めます。
小数点以下は四捨五入します。

このEXピストンユニットはピストンがシリンダーの中央を貫く構造です。
最初にピストンの体積を算出する必要があります。

旧型シリンダー内のピストン体積
 ・ 外径 4.5mm
 ・ 断面積 2.25mm×2.25mm×3.14=15.9平方mm(半径×半径×3.14)
 ・ 長さ 26mm
 ・ 体積 15.9平方mm×26mm=413.4立方mm(断面積×長さ)

05ハードキックシリンダー内のピストン体積
 ・ 外径 4.5mm
 ・ 断面積 2.25mm×2.25mm×3.14=15.9平方mm
 ・ 長さ 27mm
 ・ 体積 15.9平方mm×27mm=429.3立方mm

各々のシリンダー容積から各々のピストン体積を除いた容積が、純粋なガススペースの容積になります。

旧型シリンダーのガススペース容積
 ・ 内径 13mm
 ・ 断面積 6.5mm×6.5mm×3.14=132.7平方mm
 ・ 奥行 26mm
 ・ 容積 132.7平方mm×26mm=3,450.2立方mm
 ・ ガススペース容積 3,450立方mm-413.4立方mm=3,036.8立方mm

05ハードキックシリンダーのガススペース容積
 ・ 内径 14mm
 ・ 断面積 7mm×7mm×3.14=153.9平方mm
 ・ 奥行 27mm
 ・ 容積 153.9平方mm×27mm=4,154.2立方mm
 ・ ガススペース容積 4,154.2立方mm-429.3立方mm=3,724.9立方mm

容積差
 3,724.9立方mm÷3,036.8立方mm=1.227≒1.2倍

長くなりましたが、旧型ハードキックが05ハードキックに進化した結果、ガススペースが1.2倍=20%増量された訳です。
これだけでも効果が十分体感できるのですから、内径が更に1.5mm拡大されて15.5mmになった上に中央を貫くピストンがなくなったシステム7の性能が05ハードキック以前とは比較にならなのは当然です。

Mk23のシステム7化を切に願います…

それでは取り外したパーツを組み込みます。

特に難しい箇所はありませんでしたが、ピン打ちでフレームのタンカラーが何箇所も剥がれました。
あまりにも目立つ部分が剥がれれば筆塗りで補修しますが、今回はすべて許容範囲内でしたので補修は行いません。
ま、端的に言えば「メンドクサイから放置する」なのですが…









意外にもスライドレールは塗膜を削って調整する必要はありませんでした。
サクサクとパーツを組み込みます。

そしてスライドにアウターバレルを組み込もうとすると…
ロッキング部分がキツくて入りません。
さすがにココは塗膜を削らないと組み込めませんでした。



上の写真がアウターバレル側で、下がスライド側です。
両者共にロッキング部分の両側の塗膜を削り落としました。


ちなみに写真右側の青丸で囲っている部分は、このMk23で唯一、HW樹脂が盛り上がって成型されていた場所です。

事前に削り落とすのは簡単でしたが、今回もサフ吹きなしの塗装です。サフを吹かないと部分的に研磨跡が透けて見える可能性が高いです。ましてインディの塗料は塗膜が薄いので尚更です。
という訳で削り落とさすにそのまま塗装しました。

とはいえスライド上面の一番目立つ部分なので、上手に削り落とした方が良かったかも知れません…

問題はシリアルナンバープレートです、が…
塗膜の厚みでABS樹脂板のハメ込みがキツくなっていて、「パキッ!」と押し込むと「二度と取れないんじゃないか?」な硬さでガッチリ固定されました。



ジーナスで接着固定しようと思っていましたが、結果オーライです。
当面はこの状態で様子を見る事にします。



以上で組立が完了しました!

作業は昨日の日中に行いましたが、完了したのは夕方です。
今回も屋外で撮影しました。



オリジナルのオールHWから激変しました!
現代仕様にアップデート完了です!



とはいえ実銃画像と見比べるとかなり白っぽい色調になりました。
実銃はもっと濃い茶系の色合いです。



トイガン用以外のタミヤカラー等を選択肢に加えれば、豊富なカラーラインアップから目指す色調にピッタリのカラーを選べます。
しかし餅は餅屋、トイガンにはトイガン用の塗料を使う方が良い気がします。
今回は塗料の食い付きがあまり良くないHW樹脂の塗装でしたので、失敗を避ける意味でもインディのコヨーテタンを使用しました。



実は現物のコヨーテタンはもう少し茶色が濃く、実銃と比較しても遜色ない濃い目のタンカラーなのですが、今回は写真マジックで現物より明るく写ってしまいました。

私は画像補正の類は一切行いません。

唯一「傾き修正」だけは行います。「被写体が斜めに写った写真を掲載するのはどうなの? カッコ悪いよね?」と思いますので、主に銃を真横から撮った写真が斜めになっている場合に真っ直ぐに修正しています。

それ以外の明るさ補正とか色調の補正とかは一切行いません。
それをやってしまうとズルい気がします。
ま、考え方は人それぞれ異なると思いますので何とも言えませんが…



スライドのテカテカ具合はバッチリです!
上塗りのつや消しクリアーを控え目にした甲斐あって、スライドのエッジがビシッ!と立っています!



