マルイM1911A1 TARGETカスタム⑦

前回のロケでクレイジージェットバレルを使用しましたが、期待した成果が得られませんでした。
そこで一旦純正バレルに戻します。



先端がテーパー加工されているので、黒染めすれば見た目はバッチリです。
性能に拘らなければコレで十分満足できます。



しかし一度拘り始めると満足できる製品に出会うまで止まらないのが好きモノの哀しい性です。

今回は火曜日に行ったロケの記事です。
そのためハンマーとグリップセフティはまだM1911A1純正です。



府中湖の周囲には送電用の巨大な鉄塔が無数に設置されてます。
空中を通す以外に電線網を繋げることができないので、必然的に鉄塔が乱立します。
山間部や峡谷も同様です。



基本的には小高い山頂に設置されています。
とはいえ立地は様々です。



これなんか湖ギリギリの所に立ってます。
なにを隠そう、この鉄塔のすぐ横の湖岸が私のロケ地です。



天気が良いので鉄塔に行ってみました。

湖岸に降りる細道の横に鉄塔へ向かう細道があります。
気分は『千と千尋の神隠し』です。



まだまだ夏の新緑が残ってるので鬱蒼としています。
そして物凄い数のヤブ蚊が一斉に襲ってきます。ちょっと引くくらいの大群です。
しかし人間様がヤブ蚊ごときに負けてはいけません。



完全にトンネル化しているので涼しいです。
ヤブ蚊さえいなければ気持ち良い散策になっていたでしょう。
更に進みます。



鉄塔が見えてきました。
もう一息です。



出ました! 鉄塔です!
鉄塔の先に湖岸に降りる道があると思っていましたが、完全な袋小路です。



鉄塔しかありません!
鉄塔のためだけの空間です! 凄い贅沢な土地の使い方です。
なにやら秘密基地を発見した様なワクワク感を感じてしまいます。
中二病ですね。

見上げるとなかなか壮観です。



なぜいつもスルーする鉄塔にきたかというと…

最近知りましたが、世の中には「鉄塔マニア」な人達が色々な鉄塔の「結界」を撮影するのが流行ってるそうです。
この「結界」というのは、鉄塔の真下から真上を見上げた時に見える、鉄骨が万華鏡の様に幾何学模様を描く光景を言い表した言葉です。

この鉄塔マニア的意味合いの「結界」は「はてなキーワード」に掲載されるほど世間に認知されています。
更には「塔マップ」なるwebサイトを開設されている方もいらっしゃいます。
大勢の人達がブログを開設されていますが、特に美しい写真が多数掲載されているブログを見つけました。
女性の方ですが、鉄塔に対する情熱と行動力は尊敬に値します。

という訳で、私も「結界」を撮影してみました。



確かに造形美を感じます。
何よりこれを「結界」と名付けた人のセンスが素晴らしいです。
鉄塔を求めて東へ西へ…な人達が大勢いらっしゃるのも頷けます。

しかしこの日は「ヤブ蚊の結界」と化してました。
アングルを決めるのが難しいので上を向いてカメラを微調整していたら、まぁ容赦なく噛みやがります。
撮り終わった瞬間にバシバシ叩いて皆殺しにしました。両腕が血と死骸だらけです。

目的を済ませたら走って退散します。
なんせ『マトリックス』のセンチネル並の大群でヤブ蚊が襲ってきますので。

いつもの湖畔に降ります。



絶好の釣り日和なのに、釣り人が一人もいません。
クルマも一台も停まってません。

なぜだろうと湖を見ると理由が分かりました。
物凄い藻で湖面一面が緑色になってます。



凄い量の藻です。
釣りは全く分からない私でも、コレでは釣れない様な気がします。



しかし鉄砲を撃つのには影響ありません。

まずは初速計測です。
  一回目 67.12m/s
  二回目 66.40m/s
  三回目 67.58m/s
  四回目 67.26m/s
  五回目 66.68m/s
 平均初速 67.00m/s

クレイジージェットバレルより明らかに低い数値になりました。
平均初速が73.50m/s→67.00m/sと6.50m/s落ちています。
弾道の安定性はともかく初速UPの効果は発揮されていた様です。
それだけに惜しいバレルでした。

