実物マガジンと実物ダミーカート②

沖縄から商品が届きました。
前回のM92SB/F系マガジンに続いて、今回も米軍放出品マガジンです。
今回は拳銃用とライフル用を二個購入しました。

まずはグロック19用マガジンです。なかなかお目にかかれない珍しいマガジンです。
レインボーラグーンのダミーカート15発をフルロードしてみました。
タナカ製グロック17/18用マガジンと比較してみます。



グロック17/18と19はグリップの全長とグリップ下部の角度が異なるので、マガジンの形状も異なります。
銃のシルエットはスライドとマガジンベースが平行になっているグロック17/18の方が綺麗ですが、マガジンは逆にグロック19の方が1911系に近い穏やかな形状をしています。グロック17/18のマガジンベースはかなり鋭角に傾斜しています。



構造はタナカ製マガジン同じ「樹脂外装+金属インナー」ですが、実物マガジンは硬いです。分厚いポリマー樹脂の内側にスチールのインナーが組み込まれているので当然ですが、とにかく硬くて頑丈です。
薄くて華奢なタナカ製マガジンとは全く違います。





マガジンの内側はススで真っ黒です。ダミーカートを装填すると手が黒く汚れます。そのまま装填し続けると手の汚れでダミーカートまで黒く汚れてきます。
そのくらい凄い量のススが溜まっています。

マガジンの表面はキズだらけです。全面にキズが入っています。
廃棄処分されるのも納得のボロボロさです。







特にキズが酷いのがマガジンベースです。
しかもグロックマークの部分がマジックで黒く塗られています。何が書かれていたのかは不明ですが、廃棄する際に塗り潰されたれたのでしょう。
「米軍放出品」を実感する部分です。





素材の質感も違います。
タナカ製マガジンはABS樹脂なので光沢がありますが、ポリマー樹脂の実物マガジンは全く光沢がありません。しかも掴むとしっとりと手に吸い付いて全く滑りません。「ポリマー樹脂=滑る」というイメージからは想像できない上質な握り心地です。
漆黒の色合いと相まって重厚な雰囲気を醸し出しています。





実物マガジンには ”9mm” 刻印が施されています。
外観に特徴のないマガジンなので、口径の表記がないと違う口径のマガジンと混同してしまうのでしょう。

ポリマー樹脂のマガジンフォロワーにも ”9mm” と ”5” の刻印が施されています。
”5” は「15連マガジン」を表しているのかと思いきや…何とこの数字はマガジンの「バリアント」を表す数字でした!



① コチラのwebサイトの動画がグロックマガジンのバリアントを詳しく解説している筈なのですが…残念ながら肝心の動画は削除されていて視聴不可能です。
② コチラの掲示板にバリアントの情報が多数記載されています。
これによると「バリアント」は主にリップ形状とフォロワー形状を表しています。
今回のグロック19用マガジンは「9mm口径のバリアント5マガジン」になります。

このため実物マガジンの補修用フォロアーを購入する際には、自分のマガジンのバリアントに合ったフォロアーを購入する必要があります。
コチラは.40口径のバリアント5マガジンフォロアーのweb販売サイトです。

まさかこの小さな ”5” にこんな意味があるとは想像もしませんでした!
既出のネタかも知れませんが驚きです!

①と②のwebサイトで公開されていたバリアントの解説動画や軍/法執行機関専用マガジンの写真が削除されている事から、マガジンの写真一枚といえども簡単には公開させてくれない軍/法執行機関の情報管理の厳しさが伺えます。

そのような現状を鑑みると、このグロック19用マガジンは軍/法執行機関専用マガジンではなく「米軍が使用していた民間用マガジン」である事が解ります。
廃棄された理由は解りません、が…
あまり詮索しない方が良さそうな気がします…

…閑話休題。

続いてはM16/M4系の5.56mm30連マガジンです。
コチラも放出品では珍しいタンカラーのMAGPUL製P-MAGです。



「タンカラー」といっても電動ガンのマガジンよりずっと暗い色調です。しかも全体がススだらけで黒く汚れています。特に発砲時にチャンバー直下に位置するマガジン上端はススで真っ黒です。
このスス汚れは度重なる発砲でポリマー樹脂の表面に焼き付いた汚れです。焼き付いているので雑巾でゴシゴシ拭いても全く落ちません。
火薬の爆発力の凄まじさを感じます。





