マルイM1911A1 US&S②

外装カスタムを開始します。

まずイサム塗料のウレタンメタリックシルバーで下塗りします。
塗装するのはスライドとフレームとアウターバレルです。スライド上のRサイトも外さずに装着したまま塗装します。



78時間放置して完全硬化させます。
ここまではいつもの塗装カスタムと同じです。

次にブルーイングカスタムでお馴染みの亜鉛塗料『ローバルR』を塗装します!
今回始めて購入しましたが、容量と値段を考ると少々割高な気がします…
コチラです



色々なレビューを見ると「ドバっと出る」「微調整ができない」という意見が多いです。なので最初に折り畳んだダンボール箱に試し吹きしてみました。

確かにドバっと出ます。
正確には「狭い範囲に高い噴射圧でイッキに噴射される」様に調整されています。

亜鉛含有率96%という重くて粘度の高い塗料なので、高い噴射圧でイッキに噴射しないと上手く塗料が飛ばないのだと思います。また本来のサビ止め用途では細かい継ぎ目や隙間に高圧で塗料を吹き付けて、確実に塗料を浸透させる必要があるのかも知れません。工業用塗料ならではの仕様だと思われます。

しかしエアガンの表面に薄く均一に塗装するのは難しいです。
両手を一杯に広げて、弓道の様な格好で塗装しました。



「どこまで塗ったのか判り難い」というレビューがありました。
私も塗ってみて実感しましたが、ローバルRは塗った直後に表面が乾燥して白くなるので、塗り具合を把握するのが難いです。気を抜くと本当にどこまで塗ったのか判らなくなります。思わず何回も塗り重ねて厚塗りしてしまいそうです。

とりあえず三回塗り重ねて48時間放置しました。

乾燥後の表面は粉を拭いた様なザラザラ状態ですが、持つと表面はシットリしています。ローバルRを本当に完全硬化させるには一ヵ月以上必要らしいです。
今回はお手軽塗装カスタムなので48時間で十分です。







乾燥待ちの間にカスタムパーツを組みこみます。

まずは内部カスタムパーツです。
ロケットバルブとブラックバルブとラムダジャパン製6.05mm精密インナーバレルを使用します。近距離での集弾性が素晴らしいインナーバレルです!
コチラです



TK1911Tの時もそうでしたが、ここ最近の新しいロットの1911系はピストン周辺が改良されているらしく、ロケットバルブ付属のピストンヘッドを組み込むとローディングノズルがキツキツでまともに動きません。




シリンダーヘッドです。
ロケットバルブの直径約13.5mmに対して、純正品は約13.1mmです。これだけ寸法が異なればキツキツで動かないのも当然です。
仕方なくシリンダーヘッドを純正品に戻してシリンダーバルブだけ交換しました。
今後は1911系に関してはロケットバルブの出番がなくなりそうです…



またマガジンも最初は本体付属のM1911A1用を使用する予定でしたが、面白そうなカスタムパーツを見つけたので、それに合わせてTK1911Tの余りモノのMEUピストル用マガジンに急遽変更しました。

MEUピストル用マガジンにブラックバルブを組み込みます。



インナーバレルを交換します。
今回は先端をミッチャクロン+鉄色倶楽部 青組で塗装しました。ブラックブラッセンの塗膜があまりにも脆いので、今回は使用しませんでした。



次に外装カスタムパーツを組みこみます。
Anvil製マコーミックトリガー&シリーズ'70サムセフティとKSK(サンコーオリジナルブランド)製WilsonCombatタイプマグウェルです。
KSK製マグウェルはコチラです





まずトリガーを組み込みま…んんん?
トリガーバーが定位置まで入りません。
赤い四角で囲んだスリット部分を少し削って幅を広げる必要があります。





今回のバーンズ製M1911A1 US&Sはオクで入手した中古品です。作動に問題はありませんが、マガジンキャッチのかかりが弱くてすぐにマガジンが落ちてしまいます。
黄色い丸で囲んだ部分が摩耗しているのが原因です。
部品注文で新品を購入しました。



コレで準備完了です!

今回はローバルRの塗膜がかなり厚いので、この段階で本体を組み立てて擦り合わせ調整を行い、完璧に作動する状態にしてからブルーイングを行います。
繊細なブルーイング皮膜を不必要に傷めないための措置です。

ピン穴の塗膜を丸棒ヤスリで削ります。
ピンを押し込んだ瞬間に塗膜が剥がれるのはイヤなので、完璧に処理します。





トリガーがキツキツなので、トリガーとトリガーバー周辺の塗膜を削り落とします。
トリガーがスルスルと抵抗なく前後すればOKです。





グリップスクリューの塗膜を削り落とします。
厚い塗膜が邪魔をしてグリップが装着できなくなると困るので、完璧に処理します。



スライドとアウターバレルがキツキツなので、スライドの内側を削ります。
アウターバレルがスルスルと抵抗なく前後するまでに、かなりガッツリ削る必要がありました。







それでは部品を組み込み…と思いきや、サムセフティが入りません。
赤い丸で囲んだ部分を少し削って幅を広げる必要があります。

先のトリガーも要調整で、このサムセフティも要調整です。Anvil製品には高額な価格に見合ったクオリティを強く望みます…



KSK製マグウェルです。
web通販でこの製品を見つけて購入したために、急遽MEUピストル用マガジンを使用する事になりました。





この製品は実銃用WilsonCombat製マグウェルのレプリカです。
実物を忠実に再現しています。
コチラです


銃本体への装着はポン付けでOKなのですが、グリップを装着すると隙間が空いてしまいます。本体とグリップの間に鉄板が挟まるので当然なのですが、こういう再現しなくてもいいトコロまで忠実に再現されているのが面白いです。





この隙間を解消するためには、グリップ内側を削ってマグウェルのアーム部分が収まる様に加工する必要があります。サンコーさんも「グリップにマグウェルの足をかわすえぐり加工が必要」と明記しています。



使用するグリップがまだ決まっていないので、本体に装着されていたCAW製ウェイト入り木製グリップを暫定的に取り付けています。ウェイトを外せば簡単に削り加工ができそうな形状ですが、質感がとても良いグリップなので勿体ない気がします…





ローバルRの塗膜が厚くてキツキツですが、取り付けるとこうなります!
さすがWilsonCombat製品のレプリカ! カッコイイです!

M1911A1用メインスプリングハウジングとの組み合わせなので、ランヤードリングを取り外してからの装着になります。
レトロなラウンド形状のハウジングにもバッチリ合います!





本体を組み立てるとこうなります。
必要最小限のカスタムパーツが悪目立ちせず、上手くマッチしています!





組み上げた後にシリコンオイルなしでガシャガシャ動かして、スライドがスムーズに前後するまで擦り合わせます。

擦り合わせ後はいろんな箇所が擦れましたが、致命的な塗膜の剥がれは発生しませんでした。ローバルRの塗膜は擦り合わせ程度の負荷には耐える様です。
さすが「亜鉛含有率96%」は伊達ではなさそうです。









トリガーとマグウェルです。
マガジンを挿入するとこんな感じになります。
タクティカル過ぎないタクティカルさが良い感じです!





この状態で1マガジン撃ち尽くしてバシッ! とスライドストップがかかります。
作動は全く問題ありません! 擦り合わせ完了です!

擦り合わせが終われば、再び完全分解します。



準備は整いました。
いよいよ「亜鉛塗料にブルーイング」を行います!
果たして上手くできるでしょうか?

お楽しみに!




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