ちょっと趣を変えた構図で撮ってみました。
夕日に照らされたスライド前方と青い空に照らされた後方のコントラストが美しい写真になりました。



とはいえ、いつもの様にホールドオープンの写真を撮らなかった本当の理由が「注文している緑色のOリングがまだ届いていない」なのは秘密です。

amazonで各種サイズが入った格安Oリングセットを注文しました。
Mk23にピッタリのサイズがなくても他の事に使えそうだから無駄にはならないだろう作戦です。
コチラです

塗装カスタム自体は今回で終了ですが、150%スプリングを組み込んでの作動チェックなど、まだ作業が残っています。
特殊サイズなので多分合わないだろうOリングの続報もあります。

次回に続きます。

(さらに…)

KSC H&K Mk23③

今回も塗装カスタムです。
デザートイーグルに続いて二回連続の塗装カスタムになります。

05ハードキックピストンユニットが届けばスライドを分解して組み込みます。その際にフレームも分解して塗装する訳です。
デザートイーグルと全く同じパターンです。

高品質なHW樹脂を塗装するのは勿体ないと思いますが、艶のない灰色の地肌は実銃のKTL処理されたテカテカ仕上げとは質感が全く異なります。
コレを再現するには塗装以外に方法がありません。



という訳でMk23を塗装します!

今回はタンカラーフレームモデルを再現します。
『アイアムレジェンド』でウィル・スミスが使っていたモデルです。



やはり黒フレームモデルより遥かに垢抜けた今風のモデルに見えます。
不遇な生い立ちの銃ですので、せめて色だけでも現代仕様にアップデートさせようと思います。



分解に際してはこの方のブログを参考にさせて頂きました。
コチラです
ありがとうございました!

それではスライドを分解します。

特に難しい箇所はありませんが、最初にエキストラクターを外さないとピストンを取り出せません。
0.9mmの六角レンチでイモネジを抜くとエキストラクターとスプリングがポロポロと外れます。



アウターバレルからインナーバレル一式を取り出す際にも六角レンチが必要です。
写真左側の穴からバレルノック関係のパーツをすべて外した後、1.3mmの六角レンチでイモネジを抜きます。
そうするとインナーバレル一式とバレルクリップが取り出せます。



フロントサイトは裏側からプラスネジで固定されているので取り外します。
普通の精密ドライバーでOKです。



そして塗装するのでアウターバレル先端のOリングを取り外…そうと引っ張ると切れました。
アウターバレル先端に装着されているOリングです。余程マメな人でない限り定期的にシリコンオイルを塗布してメンテナンスする場所ではありません。
経年劣化でカチカチになって当然です。



エアガンでさえこの有り様です。
実銃のOリングは「燃えないのか?」と不思議で仕方ありません…



これでスライドが完全分解できました!
Oリング以外は簡単に分解できます。Oリング以外は…

続いてフレームを分解します。

まずはトリガーピンを抜きます。
フレーム右側の小さい穴に1.3mmの六角レンチを差し込んでハンマーでコンコンすると、トリガーピンが左側に抜けてきます。



強い圧力がかかっている訳ではありません。
軽く引っ張ると簡単に抜けます。



トリガーピンを抜くとトリガーバーがフリーになります。
この状態でトリガーバーからトリガーバースプリングを外します。
狭い場所なのでピンセットが必要ですが、難しい作業ではありません。
そうするとトリガーがポロンと外れます。



トリガーピンの横のスライドリリーススプリングは刺さっているだけなので、ピンセットでつまんで引き抜きます。



次に右側セフティを外します。
0.9mmの六角レンチで長~いイモネジを抜きます。



右側セフティが外れるとセフティ軸と一体成型の左側セフティが外れます。
何の抵抗もなくポロリと抜け落ちます。



同時に左側セフティの裏側に組み込まれているセフティスプリングとセフティボールがポロポロと落ちてくるので要注意です。
この辺りはセフティレバー分解の「お約束」です。



セフティレバーを取り外すとハンマーピンが露出します。
ピンポンチで叩いて抜き取ります。



続いてデコッキングレバーを取り外します。
精密ドライバーを差し込んで持ち上げると簡単に取り外せます。



後はシャーシ前方のプラスネジを外すとシャーシがフリーになります。
メインスプリングのチカラでシャーシが浮いてきます。



シャーシを上に引き抜きます。何の抵抗もなくスルリと抜けます。
そうするとハンマーストラットとメインスプリングがポロポロと外れます。
フレーム側のインサートとロッキングボルトも簡単に取り外せます。