いつもの20mと10mの標的射撃を行います。
まずは20mです。



そして10mです。
とにかく湖面の藻が凄いです。



それではご覧下さい。


結果は20mで2発ヒット、10mで10発ヒットです。

純正バレルにしては当たらないな?と思いました。
撃っていてもホップが安定しません。強ホップで上に飛んだり弱ホップで下に逸れたりして、落ち着かない弾道に終始しました。明らかに何かがおかしいです。

これはもう「ホップチャンバーが劣化している」としか考えられません。



このままでは見た目だけの銃に成り下がってしまいます。

それは嫌なので純正ホップチャンバーを調達するのですが…また一週間待たされるのは避けたいので、今回はamazonで調達します。

純正ホップチャンバーのamazon価格は1,080円でした。
一見割高ですが、マルイに現金書留で注文すると以下の料金が必要です。
 ・ 基本送料 81円
 ・ 現金書留封筒代金 21円
 ・ 現金書留代金 430円
 ・ ホップチャンバー代金 486円
 ・ ホップチャンバー送料 210円

なんと合計1,228円でamazon価格を超えてしまいます。
amazonはコンビニ払いが可能なので、支払いに手数料など一切不要です。
発送も早いですし。
という訳で今回はamazonで注文しました。

更にインナーバレルも違うモノに変えてみます。
今までツイストバレル一筋でしたが、もう生産中止で入手不可能なので他社のカスタムバレルから選ぶ事になります。
候補はKM企画、LAYLAX、PDIの三社です。

KM企画のTNバレルは「外形が細いのでカタカタ動く」らしいのでパス。
LAYLAXは人によって評価が分かれるのと、私自身、他のLAYLAX製品を使ってみて良かったためしがないのでこれもパス(「ドルフィンスライド」は例外)。
消去法でPDIのインナーバレルになりました。
「PDI DELTA 6.03mm+」インナーバレルです。いわゆるタイトバレルです。
「安い」「日本製」「黒色」と、性能が本物なら良いことずくめです。

これもamazonで注文しました。



「ツイストバレルを買い占めておけば良かった」と思わなくもないですが、ないものは仕方ありません。
PDIのバレルがイマイチだった場合、ハイキャパ5.1改のツイストバレルをTARGETカスタムに装着して、ハイキャパにPDIのバレルを入れる手もあります。
勝手知ったるツイストバレルなら安心です。

次回に続きます。

(さらに…)

マルイM1911A1 TARGETカスタム⑥

ようやく休日です。ホントに忙しい一週間でした。

昼まで爆睡するつもりでしたが、10時頃に郵便配達のバイク音が聞こえたのでポストを見てみると、ようやくマルイから部品が届いてました。

書留を送ったのが14日。で今日が26日。ほぼ二週間待たされました。
ネット注文と口座振込を切に希望します。



今回の注文は以下の通りです。
 ・ ノッカーロックSP 三本
 ・ 連結板 三枚
 ・ シリンダーリターンSP 三本
 ・ MEUピストル用デルタハンマー
 ・ ナイトウォーリア用ビーバーテイルグリップセフティ

連結板です。ホントにただの金属板です
こんなもののために二週間もアンビセフティが組み込めなかったとは…



そしてグリップセフティです。
見事取り付けて、前回の雪辱を晴らします。

途中の写真は撮ってないので、いきなり加工後の写真です。



かなり広範囲を豪快に削ってます。
組み込んで正常作動させるためには、ここまで削らないといけません。



下側から見るとこんな感じです。
この角度だとMEUピストル純正の面影がありません。



仮組して正常に機能するか確認します。

MEUピストル純正のデルタハンマーを組み込みます。
念のためにナイトウォーリアのシアーを使用します。MEUピストルとナイトウォーリアの内部パーツは共通なので少しでも相性の心配がある時はペアで組み合わせると安心です。



