マルイM1911A1 US&S③

ブルーイングの下地処理を行います。

ホームセンターで一番柔らかい真鍮ブラシを購入しました。
コレでローバルRの塗膜を磨きます。



ブラシで表面を磨くと金属光沢が出てきます!
写真では分かり難いですが、表面がキラキラ輝いています!
この輝きは金属以外の何物でもありません!



しかし…
ブラシで磨いただけでは表面のザラザラはなくなりません。表面を僅かに削り落として亜鉛の地肌を露出させているだけなので、目の粗い梨地にはなりますが、ツルツルにはなりません。



そこで次に使用するのはコチラ!
磨き作業の定番『ピカール』です!

普段はコンパウンドは使わないのですが、今回は初めてのブルーイングなので皆様が実践してらっしゃる方法を忠実に模倣して、手堅く作業を行います。
「石橋を叩いて渡る」作戦です。



ピカールを布に取って磨きます。
すると…

ピッカピカになりました!!

真鍮ブラシの輝きとは比較にならないピカピカっぷりです! 本当に金属のカタマリの様な深みのある金属光沢を放っています!
さすが「亜鉛含有率96%」は伊達ではありません!



しかし…
梨地が完全に消えて美しい平面になる部分もあれば、ゴシゴシ磨いても梨地のまま輝きだけが増していく部分もあります。何が違うのかよく判りませんが、あまり磨き過ぎると塗膜を削り落としてしまうので無理はできません。

スライドとフレームは梨地のままです。
コレはコレでアリかな? とは思いますが、もう少しツルツルにしたいトコロです…





アウターバレルは一部分だけ美しい平面(曲面)になりました。
意識して磨き方を変えた訳ではありません。ピカールを塗った布を巻き付けて少し強めにグリグリッ!と磨いただけです。



アウターバレルが綺麗にできたので、再度フレームをゴシゴシ磨いてみると…

塗膜が剥がれました。

上手く行くかどうかのチカラ加減が微妙過ぎて、一度や二度やった位ではとても習得できそうにありません。ブログで華麗なワザを披露してらっしゃる皆様は物凄い経験値をお持ちなのだと思います…



これ以上磨くと塗膜がボロボロになりそうなので終了します。
せめて側面だけでもツルツルにしたかったのですが、ピカピカに輝く梨地も悪くありません。70年以上前の銃がピカピカ輝いているのは不自然な気はしますが…





磨き終えればブルーイングです!
いよいよこの瞬間がやって来ました!

まずは脱脂です。
表面のピカールをキレイに落とさなければいけません。
いつもの様にスライドにシリコンリムーバーを吹きました。

繰り返します。

「ローバルRで塗装したスライドにシリコンリムーバーを吹き付けました」

ピカールを落とすためにシリコンリムーバーを吹きました。
初めての亜鉛塗料なので、いつも亜鉛合金製パーツの脱脂を行うのと全く同じ感覚で、ローバルRの塗膜にシリコンリムーバーを吹き付けました…

プシュウゥゥ…

…?

………???

うわあああああぁぁぁぁぁぁ!!!



なんとローバルRが溶け始めました!
吹いた瞬間に塗膜がグニョ~っと崩れていきます!!
大惨事です!!

慌てて側面のシリコンリムーバーをティッシュで拭き取ろうとすると、ローバルRの塗膜がズルッと剥がれて下地のウレタンメタリックシルバーが出てきました!
触れると塗膜が剥がれるので触れません!

塗膜が乾いて落ち着くのを待ちました、が…





無知とは恐ろしいモノです。
綺麗に輝いてピカピカに輝かせた塗膜がボロボロになってしまいました…

「ローバルRにシリコンリムーバーを吹き付けると溶ける」

達人の皆様には当たり前の常識なのか、誰も「シリコンリムーバーを吹くな!」とは書いてらっしゃいません。思わぬトコロで痛い失敗をしてしまいました。
「石橋がブチ壊れた」瞬間です…

ボロボロの表面を600番のペーパーで修正します。
そして改めてローバルRで塗装しました。



塗膜が剥がれた凹部分が消える様に周囲をペーパーで削りましたが、完全には消えませんでした。普通の塗料より塗膜が厚くて硬いので、削り過ぎない様に修正するのは至難のワザです。

側面の凹部分が目立つので平面出しを行うと、今度は全く関係ない部分が削れて下塗りのウレタンメタリックシルバーやABS樹脂の地肌が露出してしまいました。
もう踏んだり蹴ったりです…





しかもUS&S刻印が溶けたローバルRに埋もれています!
今回の「マルイM1911A1 US&Sお手軽塗装カスタム」は刻印があってこそのカスタムです! その刻印が消滅寸前になりました…



反対側は少しマシな状態ですが、大きな凹部分が目立ちます。
塗膜もガッツリ削れていまいました…





スライドの平面出しを行ったので、フレームも平面出しを行います。そうしないと上下の塗膜がチグハグな状態になってしまいます。

慎重にペーパーで削ります、が…
スライド以上に塗膜が削れてボロボロになってしまいました。
おおおぉぉぉ…







考えてみれば「平面出しをせずに塗装した表面を削って平面出しを行う」事自体、無理があり過ぎです。達人の皆様にとっては造作もない事かも知れませんが、平面出しが苦手な私には難易度が過ぎます…





という訳で、下地処理の段階でココロが折れそうになりましたが…

なんとか表面仕上げが終わりました!
お世辞にも綺麗な状態とは言えませんが、とりあえず準備は整いました!
ボロボロでもちゃんと金属光沢を放っています!



今度はちゃんとハンドソープ『キレイキレイ』で表面のローバルRを洗い流して…
バッチリ綺麗になりました!
いよいよブルーイングを開始します!

果たして上手く行くのでしょうか!?
お楽しみに!




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