ハドソン ジェリコ941④

無事に給料をもらえたので、リューターを購入しました。ぶっ壊れた(ぶっ壊した)のと同じプロクソンMM100です。ワンランク上位機種を買っても良かったのですが、やはり長年使って手に馴染んでる機種が一番使いやすいです。

今回は糸ノコも動員して、ジェリコマガジンを完全に切断しました。



バルブ取付部分に加えてボトム部分も切断します。この二箇所にCZマガジンを移植して、ジェリコマガジンのガス漏れ問題を完全解消する作戦です。

まずバルブ取付部分を見てみます。



なんとジェリコマガジンの内部には、マガジンボトムを固定するためのネジ穴が大黒柱の様に下から上までズドーンと無駄に成形されています。折角のダブルカラムマガジンなのに、これでは大きさに見合ったガス容量が稼げません。
さらにこの場所はCZマガジンのガスルート穴のちょうど真下になります。柱を残したままバルブ取付部分を移植するとガスの通り道が非常に窮屈になるどころか、最悪ジーナスが柱の上にはみ出してガスルート穴そのものを塞ぎかねない危険な形状です。

究極のクソマガジンです。

でもこれは最初にマガジンを分解して内部構造をチェックした時に把握していました。この柱は厄介だと。そこでこんなブツを購入しました。



ハイス鋼の超硬切削ビットです。亜鉛合金がリンゴのようにサクサク削れる斬鉄剣のような代物です。これで柱を削り落とします。





柱をすべて削り落としてガス容量を増やしたいところですが、手元にフレキシブルシャフトがないので無理でした。でもこのくらい開口部が広がればガスルートは十分確保できるので、柱についてはこれで良しとします。

マガジン上部を仮組してみると、バルブ側の開口部とガスルートパッキン(部品名「ガスケット」)側の開口部が微妙に前後にズレています、これではガスが正常に放出されないので、両者を合わせる加工が必要です。

まずバルブ取付部分の開口部を前方に広げます。広げるのはあくまでもバルブに接するガスルート穴より上側の部分です。ガスルート穴自体を削ってしまうとガス漏れの原因になってしまうので要注意です。



そしてガスケットを後方に広げます。これでなんとかガスルートが一本の道に繋がります。地味に手間がかかります。



これでバルブ取付部分の準備は完了です。

次にボトム部分を見てみます。こちらも色々と大変です。



左がジェリコで右がCZです。フォロアーの形状が異なるので、レールの形状も当然異なります。普通なら「CZのレールをジェリコに合わせて削ればいいのでは?」となりますが、コトはそう単純にはいきません。

CZのボトムにはスチール製のリアルなマガジンベースが装着されてます。マガジンベースはボトム左右の突起に差し込まれたあと、フォロアースプリングが押し下げるマガジンベースロックに固定されます。この構造を生かしておかないとマガジンベースが固定できないので、レールの形状を変えることができません。

ボトム部分は切り取られてレールが短くなっているので、マガジンベースロックも機能するギリギリまで短くカットします。同時にフォロアースプリングも短くカットしておきます。
左が新品のマガジンベースロックで、右が今回カットしたものです。



いよいよ切り取った部分を合体させます。
セロテープで養生した板の上でジーナスモリモリで接着です。



サクッと「合体させます」と書きましたが、異なるレールの形状を変えられないということは、後からフォロアーとフォロアースプリングを組み込むことができないということです。なので事前に両者を組み込んでおく必要があります。



こんな感じで先にフォロアーとフォロアースプリングを組み込んだ上で、スプリングをフォロアーに巻きつけて固定しておきます。こうしないとスプリングが強力にボトム部分を下方向に引き離そうとするので接着ができません。
また「事前に組み込んでおく」はすなわち「二度と取れない」を意味します。スプリングは隙間からなんとか交換できるかもですが、フォロアーは絶対に取れません。これも下側をギリギリまでカットして少しでも装弾数を確保できるように加工してから込み込んでます。

ボトム部分はこんな感じです。



マガジンベース一式を組み込んだ状態です。各部品の位置関係や機能が分かると思います。パッと見はジェリコのフォロアースプリングがマガジンベースロックを押し下げているように見えますが、ジェリコのフォロアースプリングは合体部分のジーナスのカタマリで止まってます。マガジンベースロックを押し下げているのは短くカットしたCZのフォロアースプリングです。

横から見るとこんな感じです。



これで合体までの工程はひとまず終了です。


と思いきや! 翌々日にジーナスを削り落として成型し、ジェリコ本体に挿入してみると…何とまさかの採寸ミス! マガジンキャッチがかかる前にボトム左右の突起がマガジン挿入口に当たってしまいます。移植したボトム部分が短すぎました!

仕方なく接着部分からボトムを切り離し、CZマガジンから幅5mmのスペーサーを切り出します。



そして再びジーナスで接着です。二度手間もいいところです。



ここまでやって時間切れ。明日は仕事が忙しいので帰りは夜中の予定です。続きは明後日以降かな~

次回に続きます。




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