フレームを組み立てます。



仮組なので右側セフティは組み込んでません。
作動はOKです。



組込みと作動が確認できたので、一度バラします。

セフティをペーパーで仕上げます。
240番→600番→1000番とヤスリ傷を消していきます。



そして黒染めします。
いつものインディの亜鉛用ドブ漬けブルー液を使用します。
ブルーイングが苦手な私でも綺麗に仕上がる素晴らしいブルー液です。



黒染めできたら組み立てます。
マルイ1911は簡単にサクサク組み立てられるのがポイント高いです。
KSCの様にイジるのを拒否するかのような複雑怪奇な構造もそれはそれで価値がありますが、プラモデル感覚で気軽に分解できるマルイの方が親近感を感じます。

組み込むとこんな感じです。



コック&ロックはこんな感じです。
真横から見る分には違和感はありません。フツーのビーバーテイルセフティです。



真上から見ると見慣れない光景です。
私は気になりませんが、拒否反応を生じる方もいらっしゃると思います。



真下から見ると更に隙間だらけです。
「こんなのダメ!」な人の方が多いかも知れませんが、あくまでも自己満足の世界なのでご容赦頂きたいと思います…



自然なアングルだとこんな感じです。
慣れれば普通に見えてしまいます。



それでは綺麗に全体写真を撮ります。
部屋撮りなのでコントラストが強いのが難点です。

まず左側です。



なかなか良い感じです。
次は右側です。



クラシックM1911A1にデルタハンマーとビーバーテイルグリップセフティの組み合わせですが、なかなかどうして良い感じにまとまってます。
ガキっぽくなるかと思いきや、アンビセフティも合わせて通な大人のカスタムに仕上がっていると思います。



強いてストーリーをでっち挙げるなら「ブルー仕上げのプリウォーM1911A1レプリカを手に入れた鉄砲好きが、近所のガンショップでモダナイズカスタムした銃」な感じでしょうか?



タクティカルなパーツを組み込んでも「いかにもタクティカル!」なコテコテ風味にならない所がクラシックM1911A1の懐の深さですね。

実は今日の日中はインナーバレルを純正に戻した状態でロケしに行き、帰ってからこの記事のカスタムをしました。
ロケの記事は後日書きますが…芳しい結果ではありませんでした。
スライド側のパーツのリフレッシュが必要です。特にホップチャンバーは要交換です。

こういうショップカスタムはベースに中古が使われていた場合、様々な人の手を経て入手した時には予想以上にあちこちがヘタってしまってます。
リフレッシュしないと本来の性能を発揮できません。

次回はロケ記事です。

(さらに…)

マルイM1911A1 TARGETカスタム⑤

最近webでグリップ探しばかりしています。もちろんTARGETカスタム用です。

別に今のフェイクシカ角グリップが気に入らない訳ではありません。
Sidryan grips製のグリップとTARGETカスタムの組み合わせは最高です。不満など微塵も感じません。



妙な物欲が湧いたのは、台風前に注文した部品をいまだに送ってこない東京マルイアフターサービス部が原因です。

「現金書留で部品注文」方式は、注文&代金支払から商品受取の全行程を日本郵便の配達に依存しています。なので「自然災害」や「祝日の配達休止」などで遅延が発生すれば、その影響が注文主のエアガンオーナーを直撃します。
今月の台風+三連休+二連休など、部品を待ってる人間には悪夢以外の何物でもありません。
ネット注文は無理でも、せめて口座振込くらい導入して欲しいです。

待ちぼうけな日々を悶々と過ごしていたら、なんとなくグリップが欲しくなってしまいました。

で、色々なネットショップを見ていると…凄いのを見つけました!
DRESS&GUNさんの「!!超特価商品!! 198円(税込)グリップ」です!
商品webサイト

木曜日にネット注文して金曜日に口座振込。で昨日の土曜日に届きました。和歌山県から香川県への配達なので一日で届きます。

マルイに見習って欲しいです。



潔いにも程があるVZ Gripsのレプリカです。

オペレータータイプが紺色とオレンジの二種類でエイリアンタイプがオレンジの一種類だったので、オペレータータイプを二種類注文しました。
元ネタはこちらです。

二種類注文しても送料含む総額996円です。
安すぎです。グリップ一式の値段とは思えません。

紺色は他にもありそうな感じ?ではあります。
簡素極まりないビニール袋に入ってます。



一応バーコードが貼ってあります。
よく見てみましょう。



バーコード下の数字が印字されていないので、国籍が分かりません。
メーカー名?ブランド名?らしき ”G James” で検索しても、それらしき情報は得られません。
まぁそんなもの、別にどうでもいいのですが。



