マルイG17改G17Gen5⑨

週末に抜糸しました。
暑苦しい包帯から解放された左手が心地良いです。
親指の付け根が今回の手術跡で、手の平の下の方が平成25年の手術跡です。



親指がタケノコみたいに晴れ上がってます。
そして握力が体感で1/10になりました。親指にチカラが入らないのは致命的です。
完治するまで約一年との事ですが、コレでは仕事に影響が…

そんな今日この頃ですが、グロックの製作は続きます。

IPAに漬けたマガジンキャッチですが、何日経っても塗膜が剥がれません。
仕方なく真鍮ブラシで削り落しました。



綺麗な金色なので勿体ないですが、ブラスブラックで黒染めします。
しかし…
真鍮パーツをブラスブラックで染めるのは熟練のワザが必要なのか、今まで一度も綺麗な黒色に染まった事がありません。
毎回くすんだ灰色になってしまいます。



純正インナーバレル先端も見事に汚い灰色です。
どうやっても綺麗な黒色になりません。
ブラスブラックはズボラなドブ漬け染めには向いていない様です。



という訳でミッチャクロンとブラックブラッセンで塗装します。
これなら間違いなく黒色になりますが、マガジンキャッチ穴をキツ目に整形しているので擦れて剥げない保障はありません。





ま、綺麗な黒色になったので良しとします。

フレームの加工に戻ります。
無数のキズやス、ピンホールなど消して綺麗にします。

フレームのキズ消しには『黒い瞬間接着剤』を使用しました。
細かいキズやピンホール消しにプラリペアを使うと無限ループに陥ってしまいます。
なので今回初めて使用しました。



しかし使ってビックリ! 強烈な刺激で目が痛いのなんの!
まともに目が開けられません!
「パテの様に使えます」の説明書きを鵜呑みにしてイッキに広範囲に塗布したおかげで地獄の目に遭いました。
せめて注意書きに「一度に大量に塗布すると、目がムスカ状態になります」とか書いておいて欲しいです。

コレは時間を空けて少量ずつ塗布するモノなのですね…
何事も最初は勉強です。



そしてフレーム右側のキズ消しで悪戦苦闘していると…
面がグダグダに歪んでしまいました。

プラリペア盛りでは修正不可能なので、0.1mmのABS板を張り付けて平面を造り直します。
タミヤセメントABS用で接着して、周囲の段差をプラリペアで埋めると同時に隙間からプラリペアを流し込んで強力に溶着します。



こうなると必然的にスライドストップ部分の凹形状を作り直さないといけません。
実に四回目の作り直しです。目をつぶっても加工できます。
全く自慢になりませんが…



綺麗に整形できました。
ABS板のおかげでフレーム上部の平面がビシッ!と出ています。



そしてフレーム前方のスライドロック部分の窪みと20mmレールへ続く段差部分を整形します。
切削ビットで輪郭を削ってペーパーで仕上げました。
まずまずの出来栄えだと思います。



歪みの修正とキズ消しが終われば、改めて全体を400番のペーパーで仕上げます。
これでフレームの加工はひとまず終了です。

いよいよバックストラップ…と行きたいトコロですが、まだ加工が残っています。
Gen5で形状が変更されたマガジンベースです。




Gen5のマガジンベースは先端が延長されてハネ上がった形状になっています。
マガジンを引き抜き易くするための改良です。
コレを再現します。





雰囲気は良くできていますが…
先端が少々長過ぎました。それに実物の先端は横一直線に加工されています。
ハネ上がりの始まる部分も同様に横一直線です。
あとで修正しておきます。

さて!
それでは交換式バックストラップに取り掛かります。

まずは交換式バックストラップの内側の突起を全て削り落とします。
と言いつつ加工前の写真を撮り忘れていました。
コチラは加工後の写真です。



交換式バックストラップの裏側には四箇所に突起があります。
青色の丸で囲んだ部分にはトリガーハウジングピン取付部分の凹形状に合わせた凸形状の突起が成型されています。


そして黄色の丸で囲った部分にはバックストラップの下側に引っ掛けるツメが成型されています。
下側のツメと左右の溝、そして上側のトリガーハウジングピンでバックストラップを固定する構造です。



