ハドソン ジェリコ941③

「ファイアリングピンの再現度」はエアガンのリアルさを左右する重要なポイントです。銃を構えると絶対に目に入る部分なので、そう簡単に妥協はできません。その辺はメーカーも認識しており、色々なカタチでファイアリングピンを再現しています。

MGCオフィサーズACPです。



リアルさブッチギリNo.1はもちろん可動式の別パーツで完全再現しているKSCです。動く様を目視できる訳ではありませんが、その妥協のない造り込みには感動すら覚えます。
WAも可動こそしませんがキチンと別パーツで再現していて好感が持てます。まぁ値段が値段なので手抜きは世論が許さないのですが。
マルイはモールドで頑張ってる機種もあれば、ネジ頭コンニチハで残念な機種もあります。KSCと比べると「なんだかなぁ」な評価に甘んじていますが、たとえネジ頭でもあるのとないのとでは雲泥の差があります。

翻ってジェリコのハンマー打撃面は真っ平です。なにもありません。絶壁という言葉はジェリコのために存在する、いやハドソンがイスラエルに敬意を表しエルサレムの『嘆きの壁』を再現したのだ、といっても過言ではない潔さです。モールドのかけらすらありません。ハドソンの唯我独尊ぶりがこんなところにも垣間見えます。

「ないものは作ればいい」

プチカスタムのスタートです。
スライドからブリーチ(部品名「ピストンベース」)を取り出します。



とてもコンパクトで良くできたエンジンです。マガジンその他で足を引っ張られなければ進化して大化けしていたかも知れません。簡単に取り出せる整備性の良さも評価できます。スライドを割る勢いで引っ張り出さないと出てこないCZのブリーチとは大違いです。
ジェリコの亜鉛パーツはお世辞にも仕上げが綺麗とはいえないので、ハンマー打撃面を研磨します。細く奥まったとても磨きにくい平面ですが、頑張って磨きます。



磨き終えたらファイアリングピンを取り付ける場所にリューターで細い穴を開けます。そして黒染めです。



いい感じに染まりました。
いよいよファイアリングピンを取り付けます。ハイキューパーツ製プラモデル用ダミーリベットです。このダミーリベットは造りが良く大きさも豊富な上に安価なのでよく使ってます。今回使用したのは直径3mmのフラットタイプです。
接着剤で張り付けます。



なかなか良い感じです。
硬化を確認して組み立てます。といっても5分ほど待つだけですが。



やはりあるべきトコロにあるべきモノがある安心感は絶大です。ハンマーの先に絶壁が見えてしまうと、ユダヤ人でなくても嘆いてしまいます。

私はこの手の接着にコニシ製ボンド「ウルトラ多用途 S・U プレミアムハード クリヤー」を使ってます。安くてどこでも手に入る便利さと、接着力の強さがポイントです。硬化後も弾力があって衝撃に強いので、エアガン向きの接着剤といえます。



さて給料日まで一週間を切りました。仕事柄ホームセンターによく行きますが、その度にリューターをチェックしてます。重さとか握りやすさとか、現物チェックできるのがホームセンターの良さですね。価格はネット通販が圧倒的に安いですが。

次回に続きます。




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