オレンジはこんな感じです。
こちらはバーコードすら貼られてません。

開封してみましょう。



紺色はパッと見「お!」と思うかも知れませんが、それは写真マジックです。
現物は安っぽさ全開です。
チェッカーも全然立ってません。ただの凸凹モールドです。



オレンジは更に安っぽさ全開フルスロットル!です。
夜店で売ってるよく分からないエアコキについてそうな品質です。
色は健康的というか美味しそうというか、ムダに元気が出そうなパッション系です。

TARGETカスタムに取り付けてみましょう。
まずは紺色です。



意外と普通です。可もなく不可もない既視感ありまくりな光景です。
生意気にも妙に落ち着いてシュッとしています。

紺色なのが珍しいだけで、こういう感じのグリップは市場に山ほど存在します。
ブランドとか品質とか質感とか握り心地とか、そういうものを一切求めないのであれば、この紺色は案外オススメかも知れません。

何せ税込198円ですからコスパ最強です。

次はオレンジを試してみます。
怖いモノ見たさ以外の何物でもありません。



なくはない! 悪くない! いや積極的に「これもアリ」と言えるかも!?
キワモノと思いきや、なかなかどうして良いんじゃないでしょうか?
とはいえこれも写真マジックが抜群に効いています。期待は厳禁です。

S&W M500ES Emergencyとかベア・グリルスのサバイバルナイフとか、その手のアウトドアな雰囲気を醸し出してると言えなくはないです。
そういう方面がお好きな方でしたら買って損はないかも知れません。

繰り返しますが税込198円です。

せっかく引き合いに出したので写真など。
S&W M500ES Emergencyの実銃です。



で、Gerber Bear Grylls Ultimate Pro knifeです。



ここまでは「いいんじゃない?」と好意的に書いてきましたが、ここからこの激安グリップの本性を暴いていきます。

まずこのグリップ、安物だけあって取付穴がズレてます。
加工しないとキチンと取付できません。
写真では上側のスクリューを先に留めた後、下側のスクリューを入るところまでネジ込んでます。



紺色とオレンジでズレ具合が違うという素敵な仕様です。



そしてマガジンキャッチの切り欠きもこれでもかとズレてます。
気持ち良いくらいのズレっぷりです。



ココも紺色とオレンジでズレ具合が違います。
紺色はマガジンキャッチがギリギリ押せますが、オレンジは無理でした。



アップにするとオレンジの安っぽさが際立ちます。
質感も何もあったものじゃありません。100円ショップの台所用品といい勝負です。

時間があれば加工してみたいと思います。
紺色は持ってても悪くはないかな?

次回に続きます。

(さらに…)

マルイM1911A1 TARGETカスタム④

週末の台風は凄かったです。

私は当日の真夜中~明け方まで、床上浸水した公共施設の復旧作業をしてました。
ビチャビチャで乾くまでに数日はかかる状態なのに「明日の朝から行事で使用する」とクレイジーな無茶ぶり。絨毯張りの講堂ですよ?
結局、数百脚の椅子を全撤去してデッキブラシで人力排水。空調全開で湿気を飛ばしてなんとか復旧しましたが、疲労困憊で死ぬ思いです。
今日明日の休日は寝て過ごす予定でした。

しかし天気予報では今日明日は台風一過の晴天で、最高気温28度の夏日だとか。
TARGETカスタムのロケにピッタリじゃありませんか!
まだ暫定仕様ですが、貴重な夏日を逃す手はありません。

最高気温28度を期待してロケ地に着くと、湖畔なのでとても涼しいです。
体感的には24度くらいでしょうか。



湖面全体が緑に濁ってます。打ち寄せられた落ち葉や枝も尋常な量ではありません。
台風パワー恐るべしです。

カメラを三脚にセットして初速計測の撮影をしようとした時に、上の写真の右側の茂みの中から釣り人が現れました! スポーツ選手みたいなピチピチの上着を着た気合入ってる系の方です。

コチラは右手に1911、左手にX3200。どう見ても怪しい人です。
慌てて1911をジーンズのポケットに突っ込んで隠します。外観がヤバ過ぎるTARGETカスタムを見られたら本気で洒落になりません。