今回は塗装カスタムなので、シャーシ内のパーツがバラバラにならない様にセロテープでグルグル巻きにして固定します。
一番簡単で確実な固定方法です。



最後にマガジンキャッチを取り外します。
イモネジの様な銀色の筒が差し込まれていますが、コレは割りピンです。
2.5mmの六角レンチで打ち抜きます。



ワニの様なゴツい割りピンです。
このくらい抜けたらペンチで引き抜きます。



割りピンを抜くとマガジンキャッチとスプリングがポロリと取れます。
ピン抜きが必要なパーツはこれで終わりです。



最後に残るのがシリアルナンバープレートですが…
これが厄介です。



ご覧の通り、内側からABS板で接着固定されています。
取説にもシリアルナンバープレートのパーツナンバーは記載されていません。完全にフレームと一体構造の扱いです。
ユーザー側での分解は想定されていません。



仕方なくマスキングテープを貼ろうと下からテープをグリグリ押し付けていると、ABS板の片方の端が浮きました!
やはりABS樹脂とHW樹脂を接着するのは難しい様です。
浮いた方の反対側をグッと押し込むと「パキッ!」という音と共に外れました!



これでフレームの完全分解ができました!
シリアルナンバープレートの復旧方法はこれから考えます…

今回の分解作業で活躍した工具はこの二点です!
マイクロ六角レンチ7本セットとホーザンのピンセットです!



マイクロ六角レンチ7本セットはOEM製品が多過ぎて、一体どれがオリジナルなのか全く分かりません。
私はホームセンターで無印製品を購入しましたが、amazonでも色々なロゴの製品が販売されています。
amazon価格610円のコスパ最強製品です!
コチラです

ホーザンのピンセットについては今更語る必要もないと思います。
コレを使うと他のピンセットは使えなくなります。
ピンセットとは思えない高い剛性と先端部分の精密加工が素晴らしい逸品です!
私が使っている先端部1.2mmの製品はamazon価格1,031円です。
コチラです

さて、塗装といえば塗料です。

スライドとアウターバレルはブラックパーカー+ウレタンつや消しクリアーで実銃のKTL処理特有のテカテカ仕上げを再現します。
フレームにはインディのコヨーテタンを使用します。もちろんウレタンつや消しクリアーの上塗りも行います。



塗装は月曜の夕方に行いました。
風がなかったのでホコリが付かかず綺麗に仕上がりました。

しかしフレームのタンカラーが少しタレたのでペーパーで修正しましたが、想像以上に塗膜が硬く完全には修正できませんでした。
一部分だけツルツルにならない様に上手に荒れた凸凹を削り落とすのは難しいです。

毎回の事ですが、トリガーガード内側を綺麗に塗ろうとすると周囲が厚塗りになってしまいます。今回は仕上げ吹きで拭き過ぎてタレてしまいました。
缶スプレーは細かい調整ができないので仕方ありません。
エアブラシが欲しいです…



月曜から三日間=72時間経ちました。下塗りの乾燥時間は十分です。
今日の昼間にウレタンつや消しクリアーを塗装しました。

日中は強めの風が吹いていたのでホコリがあちこちに付きました。本来ならウレタン塗料独特の自己修復作用が働いて、ホコリを取り除いた跡が自然に消えてくれます。
しかし今日の寒さでは跡が全く消えません。仕方なく上から重ね吹きして誤魔化しますが、これにも限度があります。
デザートイーグルと同様に今回もホコリは無視します。

明日から四日間=96時間じっくり放置して完全乾燥させます。
その間に05ハードキックピストンユニットが届くと思います。
ま、のんびり待ちましょう。

次回に続きます。

(さらに…)

KSC H&K Mk23②

記事の前に皆様にお詫びしなければなりません。

前回の記事で「UMAREX/KWA製USP」と紹介した銃は、正しくはKSC USP.45にDETONATOR製メタルスライド&バレルを組み込んで製作したモノでした。



記事をアップした後の誤字脱字や表現チェックの際に間違いに気付きましたが、さすがに記事をアっプした後に写真を入れ替えてまで修正するのは気が引けます。
仕方なく間違えたまま手を付けませんでした。

USPは映画『コラテラル』の影響で何丁も購入しました。
UMAREX/KWA製USPはコチラです。



真っ黒一色のアルマイト仕上げです。DETONATORの美しいアルマイト&ブルー仕上げとは全く比較にならない安っぽさです。
ただ皮膜が弱いのでペーパーで簡単にウェザリング仕上げが可能です。



写真マジックで美しく見えますが、実際はウェザリングのやり過ぎで「タダの汚い銃」になってしまった失敗作です。
この銃を製作したのは2013年の秋ですが、この時はKSC USP.45が在庫切れ再販待ち状態でした。



恐るべし写真マジック。インナーバレルがなければ「実銃写真です」と言われても納得してしまいそうな迫力です。
しかもインナーバレルはツイストバレル、リコイルSPガイドロッドも社外品です。
なんだかんだ言いながらも、結構あれこれ弄って楽しんだ銃です。

