ハドソンデザートイーグル.44 カッタウェイ②

それではカスタムを開始します。
まずは通常分解です。

この状態だとマルイ.50モデルとあまり変わりなく見えます。
デザートイーグルという銃の形状がそうさせているのでしょうが、マルイも頑張っていると思います。



バレルです。
下部がリアル形状ではありませんが、恐らくリアル形状にすると物凄く肉厚で頑丈なバレルになってしまうので、ワザと肉抜きして強度を落としているのでしょう。
モデルガンならではの安全対策だと思います。





実銃のバレルです。
下部が他の銃と同様に半円形の筒型になっています。
比較すれば違いが一目瞭然です。



マズル部分です。
.44マグナムも.45ACPもほぼ同じ直径なのですが、見た目の迫力やインパクトは1911系とは比較になりません。どデカいスライドにボン!と開いた銃口が何とも言えない威圧感を放っています。
銃口内部の奥まった位置に銀色のバレルインサートが設置されています。



バレルの先端には亜鉛合金製の「バレルウェイト」が組み込まれています。
銃全体の重量バランスを良くするための部品です、が…
今回のカスタムではこのブロックを真っ二つに切断しなければいけません。
ちょっと気が遠くなります…



チャンバー部分です。
ロッキング部分がリアルに再現されています。これだけ複雑で立体的な造形を行うためにはバレル+バレルジャケットの2ピース構造が不可欠だったのでしょう。
コレでガスルート穴が再現されていれば完璧なのですが…



バレルを分解します。
まずバレル後方のピンを抜いてバレルジャケットを取り外します。
非常にシンプルな構造です。





次にFサイトを外します。
溝に挿し込まれているだけなので、横からコンコン叩いて引き抜きます。



バレルウェイト内のネジを抜いてバレルウェイトを取り外します。穴の位置が低い上に奥まったトコロにネジがあるので、短いドライバーだと非常に作業し難いです。
長いドライバー推奨です。
このネジを一本抜くだけでバレルウェイトが外れます。







そしてバレル下部中央のイモネジを1.3mmの六角レンチで外します。
恐らくデトネーターピンを固定するネジだと思うのですが、買った時からデトネーターピンが欠品しているので外す意味はありません。
しかしバレルを真っ二つにする際にジャマになりそうなので外しておきます。



コレでバレルの分解は完了です。
部品点数が少ないのであっという間に終わりました!
エアガンより遥かに簡単です!



いよいよバレルを切断します!
ガッツリ入ったパーティングラインが切断用のガイドラインにピッタリです!
パーティングラインに沿ってバレルを真っ二つにします、が…





ハドソン特有のガラス繊維混入HW樹脂が硬過ぎて、リューターの切断砥石で切るのは大変です。リューターがあっという間に焼き付きそうになります。
これだけ長いバレルをリューターだけで切断するのは困難です。



クソ寒いのを我慢して手ノコで切断します。
この手ノコは2017年にamazon価格980円(税込)で購入した品です。グリップ部分の形状がとても良いのでチカラが入れ易くて疲れません。ただアーチ部分が狭いのである程度の大きさ以上になると切り難いのが難点です。
コチラです(私のレビューが掲載されています)





ココでようやく前回の記事に繋がりました。
手ノコでバッサリ真っ二つ…からが今回の記事になります。

モデルガンのバレルには金属製のバレルインサートが埋め込まれているので、簡単には真っ二つになりません。
バレル右側部分を除去した状態です。







バレル右側をペンチで完全に破壊しました。
バレルインサートはステンレス製でバレルに食い込むツメがビッシリと立てられています。コレでは銃口側から引っ張っても絶対に抜けません。今回の様にバレルを完全に破壊しないと取り外す事は不可能です。





バレルインサートを取り外した状態です。
実銃と同じバレル形状は銃口部分とチャンバー部分だけです。バレルインサート部分がツメ跡でギザギザな上に、デトネーターピン部分は固定用リブが上下左右に成形されて内径が絞られています。煙と火花以外は何も通らない構造です。
安全対策はバッチリです!



