皆様、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

昨年はYahoo!ブログから追い出されるカタチでWordPressブログに移行したかと思えば、デザートイーグルカッタウェイがカスタムガンコンテスト2019でまさかの銀賞を受賞するという、苦あり楽ありの怒涛の一年でした。

昨年カスタムしたのはデザートイーグルカッタウェイ、M1911A1 US&S、CZ75改ジェリコ941F、そして製作中のランドールB111の4挺です。どれも製作している本人でさえ「このカスタム記事に需要はあるのか?」と自問自答するマイナー銃ばかりですが…
そんなひねくれた記事をご覧頂いた皆様、ありがとうございました!
今年もブレずに(?)マイペースで頑張ります!
…
栄えある令和初の元日にご紹介するのは、今一番注目されている銃! マルイV10ウルトラコンパクトです! 発売後すぐに入手しました! しかもカスタム済みです!

皆様「ただグリップを替えただけ」と思われるでしょうが…そうではありません! 銃の右側をご覧下さい!
なんとスプリングフィールド刻印が入っています!

「彫りっぱなしの無塗装仕上げ」が信じられない、非常に美しい仕上がりです。おそらく下地のABS樹脂はグレー色なのでしょう。スミ入れなしで何の違和感もありません。

実はこのV10、発売日の翌日にマッドさんがヤフオクに「新品加工品カスタム刻印モデル」を出品されたのを、見つけた瞬間に速攻で落札したモノです!
※ マッドさんがwebサイトでV10の刻印カスタムを始めました。
ショットショージャパン2019冬の会場でマルイの方に「V10はいつ発売されるのですか?」と尋ねたのですが、その時は具体的な日程は教えて頂けませんでした(当たり前)。なので「早くて来年早々くらいかな?」と思っていたら突如発売日が決まり、慌ててwebショップを探し回ったものの、どこも予約終了でした…

「初回生産分は無理だな~」と諦め半分な気持ちでwebをウロウロ捜索していたトコロ、マッドさんがまさかの新品加工品をヤフオクに出品されていました! しかも出品価格は定価(税込)と全く同じ20,680円! しかも即決出品! これは買うしかない!
諦めかけていた銃が「カスタム済み」の状態で手に入りました! なんという幸運な巡り合わせ! 夏のカスタムガンコンテストに続いて、冬にも奇跡が起きました!
10個のポートが幸運を吸い寄せます!(嘘です)

しかもこのV10、カスタム箇所は刻印だけではありません!
なんとステンレス削り出しのダミーエキストラクターが装着されています! 純正のV10もエキストラクターが別パーツで再現されていますが、ABS樹脂+塗装と無垢のステンレスでは質感が全く違います! キラリと輝くエキストラクターがカッコイイ!


マッドさんに正規でカスタムして頂くと、ステンレスのダミーエキストラクターは14,000円(税抜)なので、刻印の5,000円(税抜)と合わせて19,000円(税抜)のカスタムが施されています! なのに価格は定価! 超ウルトラバーゲンプライスです!
ちなみにもう一挺、ダミーエキストラクターのない刻印カスタムのみのV10も出品されていましたが、どう考えてもコチラの方がお得です!
この素敵なグリップはオーバーシーズグリップスさんから購入しました。


※ オーバーシーズグリップスさんからご指摘を頂きました。なんとこのグリップは元々このように鮮やかなオレンジ色の木材を使用して製作されたそうです! ラッカー塗料でオレンジ色に塗装したのではなく、オレンジ色の木材に透明のラッカー塗料で仕上げ塗装を施したオリジナルグリップが正解でした! こんな色の木材があるとは驚きです!
このグリップはLS Grips製のプレーンなグリップにサーバルのレーザー刻印を施し、透明なラッカー塗料で仕上げた、オーバーシーズグリップスさんのオリジナル商品です。奇しくもカスタム銃にカスタムグリップを装着するカタチになりました!
サーバルはサーバルキャットとも呼ばれる、アフリカのサバンナに住むネコ科の肉食獣です。ヒョウを極限まで弱々しくした様なルックスが、なんとも言えない頼りなさを感じさせます。こんな弱そうな顔立ちでホントに獲物を捕獲できるのか!? と思わず心配になります。

ま、要するに野生の猫です…

しかしグリップのサーバルは男前です!
強そうです! 目がキリッとしています! 盛ってます!


オーバーシーズグリップスさんは、マルイV10に装着する前提でこのグリップを製作されたそうです。オレンジ色をチョイスされたのも、V10のシルバーとの合わせ技でサーバルの体色を彷彿とさせる色を選んだ結果との事。おそらく背中の黄褐色とお腹の白色のコントラストをイメージされたのでしょう。
そういうサーバルな要素を抜きにしても、シルバーの銃とオレンジ色のグリップの組み合わせは抜群に似合います! カッコ良さと同時に、スカッと垢抜けたクールさを感じます。


オレンジ色のグリップは金運がアップします!(嘘です)


もちろんマルイV10のデキが良いのは言うまでもありません。
黒染めインナーバレルやチャンバーカバーの4行刻印、2色の塗料の塗り分け、ポリッシュ仕上げと梨地仕上げの使い分けなど、とても流通価格15,000円前後の銃とは思えません。


それだけに、スライド後端がヒビ割れる初期不良が発生しているのは残念です。現状ではスライドの交換対応らしいですが、同じスライドを交換してもあまり意味はありません。発売まで長い間待たされただけに、こういうトコロはしっかりして欲しかったです。
初回生産分はなにかしら不具合があるモノですが…

このV10はカスタム刻印が彫られている時点でメーカー保証の対象外なのですが、マッドさんのカスタム刻印とオーバーシーズグリップスさんのカスタムグリップは、そういう不具合を補って余りある満足感を与えてくれます。
そもそもカスタム銃に保証を求める事自体「?」な気がするので、私は気にしません。



今回は待望のマルイV10ウルトラコンパクトでした! カスタム済みの新品加工品というのも驚きですが、ピッカピカの新製品がいきなりカスタム済みの状態で届くのも驚きでした! もちろん嬉しい驚きです!
次回からランドールB111のカスタムを再開します。
お楽しみに!