そして一年後の2014年の秋にKSC USP.45が再販されたので、DETONATOR製スライドセットと同時購入して先のメタルカスタム銃を製作したのでした。
この時はエキストラクターが固定式の旧バージョンでした。
コチラです



今回の記事に戻ります。

先週の後半にMk23が届きました。
外箱はいかにも20年前な90年代っぽいデザインです。
時代を感じます。



中身はこんな感じです。
同時に落札したアクセサリー類を入れて撮影しました。
ちゃんとアクセサリー用のスペースが用意されているのは好感が持てます。



同時に落札したアクセサリーは二点あります。
純正サプレッサーとフラッシュハイダーです。



ご覧の通り、サプレッサーはまさかの未使用新品です!
取説も完備されています!
オクで見つけた時は驚きました!



ピカピカのド新品です! 使用感は一切ありません!
つや消しのマットな質感がなんとも渋いです。
マルイのサイレンサーはテカテカ仕上げですが、実銃写真を見るとサプレッサーはつや消し仕上げが正解の様です。



フラッシュハイダーはスチール製で美しいブルー仕上げが施されています。
形状は五又で全体にツールマークが入っています。
高品質なパーツです。



このフラッシュハイダーはKSCのオリジナル商品だと思っていましたが、ちゃんと実物が存在します。四又フラッシュハイダーです。
今回初めて知りました。
コチラです


オクでの説明は「メーカー不明品」でしたが、多分KSC純正品だと思います。
外箱や取説に記載されている純正アクセサリーのフラッシュハイダーは四又ですが、確か五又のフラッシュハイダーも同時販売されていた様な記憶があります。

間違っていたらまた「皆様にお詫び」になりますが…

本体を取り出します。
さすがオールHW。1,200gは伊達ではありません。
デザートイーグルより横幅がスリムなので余計に重く感じます。
HW独特の冷たい触感が堪りません。



スライドは目立つヒケもなくエッジがビシッ!と立った素晴らしい造形です。
そこに細くシャープな字体で米軍正式採用モデル(Mk23 mod 0)の刻印が彫られています。

フレームはHW特有の艶のないザラついた灰色の地肌にシボ加工が施されています。
本物のフレームを手にした事はありませんが、見た目といい手触りといい「まるで本物のフレームみたい!」と錯覚させられる質感の高さです。



この時代のKSC製品は外観の完成度が非常に高いです。

特に金属パーツ類の美しさは亜鉛合金/スチールを問わず特筆に値します。
各所に配置された金属パーツ類が間延びしそうな大柄ボディを視覚的に引き締めて、銃全体に緊張感を与えています。

その中で一際異彩を放つのがスライド右側の可動式エキストラクターです。
このパーツが1mm動いたトコロでなにがどうなる訳でもありませんが、本来動くモノが動くのと動かないのとでは天と地ほどの差があります。
ココが「さすがKSC! 解ってるな~!」な部分です!



マルイも先月(2018年1月)発売のUSP 9mmでようやく別パーツの金属製エキストラクターを初採用しましたが、残念ながら固定式です。
KSCは可動式を20年前に採用しています。
この辺りは「何に重きを置くか」に関する価値観の違いなのでしょう。

ま、理由がどうあれ、相手がこの時代のKSC製品では勝負になりませんが…



Mk23で気になるのが「大きさ」です。

H&Kが米軍正式採用モデルを納品した1996年には既に多弾装9mmオートの時代に変化しており、射撃訓練も9mm弾のダブルタップ等が主に行われていたため、.45口径でサイズがデカ過ぎるMk23は受け入れられませんでした。
そのためアフガニスタンやイラクでUSP.45やグロック21と共に特殊部隊に使用されたものの、攻撃用拳銃プロジェクト(OHWS)は事実上失敗に終わりました。



確かに大きいですが…

そんなに大きいか!?

という訳で計ってみました。
KSC Mk23、KSC USP.45、マルイハイキャパの三機種です。
計測するのは握り心地に直結するグリップサイズです。
ハイキャパはInfinityのグリップを純正グリップに戻して計測しました。

縦幅
 ・ Mk23 59mm
 ・ USP.45 56mm
 ・ ハイキャパ 52 (55) mm
上の二機種はグリップの中心が一番太いですが、ハイキャパは下へ行くほど太くなる形状です。なので「中心(下端)」と表記しています。

横幅
 ・ Mk23 32mm
 ・ USP.45 30.5mm
 ・ ハイキャパ 30.5mm

トリガーまでの距離(ダブルアクション/シングルアクション)
 ・ Mk23 75mm/68mm
 ・ USP.45 72mm/65mm
 ・ ハイキャパ - /72mm

意外と差がありません。

ハイキャパシティとはいえ1911系のハイキャパが一番グリップサイズが小さいのは当然ですが、Mk23とUSP.45の差はどれも数ミリ程度しかありません。
加えてMk23のグリップはUSP.45より四隅が丸く成型されているので、数値ほどの差を感じません。
むしろ「USP.45より握りやすい!」と感じてしまいます。