BattleAxe製5.56mmダミーカートを装填してみました。
安価な中国製品ですが品質は悪くありません、本来は電動ガン用BOXマガジンの電源コードを隠すための12連ベルトリンクダミーカートですが、ダミーカート単体でも十分観賞に堪える商品です。
コチラです

このマガジンも内側がススで真っ黒なので、ダミーカートを装填していると手が真っ黒になります。ダミーカートも黒く汚れてしまいます。
廃棄処分するマガジンを分解洗浄する必要は全くありません。汚れていて当然です。

マガジンには様々な刻印が施されていています。
コチラのwebサイトでP-MAGの刻印について詳しく解説されていますが、すべてのP-MAGの刻印を網羅的に解説したモノではありません。



一番上側は口径表記です。
その下の ”W1” は型番です。

その下の ”09” と「1から12の数字が時計状に配置された円の中心に数字と矢印が記された刻印」は合わせ技でマガジンの製造日を表しています。
矢印の左側が月で、右側の数字が日です。右側の数字と上の大きい数字は同じ数字ですが、下の数字は一桁しか記載できないので ”0” になっています。
マガジンの製造日は「06/09=6月9日」と読み取れます。



反対側です。
口径表記とMAGPUL社の商標表記が施されています。



ボトム部分の両側に ”PMAG 30” と刻印されていますが、新しいP-MAGの左側には任意に数字や記号をマーキングできるドットが施されている様です。
コチラの動画でドットの使用方法が紹介されています。


フォロワーとマガジンベースを見てみます。
ココにも刻印が施されています。





トレードマークは一目瞭然なのでスルーします。

フォロワーとマガジンベースの ”M” は ”Modified” の意味です。
P-MAGには改良前の ”P-MAG” と改良後の ”M P-MAG” が存在します。マガジンベースの ”M” と ”02” が合わせ技でマガジンの「世代」を表しています。
このマガジンは第二世代の ”M2 P-MAG” です。
詳細はコチラです

P-MAGには残弾確認用の透明な窓が設けられています。
ライフルに装填すると上部が隠れてしまうので、窓の中の赤い目印が装弾数を指し示す構造になっています。
電動ガンをお持ちの皆様には当たり前過ぎる情報だと思いますが、私はほぼハンドガン専門?なので全く知りませんでした。
マガジン内にダミーカートが21発装填されているのが判ります。



P-MAGには金属インナーは使用されていません。フォロワースプリング以外はすべてポリマー樹脂です。なのでリップ部分の樹脂が削れたり熱で広がったりするとカートリッジを保持する事ができなくなります。

残念ながらこのマガジンはカートリッジを21発以上装填するとリップ部分が耐え切れず、装填したカートリッジを空中にブチ撒けてしまいます。
無事に21発装填してもマガジンを左右に振るとカートリッジが飛び出します。
どんな振動や衝撃を加えても確実に保持できたのは、たった二発だけでした。

これではまともに使用できません。完全なジャンク品です。
廃棄されるのも納得です。



ヒマネタばかり書き続けたバチが当たったのか、台風7号が接近中です。
皆様も大雨や突風にはくれぐれもお気を付け下さい。

そんなヒマネタ生活も今回で終わりです。
メーカー在庫欠品中で探すのに苦労しましたが、昨日ようやくKSCマカロフPM ver.2が届きました!



箱出し新品で地雷炸裂な銃なので、怖くて中古は買えません。
定価が高くて財布に厳しいですが新品を購入しました。
コレをサプレッサーカスタムします!

最後に面白い動画を紹介します。
サプレッサーマカロフの動画を色々観ている時に見つけました。
マカロフのタクティカル?なトリックプレイです。


大柄な割に手の小さいロシア人ならではのワザの数々ですが…片手コッキングは驚きです! マカロフはストレートブローバック方式なのでリコイルスプリングがとても硬い筈なのですが、片手で軽々とコッキングしています。

どんだけ握力が強いんだ!?

片手マグチェンジにも驚かされます。
ロシアの軍人さん(多分)は恐ろしいです…

次回に続きます。




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