ハドソンデザートイーグル.44 カッタウェイ⑧

今回からフレーム加工を行います。

フレームを分解します。
まずグリップ下部の長いネジを取り外します。ネジ自体は非常に長いのですが、ネジ山はほんの僅かしか切られていません。不思議なネジです。



ネジを抜くと左右のグリップが外れます。
左右分割構造なのでグリップを真っ二つにカットする手間が省けます。

右側グリップを外した状態です。
黄色い丸で囲んだ亜鉛合金製の銀色のツメでフレームに固定されています。
水色の丸で囲んだグリップ側のネジ穴と赤い丸で囲んだフレーム側のネジ穴にグリップ取付ネジが挿し込まれてグリップが固定される構造です。



取り外したグリップです。
グリップ本体はラバー系?の柔らかい素材が用いられています。
グリップ内に板状の亜鉛合金パーツが埋め込まれていて、上の写真で示したツメやネジ穴がグリップ内側に突き出ています。
こんな見えない部分まで実銃と同じ構造なのが凄いです!





次にマガジンキャッチ一式を取り外します。
ステンレス製のプラスネジが取り付けられていましたが、コレが純正部品なのか代用品なのかは不明です。
実銃はマイナスネジが使用されています。





このネジを外すとマガジンキャッチがポロリ…とはいきません。
左側からマガジンキャッチを一杯まで押し込むと、マガジンキャッチ左右の連結部分が確認できます。
精密ドライバー等で連結部分を押して、左右のマガジンキャッチ部品を外します。





続いてフレーム上部を分解します。
まず各部品の組込状態をチェックしてフレームのカット方法を検討します。
その後に各部品を分解していきます。

リコイルスプリング一式です。
前端は単純にスライドに挿し込まれる構造です。フレームには全く干渉しません。
フレーム前方右側をバッサリ切り落としても問題ありません。



後端はサブフレームに挿し込まれています。
フレーム右側はカットしても問題ありませんが、このサブフレームの挿し込み部分は残しておく必要がありそうです。



サブフレームにはトリガーバーを下側から支える役割もありますが、切り落とさないとトリガーバーが見えません。
サブフレームは左右対称の形状をしています。右側を切断しても左側がトリガーバーを支えてくれるので、ココは問題なさそうです。
フレームとサブシャーシ右側後方をバッサリ切り落とします。



メカブロック(ハンマーハウジング)部分です。
サブフレーム内に収納されていますが、ハンマースプリングを見せるためにはサブフレーム後端をすべて切り落とす必要があります。



一通り確認が終わりました。
それではフレーム上部の分解を始めます!

まずメカブロックを固定している二本のピンを抜きます。
このピンは左右どちらからでも抜けます。



メカブロック一式を取り外します。
上に引き抜くだけで簡単に取り出せます。



メカボックスは実銃のハンマーハウジング形状を忠実に再現しています。
実銃ハンマーハウジングの外装は複数の部品が組み合わされた構造になっていて、各部品が可動します。
ハドソンデザートイーグルのメカボックス外装は亜鉛合金の一体成型ですが、実銃で動く部品が本当に動きそうなほどリアルな形状になっています。
各部品を上手く塗り分ければ、実銃ハンマーハウジングの雰囲気が再現できそうです。





次にスライドストップを抜きます。
スライドストップ軸がトリガーを固定しているので、スライドストップを抜けばトリガーも取り外せます。



トリガーを取り外します。
スライドストップ以外には何も固定されていません。
簡単に取り外せます。



ただトリガーバー後端のサビがちょっと…
サビが浮いているだけならまだしも、表面が凸凹に荒れてしまっています。
要修正です。



リコイルスプリング一式はただ挿し込まれているだけです。
先端を上に持ち上げて引き抜きます。





そしてフレーム分解の最難関!
バレルロック(テイクダウンレバー)とバレルロックピンを取り外すのですが…
取説には次の様に記されています。コレを見る限りでは簡単に外れそうな雰囲気です。



しかし実際にやってみると、どうやっても外れません。
「バレルロックピンを一杯まで押す」と嵌合を解くための切り欠きが現れるとか、そういう事は一切ありません。バレルロック周辺を見ても外れそうな気配すらありません。

「コレは物理的に不可能だろう?」と途方に暮れてしまいます…

しかし途方に暮れていては分解が進みません。
渾身のチカラで左側からバレルロックを押すと…「バキャン!」と外れました!
ちょっと心臓に悪いです…







ココまで分解するとサブフレームがフリーになります。
上に引き抜いて取り外します。



サブフレームもグリップと同様に左右分割構造です。
位置決め用の突起があるだけで、ネジ留め等はされていません。
取り外すと自然に左右に分かれます。



コレでフレームの分解が完了しました。
複雑怪奇なマルイ.50モデルとは比較にならないシンプル構造です。
こういうトコロにエアガンとモデルガンの違いが見られます。発火モデルとはいえ、やはりモデルガンは実銃に忠実な構造になっています。






さて…

分解が終わったトコロで、左側サブフレームだけを使って組み立ててみます。
左右分割構造のおかげでサブフレームを真っ二つに切断する手間が省けて良かったのですが、ただ単に左側サブフレームを使って組み立てただけでは不具合が生じる可能性があるかも知れません。

リコイルスプリング一式の取付部分です。
右側サブフレームがないと右側リコイルSPガイドロッドの根元が宙に浮いてしまいます。コレはカッコ悪いです。





さらにトリガーを乗せる部分が半分になってしまうので、トリガーが不安定なグラグラ状態になってしまいます。
この部分は右側サブフレームから切り取って使用する必要があります。



バレルロック一式はフレーム右側をカットするとロック機構が機能しないのでロックできません。単にサブフレームに乗せた状態で使用します。
ロッキング部分より右側で切断すれば、バレルのロッキングに支障はありません。
コチラは最終組立時に接着固定します。





メカボックスはグラグラするかと思いきや、ピン二本でガッチリ固定されています。
側面の面積が大きいので、サブフレームに密着して安定します。
サブフレームを切断しても問題なさそうです。



しかし固定ピンの一本がレール部分にあるのと、スライド右側で唯一残ったレール部分がサブフレーム部分のレール部分なので、この部分はカットできません。
最低でもスライドと噛み合う部分だけは残しておく必要があります。





マガジンを挿入してみると…意外と見えません。特に後方部分はかなりフレームに隠れてしまっています。大胆にフレームを切断したいトコロです。
青い丸で囲んだ意味ありげな部分は何の機能も果たしていないので、切り取っても問題ありません。
マガジンキャッチを残して黄色い線でカットすれば良さそうな感じです。



これで大まかなカット方法が決まりました。
まず最初にサブフレーム中央部分を切り出して左側フレームに接着します。
それが終わればフレームをカットします。
そして最後にマガジンをカットすれば、一連のカット作業は終了です。

脳内シュミレーションではコレで上手く行く筈ですが…
そう簡単には上手くいかないでしょう。

次回に続きます!




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