全長や口径などを総合的に比較すれば「大きい!」となりますが、少なくともグリップサイズに関してはハイキャパシティ1911系と比較しても数ミリ程度の差に留まっています。
ま、MEUピストルなどのシングルスタック1911系とは全く比較になりませんが…

折角なのでサプレッサーを装着してみます。
Mk23で一番お馴染みの姿です。



デカいです。というか長いです。長過ぎです。
この長さはもはや「拳銃」の範疇を超えています。
特殊部隊以外には軒並み敬遠されたのも納得の長さです。



実銃とほぼ同じ1,200g+サプレッサー。
KSCの軽量サプレッサーでも格段に取り回し難くなります。
これが.45ACP弾12発フルロード+ナイツ製サプレッサーだと使うのが嫌になること請け合いです。
性能はピカイチでも「常識の範囲」を飛び出すとキワモノ扱いされますよね。

ま、攻撃用拳銃プロジェクト(OHWS)がクレイジーだっただけで、完成した銃には何の罪もないのですが。

続いてフラッシュハイダーを試してみます。
ちょっと中二病入ってるアクセサリーではありますが、はたして結果は…



コレは良い! 素直にカッコイイ!
サプレッサーより100倍カッコイイです!
アウターバレルの雄ネジがABS樹脂なので気を遣いますが、緩みやガタツキは一切ありません。ジャストサイズです!
やはりこの五又フラッシュハイダーは純正品だと思います。



弾が切れたらスパイク以上に強力な打突武器になりそうです。
映画『96時間 レクイエム』で弾切れホールドオープンした銃のマズルで相手をドつく格闘シーンが何回もあったので印象に残っています。
多分、メチャクチャ痛いと思います。
SCAR Lのフラッシュハイダーで手の甲をドつかれた日には中指骨がボキボキに折れますよ…



コイツがこのSCAR Lでリーアム・ニーソンをドつき倒します。
最新アサルトライフルとベトナムスタイルなマガジンの組み合わせが面白いです。

で、肝心のエンジンですが…

前回紹介しました「ハイパー道楽」様のパーツ情報と取説のパーツリストを照らし合わせて確認します。
コチラです

その結果…



残念! 旧型ハードキックでした!
やはり05ハードキックなのが絶対確実なフェイズ2プロトにすべきだったか…

という訳で、皆様!
「100%絶対確実」とは言えないかも知れませんが、情報です!
外箱にこの「ハードキックタイプ エクセレント」のシールが貼ってあるモデルは旧型ハードキックです!
05ハードキックではありませんでした!



その日のうちに「05ハードキックピストンユニット」をweb注文しました。
こういう旧製品に関するアフターケアを怠らない姿勢は素晴らしいと思います。
コチラです
しかし05マガジン&05リコイルSPユニットと組み合わせなければ、完全な05ハードキックの性能にはならないらしいのですが…
コチラです

ま、結果はいずれ判明します。

現時点では寒過ぎて性能を語る状況ではありません。
旧型ハードキックもマガジンを十分に温めれば最初の三発までは「ガツン!」と驚くほど強力なリコイルショックを発揮しますが、四発目で生ガスを吹いてしまいます…



まだまだ記事は続きますが、「画像の掲載枚数は50枚です」とエラーが表示されて記事全文をアップできませんでした。

とりあえずここで一区切りします。

(さらに…)

KSC H&K Mk23①

今回から新しい記事になります。

昨夜、前々から欲しかった銃をオクで落札しました。
KSC H&K Mk23です。



KSC公式webサイトの ”ヒストリーアーカイブ” で主要な外装バリエーションが写真付きで紹介されています。
コチラです
もちろん紹介されていない外装バリエーションも多数存在します。

しかしこのMk23、内部エンジンのバリエーションが多い上に外装とエンジンのバリエーションが一致していないため、外装からエンジンのバリエーションを特定するのが困難です。
その結果、気軽に中古に手を出せない厄介な銃となっています。

とはいえ偉大なる先人達の努力により、外装とエンジンのバリエーションとその識別方法が公開されています。
代表して「ハイパー道楽」様のwebサイトを紹介します。
コチラです
もちろん他の大勢の方々のwebサイトも参考にさせて頂きましたが、多過ぎてとてもご紹介し切れません。
皆様、貴重な情報ありがとうございます!



