前回「ひとまず終了」と言っておきながら、早くも続編です。
マルイからシリーズ'70ニッケルフィニッシュの機能パーツが届きました。
いつも10日位かかるのに、今回は書留発送から5日位で届きました。
このくらいの日数なら許容範囲内です。
これ全部でAnvilのNightHalkタイプトリガーひとつとほほ同価格です。
「マルイ安っ!」というべきか「Anvil高っ!」というべきか…
袋から取り出します。
凄い輝きです。ギランギランです!
シリーズ'70ニッケルフィニッシュはショーケースに飾られてるモノしか見たことがありませんが、まーギランギランです。下品スレスレのギラギラっぷりです。
個々のパーツもギラギラが徹底されてます。
それでは銃を分解します。
今回はスライドも分解しています。
ロングリコイルスプリングガイドの外し方をすっかり忘れてたので、ちょって焦りました。ワンピース構造なのに穴が開いてるので余計に混乱しました。
交換するパーツを見ていきます。
まずはバレルブッシングです。
比較するのが可哀そうなくらい輝きが違います。
加えてニッケルフィニッシュ用は縦にヘアラインが入れられてますが…正直なくてもいいと思います。
次はスライドストップです。
これも違いが一目瞭然ですが、スリーブ状の軸部分は黒色で両者とも同じ部品が使われています。
メッキで軸の外径が太くなってたら面倒だな…と思っていただけに、これは嬉しい誤算でした。この構造なら作動が渋くなる事はありません。
続いてサムセフティ。
こちらは軸部分が特殊形状という訳でもなく、普通にメッキされてます。
見た感じでは外径に違いはなさそうです。
そしてマガジンキャッチ。
コレも全くの別物の輝きです。ご丁寧に中のネジまでメッキされてます。
細部まで抜かりはありません。
加えて実銃エル・ポトロはシリーズ'80ベースなのでマガジンキャッチはチェッカリングではなく、シリーズ'70と同じセレーションです。
今回のパーツ交換でこれも正確に再現されます。
まさに一石二鳥です。
メッキパーツなので取り付けがキツいかと思いきや、そんな事は全くありません。
むしろメッキのツルツルな表面仕上げのおかげで抵抗なく組み込めます。
あらかじめメッキの厚みを計算して微妙に小さく成型しないとこうはいかない筈。
シリーズ'70系は気合いが入ってますね~
フレームはこんな感じです。
ちょっと角度を変えると…光ってます!
キラッキラです!
反対側も光ってます!
右側はマガジンキャッチが意外と目立つんですよね…
削り出しのトリガーと比べると見劣りしますが、これだけキラキラなら十分です!
バレルブッシングもこの通り!
メッキバレルと一緒にキラッキラに輝いてます!
が、しかし…
この時、見てはいけないモノを見てしまいました。
あー、なんてこった。
コレです。
KM企画のロングリコイルSPガイドはポリッシュ仕上げなので、メッキのギラギラとは違う落ち着いた光り方です。
それは構わないのですが、ロングリコイルSPガイドプラグがくすみ切ってます。
おおお…
迂闊でした。
コイツは完全にノーマークでした。
こんな所にキラキラ化すべきパーツが隠れていたとは…
さてこのパーツ。
亜鉛合金の黒染めなので純正パーツには違いないのですが…
何の銃用なのか分かりません。
マルイ1911系とナイトウォーリアはノーマルプラグです。
ロングリコイルSPガイドが使われているのはハイキャパ系と○○ウォーリア系ですが…こちらはガイドロッドとプラグがツライチ形状のモノが使用されています。
全機種ブルバレルなので当然そうなります。
先端がこういう凸形状になったリコイルプラグはマルイ製品には存在しません。
WAのパーツでしょうか?
前オーナーさんが何の銃からパーツを取ってきたのか、今となっては不明です。
「銃の顔」とも言えるフロント部分のパーツだけがくすんだままなのは頂けません。
写真ではそれほど目立たなく見えるかも知れませんが、実物は物凄く目立ちます。
純正パーツが存在しない以上、社外パーツを投入するしかありません。
この形状のリコイルSPガイドはAnvilとPDIがラインナップしています。
Anvil 4,298円
PDI 4,644円
どちらも高い上にガイドロッドが余ってしまうのでもったいないです。
どうしたもんかな~とwebをさまよってると、ドンピシャの商品を見つけました!
KSKバレルブッシング対応ロングリコイルSPプラグ
リコイルプラグだけの単品販売です。
2,160円なのでAnvilやPDIの半額で済みます。
でも何となく今のリコイルプラグより長いような…
エル・ポトロはコマンダー化されているので、フルサイズ用のこの商品は長すぎて使えないかも知れません。ダストカバー部分の延長具合によりますが、実際に合わせてみないと何とも言えません。
ま、長すぎたら切断して先端だけ移植すればOKです。何の問題もありません。
という訳でポチりました。
吉と出るか凶と出るかは届いてからのお楽しみです。
銃を元通りに組み立てます。
曇天ですが雨は降ってなかったので外で撮影です。
それではご覧下さい!
前回と同じ様な写真ですが…
いやいや!各パーツの輝きが全く違います!
セレーションが入って光り難いマガジンキャッチも光ってます!
曇天なのにキラッキラです!
やっぱり右側のマガジンキャッチは目立ちます。
銃の中心付近にあるパーツなのでトリガーの次に目に入ります。
やっと周囲のステンレスパーツに負けない輝きになりました!
構図を変えてみます。
機能パーツの輝きが増しているのがお分かりでしょうか?
ダークブルーの本体とのコントラストが前回より鮮明になってます。
バレルブッシングの輝きが美しいです。
ココが光るとカッコ良さが倍増しますね。
やってよかったパーツ交換。
というか、なぜ製作時にやらなかったんだ?とさえ思います。
安易な亜鉛合金のポリッシュはやるだけ無駄ですね…
一年半でここまで劣化したのも驚きですが、純正パーツ流用という最もお手軽な方法で最良の結果が得られたのも驚きです。
あとはリコイルプラグをキラキラにするだけです。
到着は来週の中頃でしょうか?
どんなモノが届くのか、到着が楽しみです。
次回に続きます。