この「バレル」とは名ばかりの内部構造を見て思いました…

「モデルガンはほぼ100%安全な玩具です!」

火花でヤケドする可能性がゼロとは言い切れないので「ほぼ」と記しましたが、現在のモデルガンはどう頑張っても銃口から煙と火花しか出ない安全な玩具です!





これだけ安全なモデルガンに比べれば、それなりの威力でBB弾を発射するエアガンの方が遥かに「危険」な玩具と言えます。その証拠にモデルガンには年齢制限がないのに対して、エアガンには10歳以上または18歳以上の年齢制限が設けられています。
発射機能を有しているので、銃刀法で威力が規制されるのも当然です。



さて…
この「バレルではないバレル」を「バレル」にしなければいけません。
数種類の棒ヤスリでひたすら削って均一な半円に加工します。
切断面も研磨して綺麗に整えます。



とりあえずこんな感じになりました。
アラは多々ありますが、一回目の研磨としてはまずまずの出来です。



続いてバレルジャケットを切断します。
組み込んで確認すると、パーティングライン通りに切れば良さそうです。
手ノコでサクッと切断します。





しかし…
間違えてロッキング部分をバレルジャケット右側に残してしまいました。
コレではリアル形状にならないだけでなくバレルがロッキングできないので、ロッキング部分を切断してバレル左側に移植する事にします。





そしてバレルウェイトを切断します。
まずバレルに装着して切断するラインをケガきます。





切断ラインが中央から右側(写真では左側)にズレているのは、バレルインサートのツメ跡を完全に削り落とす作業でバレルインサートの厚み分だけバレル左側の半径が減ってしまったからです。
バレルジャケットはほぼパーティングライン通りに切断したので、バレル左側は先端と後端で半径が異なっている事になります。要修正です。

コチラはリューターと手ノコで切断しました。
肉抜きされていたので見た目ほど手間はかかりませんでしたが、やはり亜鉛合金はHW樹脂よりも硬いので疲れます。





ココで前回のTK1911T編で余ったマルイM1911A1アウターバレルを切断します。
切断したアウターバレルを半分にスライスします。そして半分にスライスしたアウターバレルを更に半分にスライスします。
コレでアウターバレルが1/4にスライスされました。





コレを移植してバレル下部をリアル形状に加工します。
何となく「Rの感じがちょうど良いかも」と思って試してみましたが、予想以上にピッタリなので驚きました!



ハドソンデザートイーグルはHW樹脂なのでプラリペアが使えません。
そこで今回は金属パテを使用します。
amazon価格465円(税込)の商品ですが、私はホームセンターで購入しました。
コチラです



金属パテを盛り付けます。
最初はバレルウェイト部分とバレル下部を中心に盛ります。
バレルジャケットとロッキング部分も接着します。





そして棒ヤスリでひたすらゴリゴリ削ります。
このコニシの金属パテは盛り付けてから10分もすれば完全に硬化します。硬化時間が早いのでサクサク作業が行えます。
ジーナスもこのくらい硬化時間が早ければ良いのですが…

削り終えるとこんな感じです。
まだまだ荒いですが最初はこんなモノです。



次にバレルジャケット部分に金属パテを盛り付けます。
今回は1ピース構造バレルを再現するので、バレルとバレルジャケットの境界線を完全に埋めてしまいます。
下部の断面に盛大に盛り付けているのは、不均一なバレル断面の高さを均一に揃えるための措置です。最初の盛り付けではカサ上げが足りていませんでした。





バレルの加工は金属パテの盛り付けと削り落とし作業の繰り返しです。地味な作業ですが仕上がりに差が出るので手抜きはできません。
棒ヤスリに加えて240番のペーパーでガシガシ研磨します。



金属パテを削ると棒ヤスリの目詰まりがハンパありません。すぐに削れなくなります。
棒ヤスリはケガキ棒で引っ掻けば詰まった金属パテが落ちて復活しますが、ペーパーはそういう訳には行きません。今回はペーパーの消費量が物凄く多いです。

yahooブログの写真掲載が一記事50枚なので、一旦ココで記事を終えます。
せめて100枚は欲しいと思うのですが、無料ブログサービスなので多くは望めません。私が一記事に写真を掲載し過ぎなのかも知れませんが…

次回に続きます!




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