という訳で、外装とエンジンのバリエーションを整理すると次の様になります。
KSC Mk23はミリタリーモデルが基本形です。

 ・ ロングレンジ(金色ピストン+スチールマガジン)
   ABS
 ・ ハードキック(銀色ピストン+スチールマガジン)
   ABS、スライドHW、オールHW
 ・ 05ハードキック(銀色ピストン+スチールマガジン)
   ABS、スライドHW、オールHW、フェイズ2プロト(期間限定モデル)
 ・ ニューハードキック05(05ハードキック+亜鉛合金一体成型マガジン)
   コマーシャル(最終モデル)

つまり外装でエンジンが100%識別できるのは、次の二機種だけです。

 ・ フェイズ2プロト:05ハードキック
 ・ コマーシャル:ニューハードキック05

エンジンに拘るのは作動性能の優れたモデルが欲しいからです。
こう書くと「そこまで性能に拘るのならUMAREX/KWA製Mk23を買えば?」と思われるかも知れません。
確かにKSC純正で実現しなかった「システム7エンジン搭載のMk23」は魅力的です。



かつて所有していたUMAREX/KWA製USP.45です。
マガジンバンパーをUSPタクティカル用に交換して、映画『コラテラル』のトム・クルーズ仕様にしています。
システム7エンジンが軽量マグネシウムスライドを「ガツン! ガツン!」と激しくブローバックさせるので、撃つのがとても楽しい銃です。
しかもアウターバレルもマグネシウムなので、スライド閉鎖時に「キーン」と金属音が響きます。

しかし今の私はメタル銃は持たない方針ですので、UMAREX/KWA製Mk23はここでは触れません。
まぁマグネシウムなんて脆い非鉄金属はお咎めナシで構わないんじゃないか?と思わなくもありませんが…

という訳で今回はフェイズ2プロトとオールHWで激しく迷いましたが…
結局、オールHWを落札しました。
フェイズ2プロトはマルイの固定スライドでも買えますので…



何でもゲーム『メタルギアソリッド』の主人公スネークさんがフェイズ2プロトを使用しているとかで、そちら方面でもMk23は人気の銃だそうです。

ゲームやアニメや漫画などで特定の銃に人気が集中すると、そのトイガンの値が跳ね上がる現象が発生します。
で、なぜかそういう銃に限って絶版で入手困難な銃だったりします。
ジェリコが良い例です。
ジェリコなんて『カウボーイビバップ』がなければオクで二万円越えなんて絶対にあり得ないダメ銃です。黒歴史として忘れ去られていてもおかしくない欠陥商品です。
自腹で三丁も買った私が言うのですから間違いありません。



フェイズ2プロトは元々が期間限定販売だったのでタマ数自体は少ないのですが、プレ値はついていません。
多分、マルイの固定スライドが受け皿になっているのでしょう。価格も性能もKSC Mk23では全く相手になりませんので…

そもそも「フェイズ2プロト」は米国特殊作戦軍(USSOCOM)がトライアルを経てH&Kに開発させた「攻撃用拳銃」の二番目のプロトタイプです。あくまでもプロトタイプなので通常は表舞台には出てきません。映画に登場するのも米軍正式採用モデルか民間市場向けモデルのどちらかです。
『メタルギアソリッド』の銃器監修者はよほどフェイズ2プロトに思い入れがあったのか、それとも単にスライド前方のセレーションが気に入っただけなのか…

ここでMk23の歴史について長々と語るのはアレなので省略しますが、興味深いwebサイトを見つけたので紹介します。
この攻撃用拳銃プロジェクト(the Offensive-Handgun Weapon System project:OHWS)に関する詳細な説明に加えて、フェイズ1プロト、フェイズ2プロト、フェイズ3=米軍正式採用モデル(Mk23 mod 0)と民間市場向けモデル(MARK23)のすべての写真が掲載されています。
コチラです

1. フェイズ1プロトタイプ
  何となくモッサリして垢抜けなく見えます。サプレッサーも独特の形状です。



2. フェイズ2プロトタイプ
  色々な変更点が確認できます。サプレッサーも変更されています。
   ・ スライド表面処理
   ・ スライドストップ形状
   ・ セフティ形状
   ・ グリップ前後のチェッカリング
   ・ グリップ下部形状



3. フェイズ3=米軍正式採用モデル Mk23 mod 0
  スライド前方のセレーションがなくなり、刻印が変更されています。
  ナイツ製サプレッサーとITI製LAMが正式採用されました。
  マルイのLAMよりコチラの方が断然カッコイイです。



4. 民間市場向けモデル MARK23
  基本的に刻印が違うだけの同一モデルです。



さて、このMk23(実際はMARK23)が活躍する映画はそう多くはありません。
どれも今さら私が語るまでもない映画ばかりです。

まずは『ティアーズ オブ ザ サン(2003)』です。
米軍全面協力で製作された、空母も戦闘機も全部本物が登場する凄い映画!
全編に渡ってMk23がこれでもかと活躍する、まるでH&Kのプロモーションビデオの様な…どころではなく、一部で「正義の米軍が悪のイスラム教徒を退治するだけの米軍礼賛映画」と揶揄されている映画です。



ま、確かに戦争マニア、特殊部隊マニア、鉄砲マニア以外には一般ウケしそうにない「内容がないよう」な映画ではあります。米軍礼賛な側面も否定しません。
しかしここまでMk23が大活躍する映画は後にも先にもこれだけだと思います。
私の「Mk23欲しい!」病が持病と化した作品です。

