マルイG17改G17Gen5⑧

いよいよフロントストラップのRTFテクスチャーを製作します。

まずは前回アローダイナミックG17のグリップパネルを型取って成型したRTFテクスチャーをハサミで切ります。



本当は一枚で製作するのがベストなのですが、長さが足りません。
二枚を途中で繋ぎ合わせて使用します。



中心線を合わせるために縦方向のドット列を13本にしています。
真ん中の8列目のドット列とフレームの中心線を合わせて、上下をセロテープで固定します。

この状態でドライヤーで加熱します。
触れる寸前の超至近距離でガンガンに熱します。
ドライヤーがギャル仕様なのはスルーして下さい。家電量販店で一番安いドライヤーがたまたまコレだっただけです。



すると、あら不思議!
薄いプラリペアのRTFテクスチャーがフレームの曲面に沿って曲がっていきます!

綺麗に曲がったら即座に冷風で急速冷却します。
これでフレームの形状にピッタリのRTFテクスチャーの完成です、
あっという間に整形できるので面白いです。



同じモノを二個製作します。
固定してドライヤーで加熱するだけなので10分もかかりません。



よく見て頂ければ判りますが、表面がウネッています。
コレは成型時のプラリペアの厚さが不均一なのが原因です。
いくら成型時にパウダーを均一に敷き詰めても、リキッドを垂らすと濃淡がまだらになってしまいます。

かといって分厚く成型して均一な厚さに削るのも現実的ではありません。
ドライヤーで加熱して綺麗に曲がる厚さには限度があります。そこまで薄く均一に削るのは相当なウデが必要です。
少なくとも私にはそんなウデはありません。

フロントストラップの長さに合う様に、一方のテクスチャーを短くカットします。
そしてセロテープでガッチリ固定します。



セロテープをちょっとだけカッターで切り、そこからニードルでプラリペアのリキッドをフレームとテクスチャーの間に流し込みます。
これを全方向から行います。



10分ほど放置してからセロテープを剥がすと、フレームとテクスチャーがバッチリ溶着されています。
しかしそのままではテクスチャーが割れやすいので、すぐに周囲をプラリペアで固めてしまいます。
テクスチャーの厚さだけフロントストラップが厚くなるので、フレームとの境目が不自然にならない様にプラリペアを広範囲に盛る必要があります。

この方法ではビシッ!と均一な面の製作はできません。
テクスチャーが微妙に反っているのはご愛嬌です。





下側のドット5列分のテクスチャーを継ぎ足しています。
良く見ると継ぎ目が判りますが、無理に埋めようとプラリペアを流し込むと表面が荒れる可能性が高いので、このままにしておきます。



硬化したら削って形状を整えます。
折角のテクスチャーを削り落とさないように注意しながら余分なプラリペアを削り落とします。集中力が必要な作業です。

削り終えるとこんな感じになります。







予想以上の出来栄えです。
フロントストラップにテクスチャーが入ると一気にフレームが引き締まります。
テクスチャーのウネリも真正面から見る分にはそれほど気になりません。

トリガーガードの周囲に盛った辻褄合わせのプラリペアを不自然にならない様に気を遣いながら削り落として、それらしい形状に仕上げました。







実はマガジンキャッチ穴の上下でフレームの厚さが異なります。
こんな辻褄合わせをあちこちに施しています。
これだけの切った張ったの大加工なので、辻褄合わせは不可欠です。
不自然にならない様に仕上げるのに非常に気を遣いました。

そして前回失敗した部分の再加工も行いました。
右側スライドストップ部分の凹形状です。



三回目でようやく満足できる形状になりました。
グダグダだったフレーム上部のラインも整形し直しています。
コチラは一発で綺麗に仕上がりました。

これで一応、バックストラップ以外のすべての加工が終わりました。

全体を400番のペーパーで整えます。
そしてシリコンオフで切粉を落として綺麗にしました。
表面の仕上がり具合を確認するためです。





引きの写真なので綺麗に見えますが、表面にはプラリペアのヒケやス、鉄工ヤスリの削りキズなどが沢山残っています。
お世辞にも綺麗な状態とは言えません。

週末に左手の抜糸を行う予定です。
それまで地道に表面を整えていこうと思います。

次回に続きます。




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