クラウンモデル S&W Bodyguard380②

それではフレームを加工します。

まずレーザーモジュールを固定する土台を製作します。
フレーム先端の内壁から6mmの位置に0.5mのABS板を立てます。ABS板は後ですぐ外せる様に表面保護フィルムを張ったまま使用します。
タミヤセメントABS用で軽く接着します。



そして内壁とABS板の間をプラリペアで完全に埋めます。
内壁とプラリペアの壁でレーザーモジュールを固定する作戦です。



プラリペアが完全硬化すれば穴開け作業を開始します。
Bodyguard380のフレームは厚いですが柔らかいABS樹脂が使用されているので作業は楽勝…と思いきや、切削の熱で溶けたABS樹脂が切削ビットに張り付きます。粘りのあるABS樹脂は作業し難いです。



切削ビットがプラリペアの壁を貫通してABS板に達しました。
タミヤセメントABS用は強力です! この状態でもABS板は外れません!



これでABS板の役目は終了です。
ピンセットで引っ張って取り外します。



取り外すとこんな状態になります。
プラリペアの壁がまるで型枠を外したコンクリート基礎に見えます。
ま、土台を製作しているので間違いではありませんが…



プラリペアはABS樹脂より硬いので切削ビットで掘り進むのも限界があります。ここから先は鉄工ヤスリを使用します。
鉄工ヤスリを挿し込んでグリグリ回して削ります。あまり強引にやり過ぎるとフレームが割れる可能性があるので慎重に削ります。



穴開け作業が完了しました!
ほぼモールドのレーザー照射部分の内径とピッタリ同じになりました。
我ながら綺麗に加工できたと思います。





レーザーモジュールを装着してみます。
全長20mm×直径7mmのマイクロレーザーモジュールですが、フレームもマイクロサイズなので相対的にレーザーモジュールが大きく見えます。
装着後も下側と後方にまだ空間があります。





試しに電池ケースと超小型スイッチを収納してみます。
この状態でも両者がレーザーモジュールの上側にハミ出る事はありません。もちろんスライドとは一切干渉しません。 素晴らしい!





次に超小型スイッチを装着する穴を開けます。
場所は上の写真の位置です。レーザーモジュールの右側になります。
ドリルビットと切削ビットでフレーム先端下側を切削します。



…リューターが走ってアチコチ削ってしまいました。いくら何でも汚な過ぎです。確認作業が終われば即刻修正します。
とりあえず超小型スイッチを装着してみます。



綺麗に収まりました。
しかしユルユルなので裏側からセロテープで固定しています。このユルユルの解消とフレームのキズ補修を兼ねてプラリペアを盛ります。



超小型スイッチとフレームの隙間をプラリペアで埋めました。これで簡単に外れる事はありません。
余分なプラリペアを削り落とします。そして1,000番のペーパーで表面を綺麗に仕上げます。ここで手を抜くと後の仕上げに影響するので丁寧に作業します。



研磨ついでにフレームのパーティングラインをすべて削り落としました。
実銃のポリマーフレームにもパーティングラインは存在します。放置しても問題ない部分ですが、銃のサイズが小さいので嫌でも目に入ります。
エアガン的にはパーティングラインがない方が綺麗なのでフレーム全体のパーティングラインを削り落としました。









これでフレームの加工は終了です。
改めてレーザーモジュールと超小型スイッチを装着してみます。



綺麗に収まっています! バッチリです!
決して空間に余裕がある訳ではありませんが、これだけ上手く収まれば上出来です!

これでフレームの加工は終了ですが、広範囲に研磨加工を行ったので塗装仕上げを行う必要があります。
実銃に忠実な仕上げを行うならつや消しブラック一択ですが、M&P Bodyguard380以降に登場した様々なカラーフレームも魅力的です。

何色に塗りましょうか?
次回に続きます。




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