次に「お! MARK23!」と驚いたのが『アイアムレジェンド(2007)』です。
こちらも「廃墟と化したニューヨークを再現するために、週末ごとに撮影区間のアスファルトに膨大な数の草を手作業で挿して撮影した」という逸話を誇るアクションホラー大作です。



主人公のウィル・スミスは外出する際に必ず腰のホルスターにMARK23を挿しています。いつ使うんだろう…と思いながら見ていると、実際に発砲するのはクルマのドアに常備していた方のMARK23!
何回か観た後で「あの時に限って腰のホルスターにMARK23を挿してなかったのだろうか?」と疑問に思いましたが、映画的ハプニングが起きる場面では「?」と思う事がよくあります。ツッコミはナシの方向で鑑賞しましょう。

この映画で使用されるMARK23はフレームがタンカラーのモデルです。
真っ黒のモデルより遥かに垢抜けて今風の銃に見えます。



最後は『ボーダーライン(2015)』です。
これまた特殊部隊マニアや鉄砲マニアにしかウケそうにない映画です。
一応ちゃんとしたストーリーはありますが、特殊作戦部隊の作戦行動が特殊過ぎ&個々の場面の説明がなさ過ぎで、観客を最初から最後まで「何が起こっているのか分からない」状態に放置する不親切極まりない作品です。

私も三回くらい観てようやくストーリーの全貌が理解できましたが、コッチ方面の知識のない方が観るとこれまた「内容がないよう」になりかねません…



目が怖過ぎなベニチオ・デル・トロ。
終盤でナイツ製サプレッサーを装着したMARK23を使用します。麻薬カルテルの親玉の屋敷に拳銃だけで乗り込むこの場面では「まさに攻撃用拳銃の本領発揮!」と言わんばかりにMARK23が活躍します。

さて、ここまで長々と記事を書いてきました。
「肝心の銃がまだ手元に届いていないのに、よくこれだけ長い記事を書けるな」と我ながら感心してしまいます。

次回に続きます。

(さらに…)

デザートイーグル.50AE エングレーブカスタム⑤

前回の記事から随分時間が経ちました。
塗装の乾燥待ちとInfinityの記事で時間を費やしてしまいました。

いよいよロケットバルブを組み込みます。



…と言いながら、RobinHood製セフティとのツーショットです。
物欲に負けて購入してしまいました。

先にコチラを紹介します。
左がRobinHood製スチールセフティ。QPQ処理で非常に質感が高い製品です。
ま、8,640円もするので良くて当然なのですが。



元々はコンバージョンキットのバラ売り商品ですが、本家コンバージョンキットは既に上下20mmレール+マグナポート付きのマークXIX最新モデルに進化しています。
コチラです
実銃はコチラです
最新モデルはセフティ形状が変更されていますが、旧形状の各種機能パーツも「マルイ互換パーツ」として継続販売されている様です。

右がブラックパーカー&つや消しクリアーの純正セフティです。
肉眼ではハッキリ違いが判りますが、室内撮りでは同じ様に見えます。

組み込み後も室内撮りでは違いが判りません…



RobinHood製品は純正より厚みがあるので、組み込むと動きが硬くなりました。
現状では右側セフティにクリックピンを組み込んでいますが、重くて厚いスチールセフティには役不足の様です。書留注文でクリックピンをもう一組購入して左側セフティにも組み込めば、多少は動きが軽くなると思います。

塗装カスタムの難しいトコロです。

さてロケットバルブですが、その前に…

以前「シリンダーを取り出すにはスライドを完全分解する必要があります」と書きましたが、実は通常分解の状態でスライドレールを外すだけで簡単にシリンダーが取り出せます。
謹んで訂正させて頂きます。



私、これまで何回「謹んで訂正させて頂きます」と言ってきたのでしょう? 間違いもほどほどにしないと「お前、学習能力ないのか?」と怒られますね。

デザートイーグルはピストンヘッドが特殊な形状をしています。ボルトが搭載された実銃形状の再現とガスブローバックエンジンの搭載を両立させるためには、ピストンヘッドをこの形状にするしか方法がなかったのでしょう。
ま、この長くてガス容量の多いピストン&ピストンヘッドのおかげで強烈なリコイルショックを楽しめるので不満は全くありません。




という訳でロケットバルブ付属のピストンヘッドも特殊な形状をしています。
アルミ切削の表面がとても綺麗です。
フローティングバルブはお馴染みの形状で変わりありません。



上がロケットバルブ付属のピストンヘッドで下が純正ピストンヘッドです。
純正ピストンヘッドは亜鉛合金でこの大きさなので相当な重さです。慣性重量でリコイルショックを増すためのウェイトと考えればコレで正解なのでしょうが、私にはガスをムダに浪費する不要な重量物に思えて仕方ありません。

対するロケットバルブ付属のピストンヘッドはアルミ切削なので羽の様に軽いです。
リコイルショックは減るでしょうが、ガスの浪費が減るので総合的には作動性能が向上する筈です。



