ハドソンデザートイーグル.44 カッタウェイ③

チャンバー部分の金属パテを削って、切断面を240番のペーパーで均一に削ります。
切断面全体が完璧なツライチになるまでガシガシ削ります。
削り終えるとこんな感じになります。







しかし…
金属パテは脆いのでカドの部分がポロポロと崩れてしまいます。こういう部分はジーナスには遠く及びません。値段相応のクオリティです。
黄色い丸で囲んだ部分が欠けたり崩れたりしています。





赤い丸で囲んだ部分は亜鉛合金の切断面が荒れているトコロです。
ココも要修正です。



こういう場所は何回修正しても崩れます。金属パテは柔軟性が全くない上に少量では食い付きもイマイチなので、細かい部分の修正には不向きです。
そこで『黒い瞬間接着剤』を盛り付けて修正します。



黒い瞬間接着剤の硬化時間は「約5分~20分」と記されていますが、とてもそんな短時間では硬化しません。
丸一日放置して完全硬化させてから削り作業を行います。



綺麗な状態になりましたが、微妙に欠けている部分は残っています。
なかなか上手く行かないモノです。





ココでスライドに合わせてみます。
いくら断面を綺麗にしてもスライドに入らないのでは意味がありません。

本体に組み込んだ状態です。
反対側がなくなっているので不安定な状態ですが、組み込み自体は問題ありません。



ガスポートとボルト部分のクリアランスもバッチリです!
メカメカしい内部パーツが丸見えでカッコイイ!





それではスライドをフレームに組み込みます、が…
ロッキング部分が干渉してロッキングできません。
まさかのうっかりミスです。



元々この部分はロッキングブロックが持ち上がる様に逆R形状になっています。
この部分を純正形状に加工するのをすっかり忘れていました。
棒ヤスリでサクッと削ります。



コレでロッキングブロックが持ち上がります。
ロッキング完了です!



組立状態です。
中身が丸見えのバレルがなんとも言えない違和感を醸し出しています。
カッタウェイモデルらしさが出てきました!







再び分解して細部の最終仕上げを行います。
しかしココでまさかの問題発生!
おおおぉぉ…





バレル先端と後端に付属品の専用ダミーカートを置いてみると…
ダミーカートの両側に隙間ができていました!

バレルではないバレル内側を削ってバレルに仕立て上げたのですが、やはり手削りでは均一な半円にはなりませんでした。
黄色い四角で囲んだ部分がダミーカート両側部分です。バレルの前後共に隙間が生じているのが確認できます。
こうなると根本的にバレル内側を造り直さなければ修正不可能です。





という訳で…
まずダミーカートの外径を計測します。
約10.7mmです。



外径11mmのアルミパイプを用意します。
そして手でこねて棒状にした金属パテをバレルの内側に置き、そこにシリコンオイルを吹き付けたアルミパイプを渾身のチカラで押し付けます。
シリコンオイルを吹かないとアルミパイプに金属パテが張り付いてグチャグチャになるので、垂れる位しっかりシリコンオイルを吹き付けてから押し付けます。



シリコンオイルが金属パテの張り付きを防いでくれるので、アルミパイプは簡単に外れます。とはいえ張り付きを完全に阻止できる訳ではありません。多少の凹部分は発生します。
とりあえず内径11mmのバレルが型取りできました!





ハミ出た金属パテを削り落とします。
バレルの加工は本当に盛り付けと削り落としの繰り返しです。
黒い瞬間接着剤で細かい部分を修正します。



ダミーカートの外径10.7mmに対してバレルの内径11mmでは0.3mm隙間が生じますが、バレル左側はバレルインサート部分を削った分だけ幅が少なくなっています。
この状態であれば内径11mmのバレルと外径10.7mmのダミーカートがほぼピッタリになってくれる筈です。

修正部分を研磨した状態です。
綺麗なバレルになりました!



反対側はこんな感じです。
バレル下部は最終的にここまで削り込みました。コレでビシッ!と一直線かつスライド内側の曲線部分とピッタリになります。





コレで一応、バレルの加工と整形は終わりました。
次はいよいよ今回のカスタムの最重要ポイントであるガスルートを製作します。
またまた盛って削って…の地味な作業です。

次回に続きます!




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