先の記事に書いた通り、本体のバックストラップ部分と交換式バックストラップの長さが全く合っていないので、突起をすべて削り落としました。

バックストラップを仮組してみます、が…
見事に合いません。
交換式バックストラップの底面が干渉して浮いてしまいます。





どうもバックストラップ下部の形状が実銃と微妙に異なる様です。
とはいえ実銃写真を見ても何が違うのかよく分かりません。

という訳でG17改G34のバックストラップ下部を見てみます。
この銃はフレームをGunsModify製Gen4フレームに交換しているので、見比べて違いを見つける作戦です。



…作戦も何も、見た瞬間に違いが一目瞭然です。

バックストラップが始まる部分が大胆にえぐり込まれています。
しかもバックストラップ下部の肉厚が非常に薄いです。
こんな判別し難い微妙すぎる形状は、今回の様にGen4/5フレームを手に取って自分の目で見ないと判りません!

交換式バックストラップを仮組してみます。
メーカーが違うので全体の形状は微妙に異なりますが、部分的な仮組には全く支障はありません。







メーカー違いにも関わらず、ジャストフィットしています。
つまりバックストラップ下部をこの形状に加工すればOKという訳です。

早速加工します。
削っては仮組みし、また削っては仮組みし…の繰り返しです。
そしてジャストフィットまで漕ぎ付いたのがこの形状です。







かなり大胆に削り込んでいます。
ランヤードリング穴が半分なくなったので、上に移動させて整形し直しています。
これでバックストラップ側の準備ができました。

次は交換式バックストラップを加工します。
トリガーハウジングピン穴を現物合わせで移動させます。

まず縦方向に穴を広げます。



そしてGunsModify製Gen4フレームに同封されていた交換式バックストラップ用の長いトリガーハウジングピンを用意します。

…と思いきや、Mサイズ用のピンと用途不明のやたら長いピンしかありません。
Lサイズ用があった筈ですが、いつの間にか紛失していた様です。





一番上が純正のピンで真ん中がGunsModify製Mサイズピン、そして一番下が購入当時から「何に使うんだろう?」と思っていた無駄に長いピンです。
しかもこの長いピン、純正ピンとMサイズピンの外形1.8mmに対して外径1.2mmと微妙に細いのです。
本当に何のために同封されているのか分からない謎のピンです。

今回はこの長いピンを使用します。

バックストラップをセロテープで養生します。
そして交換式バックストラップを乗せて長いピンで固定し、プラリペアを盛ってピン穴を整形します。





こんな感じでピン穴が整形されます。
荒削りの表面をペーパーで綺麗に整えれば準備完了です。



準備は整いました。
いよいよ交換式バックストラップを取り付けます!

長いピンとセロテープで交換式バックストラップをガチガチに固定します。
同時に本体との隙間をセロテープでしっかり塞ぎます。





そしてランヤードリング穴からプラリペアを流し込みます。
様子を見ながら少しずつ入れていきます。



内部の隙間が大きいので、結構ガンガンに入ります。
やがて内部がプラリペアで一杯になるとセロテープの隙間から滲み出てきます。
この時点でプラリペアの流し込みは終了です。





交換式バックストラップはフレーム本体とは逆に非常に柔らかい弾力のあるABS樹脂で成型されているので、完全硬化する前にセロテープの固定を外すと弾力で剥がれてしまう可能性があります。

このまま逆さにしてプラリペアが完全硬化するまで放置します。



とはいえピンが長過ぎるので、切断して断面を綺麗に面取りします。
そしてスーパーブルーで黒染めします。もちろんドブ漬けです。
ドブ漬けで簡単に黒色に染まる事と、切断の際に火花が飛ばなかった事から、ピンの材質は亜鉛合金と推測されます。



黒染めが終わればすぐにフレームに差し直します。
セロテープだけだと不安ですが、ピンが刺さっていれば安心です。







これで交換式バックストラップの取付作業は終了です。
あとはプラリペアの完全硬化を待つだけです。
慌てず焦らず、時間をかけて硬化させたいと思います。

次回に続きます。




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