デザートイーグル.50AE エングレーブカスタム②

月曜から物凄く寒いです。四国も今回の寒気は強烈です。

私の職場は海沿いの市街地にあります。香川県の主要都市はすべて瀬戸内海に接しているので、海から数キロ圏内は常に温暖な海風が吹いています。

月曜の帰宅時に撮った写真です。山の上の方が雪で白くなってます。県南部は標高が高いので平地でも物凄い大雪が降りますが、沿岸部は降ってもこの程度です。
逆に台風シーズンは大雨や高潮や河川氾濫でシャレになりませんが。



そんな月曜の昼休みにマッドさんから連絡がありました。
案の定、スライドの刻印加工で頭を抱えている様です。

普通に考えると「刻印機で自動的に刻印を彫るだけなのに何が問題なの?」と思ってしまう事柄です。私もそう思いました。

しかし…

そんな単純なハナシではないのです!

映画用プロップガンの製作を筆頭に様々なモデルガン/エアガンの加工製作を10年以上続けているプロ中のプロは凄いです!

既製品のモデルガン/エアガンを極限まで実銃と同じ形状に加工する手法はどれもこれも想像を絶する超絶クレイジーな凄まじさ! 凄過ぎて言葉を失います!

★ エアガンのスライド側面に刻印を彫る。



この何でもなさ過ぎる内容で50分以上話しました! 目からウロコが落ちっ放しで果てしなく会話が続きましたが、仕事の都合でやむなく切り上げました。

マリアナ海溝の様にディープ過ぎる加工秘話の連続で物凄く勉強になりましたが、私など到底真似できるレベルではありません!
一見「高い!」と思われる工賃や治具の製作費は決してボッタクリではなく、凄い苦労と試行錯誤の結果というのも聞けて良かったです。

★ マルイのエアガンではMEUとシリーズ'70だけが例外的に完成度が高い

こんな意外過ぎる事実も教えて頂きました。
今や数店にまで激減した刻印加工ショップがどこも「MEUのリアル刻印」しか行わない本当の理由を聞いて「えええ!」でした!

そして「後学のためにCAW1911を買うといいよ」とアドバイスを頂きました。
モデルガン/エアガンの中でCAW1911が実銃の再現度が究極レベルなので、バレルが自然崩壊する最初期ロット以降のモデルを一丁は持っておくべきだよ、と。



確かに実銃っぽい…

この写真はイギリスのプロップガン販売サイトから拝借しました。こんなサイトで販売されている事自体ビックリです! そしてそれには確たる理由があるのです!
コチラです

とりあえず「リスクを覚悟の上で現状の加工状態を生かして修正作業を行う」方向でお願いしました。ここでいう「リスク」は「彫刻機の刃が跳ねてスライドが欠ける、または割れる」という超ヤバい事態を意味します。

店長曰く「ぶっちゃけ新品スライドを加工し直した方が早いし楽」なのですが、それだと今までの苦労が水の泡になります。ココで失敗を避ける選択はできません。

”Fast8 Pistol” の続報はもう少し先になります。

暇な時間ができました…

という訳で、デザートイーグルの作業を再開します。
コチラは修理とお手軽塗装カスタムなので気楽にいきます。

書留注文していたシリンダーです。



このパーツは本当によく折れるので、マルイ純正で軽量アルミ製とかに改良して欲しいです。
GUARDER製の強化品がありますが、評価がイマイチなので二の足を踏んでしまいます。それよりもロケットバルブを組み込んだ方が良さそうです。

シリンダーを取り出すにはスライドを完全分解する必要があります。
1911系もグロック系もそれは同じなのですが、デザートイーグルは分解時にイラッとする部分が数箇所あるので嫌なのです。



シリンダーと極小バネ類以外のパーツです。
塗装が目的なので、インナーバレルとチャンバーはバラしません。

純正フローティングバルブを組み込んだシリンダーです。
気が向いたらロケットバルブに交換するかも知れません。



インナーバレルの先端を黒染めします。
お約束の作業ですが、分解するのが面倒なのでこのままの状態で飛び出している先端部分だけを染めます。



ペットボトルのフタに入れたブラスブラックに先端部分をドブ漬けです。
横着にも程がある方法ですが、結果が同じなら分解は最小限でOKです。チャンバー周りは小さいパーツが多いので紛失すると面倒です。

