エル・ポトロ⑨

先週の中頃にグリップが届きました。
物凄く忙しかったので今頃やっと記事を書いてます。

仕事中にヤマト営業所から連絡を受けて、昼休みに営業所で引き取りました。
で、早速駐車場で撮影です。
不審者と思われるとアレなので、ササッと簡単に済ませました。



パッケージは普通ですが、色使いが高級感あります。
しかし造りは至って簡素です。

それでは出してみます。



う、美しい…
メチャメチャ美しいです!
乳白色と透明の樹脂が描くマーブル模様が何とも言えない高級感を醸し出します。

素晴らしいグリップです!
買って良かった!



裏側に ”HOGUE” と品番の刻印があります。この写真では判別できませんが。
特徴的なピンカットが自己主張しています。

前回「安っぽさ全開」と書きましたが、謹んで撤回させて頂きます。
何事も百聞は一見にしかずです。

しかし「パールそっくりだから」美しいのではありません。
あくまでも真珠は真珠、フェイクパールはフェイクパールです。
強いて言うなら「真珠をお手本にして樹脂で高級感のあるグリップを造ってみました」です。
この商品の目的は「真珠の正確無比な複製」とは違います。それは美術館や博物館の仕事です。銃のグリップは「貝類の忠実な標本」ではありません。

本物の真珠はコチラです。最高級の本真珠です。
当然美しいのですが、コレはフェイクパールとは全く異なる美しさです。
この質感は樹脂をどうこねくり回しても再現できないと思います。



そこでフェイクパールグリップにはある種の「割り切り」が求められるのですが、それが良い方向に働いているのが今回のホーググリップだと思います。

AJAXのフェイクパールグリップも一見「本物の真珠に似てそう」で実は似ても似つかぬ外観をしていますが、同社はこれを ”Pearlite” という名称で商標登録(R)しています。
園芸用のパーライトとの混同を避けたのかも知れません。



真珠はこんな外観ではありませんよね?
「透き通り過ぎ」というか何というか、どうやっても「樹脂っぽさ」は否めません。

AJAXはマーブル模様のグリップを多数ラインナップしています。
Pearliteのカラーバリエーション的な商品群で、これらは ”MarbleLite” という商標(TM)が付けられてます。
色使いはアメリカンな大胆さ全開です。
個人的にはコッチの方が「こんな貝いるかも?」と思ってしまいます。



これはキャロムのフェイクパールグリップも同様です。
透き通るような美しい透明感は見方を替えれば「精巧な人工物」を感じさせます。
真珠特有の「有機質とカルシウムの積層構造」が放つ深みのある白色とは全く異なります。
むしろ貝殻の裏側部分に似ています。



貝殻の裏側部分です。
虹色に輝く姿がピンクとライトブルーを混ぜ込んだキャロムのフェイクパールグリップにとても良く似てますが、残念ながらコレは真珠そのものではありません。
真珠が入ってる器の方です。



すっかり前置きが長くなりました。
エル・ポトロにホーグのフェイクパールグリップを取り付けます。

ポン付けかと思いきやそうはいかず、取付穴を僅かに削る必要がありました。それでも両側合せて10分の簡単作業です。
とはいえ「いかにもポン付け可能」みたいな商品紹介写真はどうかと思いますが。

取付が終わりました!



無機質なWEグリップからガラリと雰囲気が変わって、銃全体がとても華やかに美しく変身しました!
ここまで変わると別の銃です!
最初からこの仕様にしなかったが悔やまれます!



このグリップ、実際は上の写真よりもずっと乳白色です。
バニラのアイスクリームみたいな色です。
またはインテグラタイプRのチャンピオンシップホワイトの色です。
とにかく真っ白ではありません。



この写真が実物に近い色味です。
乳白色なのが伝わるでしょうか?
実物はもっと乳白色が強く、透明な部分と美しいコントラストを描いています。

この乳白色がヌメッとしたブルーブラックに抜群に合います!
ま、天下のコルト社が選んだ組み合わせなので相性の良さは保証付きなのですが。



キャロムやAJAXの透明感のある純白系とは全く色味が異なります。
写真では同じ系統に見えますが、実物はかなり異なってます。

強いて言えば昼白色と電球色の違いでしょうか?
昼白色がキャロム/AJAXで電球色がホーグです。



「真珠に似ているか?」と問われれば、答えは「似てません」です。
しかし美しいグリップには間違いありません。

そう考えるとフェイクパールグリップは、如何に「真珠っぽい!」と「錯覚させる」かが勝負の商品と言えなくもありません。
ある意味「イメージ商品」と言っても良いのかも知れません。

仮に本真珠でグリップを造ったとしても、地味に真っ白で面白みがないグリップにしかならないと思います。
大半のテッポー好きはフェイクパールグリップを選ぶでしょう。

ちなみに…



比較するのが可哀そうなWEグリップ。
一年半も付けてたので目が慣れてましたが、比べると安っぽさが際立ちます。
あまりの安っぽさに「え!?」と思った程です。



「見ろ! WEがゴミのようだ!」

今まで「完璧!」と思ってたのは、研磨した機能パーツ類の金属感と相性が抜群に良かったからでしょう。
このグリップを付けると銃全体が無機質な金属感で統一されます。
統一感はカスタムの重要な要素です。各部がチグハグだと一気にガキっぽくなります。それに実銃のシルバーグリップを再現する意味でも外せないグリップでした。
それで安っぽさ全開のWEグリップが必須アイテムに見えていたのでしょう。
実際、かなり満足してましたし。

自分の中では「硬質感のあるクールな銃」で完成してましたので、どこかを変更するとか想像もしませんでした。



しかしホーグに換装すると圧倒的に銃の完成度が高くなります!
本体のブルーブラックとの相乗効果は抜群です!
正直、ここまでキマるとは思ってもいませんでした!