「…でしょう」とか「…する筈です」と書くのは、ここ数週間の極寒で銃がまともに動かないので作動性能の向上が確認できないからです。
しっかり温めたつもりでも、1マガジンどころか10発撃った辺りで生ガスを吹いてしまいます。これだけ極寒だと作動確認どころではありません。
一応、2月4日の立春は過ぎているのですが…

こういう状況ではガス放出量の多いバルブを搭載したマガジンは不利になります。
Infinityのマガジンはしっかり人肌に温めれば全弾撃ち尽くして確実にホールドオープンしますが、デザートイーグルのマガジンは全然ダメです。温度低下が急速過ぎてまともに撃てません。

ま、今回の寒気が異常過ぎるとも言いますが。
コレは1月の寒気の分布図です。



この異常な寒波が気まぐれ的に弱まった今日、急にポコッと一日だけ休みが取れたので昼まで爆睡しました。私はフツーのサラリーマンなので仕事の混み加減/空き加減で急に休みが取れたりします。全国100万人のサラリーマンの皆様もご事情は同じだと思います。

こういう休みをムダにしない手はありません。
完成したデザートイーグルの撮影です!



前回の撮影は夕日+青い布でしたが、今回は昼の日差し+コンクリートです。
イカついデザートイーグルにはこの方が合ってると思います。



銃がデカいので引きの写真になりますが、それでも抜群の存在感です。
前回の夕日の時とは全く違う、シャープな引き締まった写真が撮れました。
純正だと間延びしそうな平面部分がエングレーブでギュッ!と引き締まっているのが良く判ります。



自然光の下だとQPQ処理されたセフティの質感や色合いがハッキリ判ります。
角度によって緑っぽく見える、正統派パーカライジング色です。

この写真でようやくリアサイトのブラックパーカー、スライドのダークパーカー、フレームのパーカーシールの三種類の色違いが判別できました。
どれも綺麗な色ですが、今回はスライドのダークパーカーがとても良い色味を発揮して頑張っています!
今回の塗装カスタムで一番のお気に入りポイントです!



前回も紹介しました実銃写真です。
セフティのパーカライジング色が浮いて見えるのは実銃も同様です。
この写真を見て「RobinHood Airsoft凄いな!」と思いました!



RobinHood製セフティは突起部分が純正より厚く張り出し幅が大きい形状なので、左右セフティの描く「ハの字」が大きくなります。
実銃に忠実な形状かどうかは不明ですが、指かけ部分が大きい方が操作し易いので好ましいと思います。



キャロムの無垢仕上げグリップが真っ黒な本体にこれ以上なくマッチしています。
実銃グリップはニス仕上げと推測されます。それを再現しようとニスかオイルステインで仕上げ直そうかな? と思いましたが、現状のサラサラした手触りが意外に心地良いので止めました。



あくまでも私の個人的な意見ですが、実銃を完璧に再現しないとキマらない銃もあれば、ほどほどで留めておいた方が良い結果が得られる銃もあると思います。
とはいえ外観の美的な部分は個人的な嗜好に大きく左右されますので、ひとつの意見として聞き流して下さい。



ホールドオープンです。
マルイとWAの「フルストローク議論」で話題になる姿です。
フルストロークを実現したWAは素晴らしいと思います。それに.44口径モデルというのもポイントが高いです。
なかなか程度の良い中古がオクで出ないのが難点ですが。

オクと言えばアオシマまたは啓平社の.357口径モデルもゲットしてフルコンプリートしたいです。
映画『ニキータ』に登場したデザートイーグルは.357口径モデルです。その意味でも.357口径モデルは無理をしてでも確保する価値があると思います。



マルイの魅力は「エアガン」としての総合的な完成度の高さです。
1911系など普通の銃から見れば、このストローク量はハンパじゃありません。
加えて強烈なリコイルショックと固定アウターバレル故の高い命中率。フツーのテッポー好きなら迷わずマルイのデザートイーグルを選ぶでしょう。

最後に完成した姿でもう一度やってみました。
”イーグル on イーグル” です!



このガンケースを見る度に色々な事を思い出します。

コレをIWIから購入するために輸入代行のBeHappy!!!さんにお世話になった事や、その前提である「ガンケースの個人輸入は法的にOKなのか?」を所轄の警察署に出向いて生活安全課の刑事さんに直接聞いた事など…
顛末はコチラです
今となっては良い思い出です。

同時に貴重な情報を入手した貴重な出来事でもあります。
何せ「タダの箱の輸入なんか公安委員会は相手にしないよ! 勝手にどうぞ!」という超絶ありがたいお言葉を頂いたのでビックリしました!
つまり諸々の諸経費で割高な金額さえ払えば、どのメーカーのガンケースも合法的に買えちゃうっていう事です!

お手軽カスタムの割には色々あった、デザートイーグル エングレーブカスタム。
今回で終了です!

(さらに…)