とはいえチャンバーパッキンの状態チェックくらいはすべきかも知れません。オクで買った中古カスタム銃なので見ておいた方が良いですよね。

気が向いたら見てみます。



今回は塗装するのでフレームも完全分解します。
フレームも元々がマルイガスブローバック初期の銃なので、妙な部品構成の部分が数箇所あります。

それでもハードキック前モデルの鬼門だったハンマーグループを下から固定するネジがグリップ固定を兼ねた一本のネジに改良されていたので「マルイやるじゃん!」と思いました。
コチラの方のブログにその「超イラつくネジ」が記載されています。



極小バネ類以外のパーツです。
コチラも塗装が目的なので、トリガーグループとハンマーグループは分解しません。

次に塗装するパーツをシリコンリムーバーで洗浄します。

しかし…

内側ならともかく、エングレーブの彫られた外側を拭き取るとティッシュペーパーが真っ黒になります。
それもちょっとやそっとの量ではありません。
コレは一回目のふき取りが終わった時のティッシュペーパーの山です。



黒い汚れはすべて外側を拭き取った時に付着しました。
最初はエングレーブの溝に残った切粉かと思いましたが、拭き取った部分が油を引いた様な虹色や銅褐色になったりして、何が原因なのか分かりません。
妙なシミが現れた箇所もあります。

アウターバレルカバーの黒い汚れです。
これだけ汚れが出ましたが、実はコレは二回目の拭き取りでの汚れです。



黒系の塗装が施されていたのか何かが塗布されていたのか? しかしフレームからはこんな汚れは出ませんでした。
結局、原因は分からず終いでしたがキリがなさそうなので、洗浄と拭き取りは二回で止めました。多分何回やっても黒い汚れは際限なく続くと思います。

それでも乾燥後にティッシュペーパーのカスを吹き飛ばして軽く吹くと、パッと見はとても綺麗になりました。



塗装するパーツは7点です。
 ・ アウターバレル
 ・ アウターバレルカバー
 ・ 左右セフティ
 ・ リアサイト
 ・ スライド
 ・ フレーム

最初の記事で紹介しました、木製グリップ付きの.44口径の実銃です。
材質の違いでバレル、スライド、フレームの色がすべてバラバラですが、とても良い風合いです。
フレームはつや消しシルバーですが、パーカー系のグレー色と解釈するとグレー系のスリートーンです。
今回の塗装はこの銃の渋い風合いを目指します!



という事で用意した塗料です。
インディのブラックパーカー、ダークパーカー、パーカーシールです。



「お前、バカなのか?」と言われそうな位、微妙な色違いの三色です。
これで目指す実銃の風合いになるのか分かりませんが、極端に色の変化をつけるのも不自然でワザとらしい気がします。

塗装する色とパーツはこんな感じです。



・ ブラックパーカー
   アウターバレル
   アウターバレルカバー
   左右セフティ
   リアサイト

・ ダークパーカー
   スライド

・ パーカーシール
   フレーム

実銃と同様に上から下へとグレーが薄くなっていく配色です。
上手く色の違いが出てくれれば良いのですが…

塗装は昨日の夕方に決行しました!
昨日は月イチの病院巡りの日でしたので、あれやこれやを済ませて帰宅すると夕方近くになっていました。
昨日の午後3時の気温が5度で午後6時の気温が1度です。塗装したのは午後5時過ぎなので2度くらいだったでしょうか? 日中の気温が少し残っているように感じました。

昨日の時点で今日が最高気温1度、最低気温-2度の冷蔵庫状態になるのが天気予報で分かっていましたので、風の強い悪条件でしたが昨日の夕方の方がマシだろうと判断して塗装を強行した訳です。



だんご三兄弟みたいなブラックパーカー三兄弟。塗装前の状態です。
アウターバレル、スライド、フレームは重いのでMr.持ち手棒を二本使ってます。

エングレーブが消えると意味がないので、下地処理なし、サフ吹きなしです。
インディの塗料は塗膜が薄いのでエングレーブが消える心配はありません。

塗装から一日経過しましたが、まだまだ塗料のニオイがプンプンします。
気温が低いのでなかなか揮発しません。
完全乾燥させないとウレタンつや消しクリアーが乾燥する際にシワシワにヒビ割れてしまうので、乾燥するのをじっと待つしかありません。

次回に続きます。




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