釣り人がフェンシングの様にヒュッ!と釣竿を回して狙った所にルアーを投入するワザはなんとも華麗でカッコイイです。で、バシャバシャ!とブラックバスを釣り上げてはポイっと湖に投げ入れてます。キャッチ&リリースというヤツですね。

釣りが紳士のスポーツに見えました。

一箇所に留まらず、チョコチョコ移動しながらルアーを投げ入れます。落ち着かない釣り方に見えましたが、魚によって色々な釣り方があるのでしょう。



10分ほど釣った後、再び茂みの中に去って行きました。

「風景写真を撮ってる人」の演技も10分が限界です。肝心の風景が地味なので間が持たない上に説得力が皆無です。我ながら「なんだかなぁ」です。
ジャンルが違うとはいえ同じ趣味人なのに、とても引け目を感じてしまいました。

気を取り直して撮影再開です。

まずは初速計測です。
  一回目 74.15m/s
  二回目 73.30m/s
  三回目 73.99m/s
  四回目 73.39m/s
  五回目 72.69m/s
 平均初速 73.50m/s

マルイM1911A1としては平均的な初速です。
シンプルなチューニングですが良い数値が出ています。

それではいつもの20mと10mの標的射撃です。
お馴染みの風景ですが、湖面がOD色に濁ってます。

まず20mです。



続いて10mです。



それではご覧ください。


20mで26発中3発ヒット、10mで5発ヒットです。
おまけに全弾撃ってもホールドオープンしません。
勝手知ったるマルイ1911カスタムなのに、どうしちゃったのでしょうか?

クレイジージェットバレルの調整は非常にシビアです。
とにかく弾道が上下に激しく散ります。
 ・ ホップが効きすぎて上に飛ぶ
 ・ 真っ直ぐにスパッ!と直進する
 ・ ノンホップ?な弾道で下に落ちる

この3パターンが不規則に発生します。

最初はホップパッキンが劣化してるのかと思いましたが、帰宅後にwebで調べると「弾道が上下に散って使えない」というレビューが何件かありました。
確かに10mで5発ヒットはいくらなんでも当たらなさすぎです。

憶測ですが「放出ガス圧の僅かな変化に弾道が極端に影響される」気がします。
ハンドガンに限って言えば、1911系よりマガジン容量が多くガス圧の安定したハイキャパ系やグロックなどの機種で近距離を撃つのに適したバレルだと思います。
奇しくも今回はこのバレルが最も苦手とする条件だった様です。



ホールドオープンしないのはGSAリコイルスプリングが強すぎるからです。
体感気温24度でホールドオープンしない原因はそれしかありません。
「お座敷で撃って楽しいパーツ選び」と「屋外で標的射撃をするのに最適なパーツ選び」は別物という事です。

エアガンは奥が深いです。
次回に続きます。

(さらに…)

マルイM1911A1 TARGETカスタム③

今日は一日中雨の予報でしたが、昼過ぎに目覚めると燦々と日が差してました。
最近の天気予報は以前より精度が落ちた気がします。
秋は天気がコロコロ変わるので難しいのでしょうが、もう少し頑張って欲しいです。

寝起きアタマでカスタムを始めます。
思えばコレが失敗の元でした。

まずはスライドです。
分解してロケットバルブをサクっと組み込みます。



クレイジージェットバレルもポン付けです。
何の問題もありません。



アウターバレルに組み込むとこんな感じです。
グレーで目立たない上に、二重構造が只ならぬ雰囲気を醸し出してます。



リコイルスプリングを交換して、スライドのカスタムは完了です。
本当にあっという間に終わりました。



次はフレームです。
とりあえずグリップを外してみます。



オイルがベッタリ塗布されてたので拭き取ると、黒い汚れに加えて茶色い汚れが目立ちます。
メッキと言えども金属層なので錆びます。茶色い汚れはメッキの錆です。
グリップの裏側はくすみ切ってます。メッキカスタムは手入れを怠るとあっという間に表面が劣化してしまいます。この個体が何人のオーナー様の手を経て私の手元に来たのか不明ですが、正直言ってメッキの状態は良くないです。
それでもまだ「味」と言えるレベルです。