「ちょっと出来すぎ!?」と思ってしまいますが、あくまでも天下のコルト社の後追いをしているだけで、私の手柄でも何でもありません。



これでようやく ”エル・ポトロ” が完成しました!
キラキラパーツとグリップのおかげです!
一度カスタムし終えた銃を再度カスタムし直したのは初めてですが、良いと思う事は積極的にやるべきですね。



この記事は昨日書いてましたが、夜中になったので続きを今日書いてます。
昨日は暖かかったので、完成したエル・ポトロのロケを行いました。

なんでも昨日は最高気温16度だったとか。
昨日は病院の日でしたが、絶好のロケ日和なので機材一式をクルマに放り込んで出かけました。
こういう「銃を積んでる日」は事故とか検問とか絶対イヤです。
おのずと安全運転になりますね。

ゴリゴリする右肩で病院巡りを終わらせて午後に到着しました。
一ヵ月ぶりの府中湖です。



木々が紅葉してすっかり晩秋の佇まいです。
前回はほとんど紅葉してなかったのでちょっと驚きました。
今年はいきなり真冬の寒さになったので、紅葉を楽しむとかそんな感じでもなかったですが、季節は確実に進んでいる様です。



風も穏やかで日差しが暖かいです。
山の紅葉も綺麗ですが、湖の紅葉もなかなか見ごたえがあります。
紅葉と言っても鮮やかな赤や黄色ではありませんが、私にはコレで十分です。

まずは初速計測です。
マルイ0.2gバイオ弾を使用します。
  一回目 60.75m/s
  二回目 64.65m/s
  三回目 63.84m/s
  四回目 62.19m/s
  五回目 63.11m/s
 平均初速 62.90m/s

11月末という時期を考えれば良い数値です。

それでは標的射撃を行います。
いつもの20mと10mです。



まるで夕方みたいな日陰になってますが、撮影したのは2時過ぎです。
日の高さが夏と冬でこれほど違うものかと思わされます。

お決まりですが上が20mで下が10mです。



標的射撃にはG&Gの0.28gバイオ弾を用います。
一ヵ月ぶりの射撃ですが、果たしてどうなるか…

それではご覧下さい。


ブログを初めて以来、最悪の結果になりました…
 20m 26発中 0発ヒット
 10m 27発中 4発ヒット

たった一ヵ月とはいえ、思いっきり腕が鈍ってます!
合計4発ヒットってどういうコト!?
右肩のゴリゴリ感は関係ありません。純粋にヘタなだけです。

むむむ…

気を取り直してブツ撮りです。
今回はブツ撮りが後になりました。

写真を撮ろうにも湖岸がずーっと日陰で真っ暗なので、かなり先の陽だまりまで歩いてそこで撮りました。



斜めからの木漏れ日なので光が弱いです。
でもそれなりに雰囲気のある写真が撮れました。
夏は緑の草で一杯でしたが、昨日は一面枯れ松葉です。

こんな所にも季節を感じます。



弱くても自然光の下だとブルーが表情豊かに発色します。
ブルーなのかパープルなのか黒なのか分からないのがまた良い感じです。
やっぱり銃の写真は自然光に限ります。
光が弱くても弱いなりに味のある画が撮れてくれます。



本当に美しいホーグのフェイクパールグリップ。
弱い木漏れ日でも十分発色しています。
本体のブルーとの相性は本当に抜群です!

もうちょっと強い光が欲しいので、日差しを求めて移動しました。



このくらい光があると良い感じの画が撮れます。
前にも書きましたが、銃は草木の緑を合わせると綺麗に撮れると思います。
ま、単なる私の好みですが。

反対側を撮ります。
構図をあれこれ考えるのも楽しい時間です。



ホーググリップのおかげで良い具合に無機質さが消えてくれました。
妙な表現ですが銃がイキイキして見えます。

私がコテコテのタクティカル銃を造らないのは、無駄のなさ故の無機質さや味気なさが嫌いなのかも知れません。
その手の銃を映画や雑誌で見るのは好きなのですが、いざカスタム銃を製作する時には木やシカ角、牛骨などの天然素材を組み合わせてしまいます。
今回のフェイクパールグリップもその流れにあります。本真珠とはかけ離れてますが、VZ Gripsなどの機能最優先グリップとは対極の存在です。

ちなみにタクティカル銃で最近カッコイイと思ったのが、映画『ワイルドスピード・アイスブレイク』に登場した ”Kimber Warrior SOF” です。



スライドのアースカラーがクールです。フレームもダークグリーンです。
独特のF/Rサイトがアレですが、それ以外はMEUベースに社外パーツを組み合わせればサクッと再現できそうです。
レイルフレームもタニオコバから発売されてますのでバッチリです。
劇中ではX300が装着されてましたので、製作するならX300も必要です。



こういうタクティカル銃も一丁は欲しいな~とは思います。
この銃はいつか製作するかも知れません。

しかし「既に誰かが造ってそう」とか「そのうちWAから出るんじゃないか?」とか思ってしまうのが悪い癖です。



先の話はともかく…

エル・ポトロ編はこれで終了です!




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