ハドソンデザートイーグル.44 カッタウェイ⑩

フレーム加工を行います。
まず右側サブフレームを切断して、中央部分を切り出します。
黄色い丸で囲んだ部分です。





切り出した部分を仮組します。
リコイルSPガイドロッド挿入口の上半分を切断したおけげで、リコイルSPガイドロッドの組込状態がよく判ります。





次に左側サブシャーシを研磨します。
亜鉛合金の表面はお世辞にも綺麗とは言えません。金型成型の凹部分も沢山あります。それらを消去するのですが…
研磨だけでは上手く消えてくれません。



研磨で消えないモノは埋めるしかありません。
右側サブシャーシを金属パテで接着する際に、左側サブシャーシの研磨部分に金属パテを盛り付けます。



しかし…
この金属パテ、商品名は『接着パテ 金属用』なのですが…接着力が非常に弱いです。
右側サブシャーシの断面を鉄工ヤスリで削っていると、いとも簡単にポロリと外れてしまいます。何回接着し直しても外れます。

仕方なく接着剤を使用しました。
いつもの『ボンド ウルトラ多用途 S.U プレミアムハード クリアー』です。



しかし…
金属パテを盛っては削って…を何回か繰り返していると、コチラも外れてしまいました。接着面積が狭いので仕方ありません。

この部分はリコイルスプリングの圧力を受け止める重要な役割があります。
なにがなんでもガッチリ固定しなければいけません。
ボンドと黒い接着剤の合わせ技で接着します。



コレでようやく外れなくなりました。

金属パテで左右の隙間を埋めて均一な平面に均すと同時に、斜めに切断した断面を水平にするために断面のかさ上げを行います。
この部分は実銃では一個の部品です。なので「一個の部品を切断した」様に見せなければいけません。そのために左右貼り合わせの隙間を入念に埋めて水平を出します。
地味ですが重要なポイントです。

一通り作業が終わった状態です。
それなりに上手く仕上がりました。





加工が終わればサフを吹きます。
そして加工部分をチェックしてみると…色々なアラが確認できます。要修正です。
最終仕上げの際にまとめて修正します。









続いてフレーム本体の加工です。
基本的に切るだけなので、盛ったり削ったりの作業は必要ありません。
切断面の修正で一度は金属パテを使用する必要はありますが…

まずバレルロック(テイクダウンレバー)とバレルロックピンを切断します。
そして切断面を綺麗に整えます。





フレームに組み込んでみると…両者の長さが異なります。
僅かな差なのでこのまま使用しますが、組み立てた時に気になる様であればバレルロックピンを切り詰めて両者を同じ長さに修正します。



それではフレームを切断します。
まずサインペンで切断ラインを描きます。





ラインに沿って手ノコで切断します。
バレルとスライドに続いて三回目の切断作業なので、もうすっかり慣れたモノです。
躊躇なくゴリゴリ切り進みます。

そして…
切り終えました!
フレーム右側が見事にスカスカになりました!









しかし一箇所、手ノコがあらぬ方向に切り進んでしまった場所があります。
トリガー上部です。
フレーム内側の成形ラインに沿って切り進んでしまいました。危うくマガジンキャッチ穴まで切ってしまうトコロでしたが、寸前で気付いて事なきを得ました。



金属パテで修正しても良かったのですが、逆にこの部分を除去しました。
この方がトリガー周辺がよく見えます。



手ノコなので切断面はガタガタです。
金属パテを盛り付けて修正します。









完全硬化後に数種類の鉄工ヤスリで削ります。
そして320番のペーパーで研磨します。
綺麗に仕上がりました!









切断面の仕上げと同時にパーティングラインの除去も行いました。
ハドソンデザートイーグルはフレーム全周にパーティングラインが存在します。それを鉄工ヤスリと320番のペーパーで徹底的に削り落としました。







仕上げが終わればサフを吹きます。
今回も状態を確認するための薄吹きです。



相変わらず金属パテが崩れている箇所が見られます。
コチラも最終仕上げの際に修正します、が…
今回の金属パテは本当に脆いです。作業の度にいちいちイラッとします。
もう少し硬度があっても良いと思うのですが、やはり値段相応です…





フレームを組み立てます。
中身がほぼ丸見えです! メカメカしくてカッコイイ!
カッタウェイモデルらしさ全開です!



メカボックス側面に整形されたハンマーアッセンブリーカバーとハンマーメカニズムアッセンブリーカバーを塗り分ければ、実銃の構造がリアルに再現できそうです!
ハンマースプリングもバッチリ見えています!



実銃ではグリップスクリュー上部にスプリングが組み込まれています。
ハドソンデザートイーグルのグリップ取付部分は若干アレンジされていますが、黄色い丸で囲んだ部分に適当なスプリングを組み込めば、実銃の構造に近くなります。





トリガー周辺は完璧です!
右側サブフレームをキッチリ整形した甲斐がありました!
バレルロックとバレルロックピンの長さ違いも気になりません!





銃全体を組み立てます。
ここまで中身が見えると迫力あります! 予想以上の完成度です!
しかもこの状態で各部分がカチッと固定されていて、動かしてもバラバラになりません! コレには驚きました!







ガスピストンを装着し忘れたのはご愛嬌です。
リコイルSPガイドロッドが丸見えなので迫力あります!



ココまで右側を大胆に加工しても、左側から見ると完全ノーマル状態です。
左右のギャップが凄過ぎです!

展示ケースにボルト止めして壁掛けする予定でRIGHT製ディスプレイケースを購入しましたが、本気で「立てて飾る方法に変更しようか?」という誘惑に駆られます。
その方が絶対に面白いと思います…



これでフレーム加工は完了です。

後はマガジン加工です。
マガジン上部右側を切断して、マガジンフォロワーをカートリッジ4個分下がった位置に固定します。そしてカートリッジ4個をマガジン内に接着固定すれば完成です。

お楽しみに!




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