さて、3月に2,000訪問を達成してから四ヶ月経ちました…
やりました! 3,000訪問を達成しました!
凄い! 素晴らしい! パチパチパチ!
3月から今月まで、ヒマネタを挟みながらグロックGen5の記事をダラダラと18回も続けてしまいました。
それでも飽きずに訪問して頂いた皆様、ありがとうございました!
次は4,000訪問を目指します!!
実はこの記事、木曜日に書こうと思っていましたが…
Windowsの大規模アップデートのせいで朝からPCが異常に重く、記事を書くどころではありませんでした。
先週は本当に災難続きの一週間でした。
先月後半に面白い銃をオクでゲットしました。
コクサイ ラーマ・オムニです。
見つけた瞬間に即決で購入しました。
箱は痛みもなく綺麗です。
銃自体の外観はそんなに悪くはありません。ちょっとしたキズは許容範囲内です。
前オーナーが刻印に白いスミ入れを施しています。
オクで見つけた時は衝撃でした。
まさかこんな珍銃が過去に製品化されていたとは…
この銃はスペインのラーマ社(Llama-Gabilondo y Cia SA)が1970年代後半~80年代にかけて行われたスペイン軍のハンドガントライアルに三回提出した ”オムニシリーズ” の最終モデル "オムニⅢ” をモデルアップしたものです。
オムニⅢは2ピース・ボールジョイント構造の破損防止ファイアリングピンやシングル/ダブルアクション用の二本のシアバー、トリガーセフティ、セフティ/デコッキングレバーなど意欲的なメカニズムを多数盛り込んだ9mm口径の多弾装オートでしたが、生産コストの高騰により採用されませんでした。
後に外観だけを残して内部機構をベレッタM92の丸パクリに変更した ”ラーマM-82” が開発され、1987年に ”Modelo M-82 Double Action” の名称でスペイン軍に採用されました。
外観が残されたとはいえオムニⅢの面影が残るのはフレームだけで、スライドはM92(ドルフィン?)の丸パクリです。
こんな珍銃オムニⅢの劣化版ことラーマM-82ですが、何とバリバリの競技用モデルが存在します。それが1986年~97年に製造された ”ラーマM-87” です。
コンペンセイターやアンビセフティ/デコッキングレバー、フルアジャスタブルRサイト、追加サムセフティ、大型マガジンリリースレバー、リバースツートーンフィニッシュなど、これらすべてが標準装備された豪華モデルでした。
上記はすべてコチラです
しかもこのモデル、何とあの映画『レオン』に登場しています!
コチラです(※リンクを修正しました)
まぁこれでは何の銃だか全く判りませんが…
…
オムニⅢに戻ります。
この銃に関しては私がいまさらアレコレ語るまでもなく、既に大勢の方々がブログで詳細なレビューを書いてらっしゃいます。
個人的にはコチラのお二方のレビューが参考になりました。
私が買った個体は「コッキングしてもエアが圧縮されない」「刻印に白いスミ入れあり」というジャンク品でした。
ま、私も30年前のエアガンに実射性能は期待していません。カタチが欲しいだけなので外観さえ良ければジャンク品でも全くOKです。
握るとギシギシいうのは「味」と解釈します…
カッコイイのか悪いのか何とも判別できませんが…
バシッ! とリアル塗装を施せば見違えそうな気はします。
サイドポリッシュされた実銃はそれなりにカッコイイです。
この外観を塗装で再現するのは難易度が高いです。私のウデではちょっと無理だと思いますが…
塗装のウデを磨くために挑戦してみようかな? と思ったりもします。
割り箸でもなくフルサイズでもない、何とも中途半端なマガジンです。
こんなトコロにもスミ入れを施す前オーナーも中々の好きモノさんだと思います。
という訳で今回はコクサイ ラーマ・オムニを紹介しました。
珍銃も調べると色々な面白い情報が出てきて楽しいです。
まさか後継モデルの派生バージョンが『レオン』に登場していたとは驚きです! もう一度DVDを観てチェックしなければ…
次回に続きます。