マルイG17改G17Gen5⑰

今日は昼前まで爆睡しました。起きると台風一過の晴天です。
四国は徳島県と高知県で積算雨量800mmを超える大雨となりましたが、香川県ではそこまで大雨にはなりませんでした。
私は高知大学出身なので、高知で自然災害が発生すると他人事とは思えません。
今回の台風でもドキドキしながら災害情報をチェックしていました。



寝過ぎアタマでボーっとしていると…郵便が届きました。
マッドさんからです! 完成したスライドが戻ってきました!
実に二ヵ月ぶりの里帰りです。
事前にメールも何もなかったので驚きましたが、まぁよくある事です。



綺麗に刻印が施されています。
グロックなので無機質な刻印ですが、無刻印よりは100倍良いです!
やはり銃に刻印は不可欠だと改めて思います。



Gen5刻印です!
たかが ”Gen5” の四文字ですが、単なる刻印カスタムとは訳が違います。
ダブルスプリングのリコイルSPアッセンブリーやアンビスライドストップなどを完全再現して、完璧なグロックGen5を製作しました。
その苦労の集大成がこの ”Gen5” の四文字です。感慨深いです!



その意味を込めたオリジナル刻印を依頼しました。
”FpdtR.2018.5.4” です。

”FpdtR”=”First production Run" です。「初回生産分」という常用句で主にナイフ業界で用いられます。
昔、ナイフ収集にハマっていた時期がありました。その頃はこの ”Firtst production Run" の文字が輝いて見えたものです。



コレは「初回生産分1,000本の内の618本目の商品」です。
こういう「何本目」が特定できるナイフや高級ナイフメーカーの初回生産分は通常生産分より高額な事が多く、モノによってはプレ値が付く場合もあります。
もちろん売却する際にも高値が付く場合が多いです。

しかしこの ”Firtst production Run" という常用句がナイフ業界特有の表現である事から「何を意味しているのか分からない」とか「いつ買ってもこの言葉が書かれているんだが?」という顧客の疑問や不満があるのも事実です。
コチラです



中にはこんなのもあります。「初回生産分5,000本の内の一本」という意味ですが、ナイフ業界は非常に限られた特殊な世界なので、総生産数が5,000本未満というお粗末な商品も珍しくありません。

海外の有名ハンドメイドナイフ職人のナイフなど一本数十万円もする高額商品です。安価なのも高額なのも多数コレクションしていましたが、お金が続かないのと、エアガン以上に他人様に見せられないどころか合法的に持ち歩く事すらできないので辞めてしまいました。

…話が脱線しました。

今回はフレームのGen5化とアンビスライドストップが完成して、事実上グロックGen5の完全再現が完了した5月4日を記念して刻印してもらいました。
加えて「世界最速のグロックGen5のエアガン」という意味も込めています。


この動画を撮影したのが5月4日です。
この時はアンビスライドストップのガタつき未修正状態で撮影しましたが、今はガタつきを修正し、アンビスライドストップレバー全体をガッチリ補強しています。
今の状態なら右側スライドストップを操作するだけで確実にホールドオープンを解除する事ができる筈です、が…

それは後のお楽しみ!

作動チェックは後回しにして、先に塗装を行います。
先に作動チェックをしても塗装後に塗膜の厚み調整などで再度作動チェックしなければいけないので、塗装前の作動チェックはあまり意味がありません。





実は刻印加工以外に「いくらプラリペアで埋めてもヒケて浮き出てくるスライドの接合跡を完全に消して欲しい」という、他力本願な加工もお願いしていました。

見事に消えています!