マガジンはキズひとつない新品です。
ブラックバルブをサクッと組み込みます。



インナーシャシーはナイトウォーリアと丸ごと交換です。
デルタハンマーもそのまま移植されます。

ここで最初の悲劇が起きます。

ナイトウォーリアのグリップセフティを取り付けようとすると…つきません。
フレーム後部の形状がM1911A1とナイトウォーリアでは異なっていました。



角度を変えて見るとこんな感じです。
フレーム後端部が後方に突き出してます。



ナイトウォーリアのフレーム後端部は短くなってます。
これではグリップセフティをポン付け移植はできません。



仕方なくM1911A1のグリップセフティを組み込みます。
メインスプリングハウジングもランヤードリングを取り外したM1911A1用です。
全くの個人的な好みですが、私はストレートハウジングよりラウンド形状のハウジングの方が好きです。

次にナイトウォーリアのアンビセフティを組み込みます。

ここで第二の悲劇が起きました。

ナイトウォーリアからセフティを取り外した際に連結板を紛失したのも十分悲劇ですが、次の悲劇はそんなレベルではありません。

左側セフティを組み込み…がなかなか入りません。
この時点で気付くべきでしたが、なんせ寝起きで作業してます。あれこれこねくり回しているうちにチカラ技で左側セフティが入ってしまいました!

寝起きなので何も疑問に思わないまま、全てのパーツを取り付けます。一応完成です。
スライドを組み合わせて作動チェックします。

ハンマーを起こし…起きません? 何度やってもフルコックしません。
ここで気付きました! ナイトウォーリアのデルタハンマーが下方向に長すぎて、ハンマーの逃げ加工のないM1911A1のグリップセフティと干渉してフルコックできません!

「ハンマーもダメか」と分解しようとすると、左側セフティが外れません。どうやっても外れません。なぜ入ったのか教えて欲しいくらい外れません。
どうやらハンマーをフルコック位置にしないと外れない構造の様です。

仕方なくハンマーを切断しました。



これでようやく左側セフティが外れました。
ホントになぜ入ったのか教えて欲しいです。

デルタハンマーがなくなったので、ハンマーも仕方なくM1911A1のミリタリーハンマーを使用します。
しかしグリップセフティはナイトウォーリア用を使いたいです。
機能パーツが全てM1911A1のままでは「カスタム」と言えない気がします。せめてグリップセフティくらいはアップデートしたいものです。

グリップセフティを見てみます。



右側がナイトウォーリアのビーバーテイルグリップセフティです。
赤丸で囲った部分をフレーム形状に合わせて削ります。

ここで第三の悲劇が起こります。

とりあえずフレームに取り付け可能な形状に加工しましたが…ハンマーがフルコックしません。ミリタリーハンマーは予想以上に下方向に長いです。幅も広いです。

セフティをえぐり加工します。
えぐっては確認し、またえぐっては確認し…を繰り返しますが、なかなかフルコックするまでに至りません。

削って削って削って…

穴が開きました。



つまり「穴があくまで削ってもナイトウォーリアのグリップセフティとM1911A1のミリタリーハンマーの組み合わせは不可能」でした。



機能パーツのアップデートはカスタムの基本です。
しかしそれを純正パーツ流用でやろうとすると、ことごとく失敗しました。

これでは何のためにナイトウォーリアのフレーム一式を用意したのか分かりません。
唯一上手く行ったのはトリガー交換だけです。
サムセフティも現状で組み込めてるので成功といえば成功です。連結板を紛失して左右連動しませんが。

暫定でフェイクシカ角グリップを装着してみました。



モノトーンで統一感はあります。
逆に言えば無機質とも言えます。



ハンマーとグリップセフティに拘わらなければ、コレでも十分満足できる仕上がりです。M1911A1とアンビセフティの組み合わせがなかなか良い感じです。

しかしちょっと落ち着き過ぎというか優等生過ぎというか、遊び心が足りない気がします。
それでもハンマーはミリタリーハンマーがしっくり合ってる感じです。
しかしグリップセフティをなんとかしてビーバーテイルにしたいです。
グリップももう少し華やかなのが欲しいです。

次回に続きます。

(さらに…)