プラリペアがヒケけるのは模型業界では常識なので、マッドさんもほとんど使用しないそうです。どうしても使用しなければいけない場合には200度?以上の高温で完全硬化させて絶対にヒケが生じない処理を施すのだがメンドクサイので滅多にこの作業は行わないと仰っていました。
今回は企業秘密の材料でヒケを埋めて接合跡を綺麗に消して頂きました。

スライド全体がマットブラックで塗装されていますが、コレはマッドさんの刻印加工に含まれる基本メニューです。刻印を彫り直す際に元の刻印を埋める必要があるため、刻印消去した表面をマットブラックで塗装してから新しい刻印を彫ります。
マッドさんのwebサイトにも記載されています。
ページの一番下に「★★刻印加工★★」があります。その中の一番下の「◇注意◇」に下線引きで記載されています。





写真の黄色い丸に注目!
何とマルイグロックでは省略されていたエキストラクターのモールドがワンオフ加工で完全再現されています!

マッドさんがWAシグマSW40Fの記事を見て頂いていたのかどうか分かりませんが、私が記事中で「WAでは20年前のシグマでさえモールドで再現しているのにマルイグロックでは一切再現されていない」とボヤいていたエキストラクターがサプライズ加工で見事に再現されていました!



サプライズと言えばスライド先端下部のダストカバー部分も綺麗な表面仕上げが行われていました。ココはヤスリ傷で表面が荒れていたのですが、スライドをフレームに組み込めば見えなくなる部分なのでそのまま送りました。それが帰ってくると見事にツルツルピカピカに仕上げ直されていました!

ビックリしましたが感謝感激です! ありがとうございました!

という訳で早速塗装します!

今回使用するのは、イサム塗料のウレタン「ミディアムグレーメタリック」です。
いわゆるガンメタリック系の色ですが、買ってはみたものの色が合う銃がなさそうなので今まで使うのを躊躇していました。
コチラの方がブログで紹介されています。



一番下の黒いスライドがグロックGen5です。
グロックGen5は従来の金属系特殊コーティング ”DLCコーティング” が進化して黒味の増した ”nDLCコーティング” が施されています。
この結果、従来のDLCコーティングよりガンメタリックに近い色合いになりました。
いよいよミディアムグレーメタリックの出番です!



いつもはこんなに丁寧に養生しないのですが、このグロックGen5はスライド内側のクリアランスがシビアなのでティッシュペーパーでしっかり養生します。

今日は風がありましたが貴重な晴天を逃す手はありません。風をカラダでブロックしながら塗装します。風が舞うと塗料が目に入って痛いのですが気にせず続行します。
屋外での塗装はスピードが命です。モタモタ塗装しているとタレたりホコリが付着したりするので、ササッと済ませるに越した事はありません。
塗装ブースをお持ちの皆様が羨ましいです…



ウレタンスプレー塗料は一日で使い切らないといけないので、エアガン程度の塗装面積では使い捨て感覚で割り切って使用しなければいけません。

今回は思いのほか良い色合いだったので、他の銃のスライドとアウターバレルも一緒に塗装しました。それでも1/3くらい余りましたが。
「他の銃」はまた別の機会に紹介します。
暇潰しのお供にしている安いエアコッキングです。

塗装を終えて改めて本体を見てみると…スーパーブルーで染めたトリガーバーの加工部分にうっすらと赤サビが浮いています。
赤錆をティッシュで拭き取ってシリコンオイルを塗布しました。



その他の部品に異常は見られません。
トリガーバーを元通り組み込みますが、この時点では他の部品にはシリコンオイルは塗布しません。
スライドの塗装が完全硬化した後の塗膜調整と擦り合わせの際に内部が乾いている方が塗膜の削り粉などがベタベタ付着せずに済みます。
完全に擦り合わせ調整が終われば、その時点でシリコンオイルを塗布します。



これですべての作業が終了しました。
後はウレタン塗料の完全硬化を待つだけです。
78時間後が待ち遠しいです。

週末は金土日と、まさかの早朝始業~深夜終業三連発です。
フツーのサラリーマンはカラダが資本ですが、ここまで寝不足と肉体労働が続くと体力が持つのか不安になります。
ま、カラダがどんどんムキムキになっていくのが嬉しかったりするのですが。

次回に続きます。




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